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奈良県 風屋ダム
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[奈良県県吉野郡十津川村]
風屋ダムは紀伊半島のほぼ中央、温泉地として有名な十津川村に位置します。本流筋の十津川と神納川の2河川のみで構成されている非常にわかりやすい形状です。規模的にもダムサイト付近から最上流域まで10km未満と小規模なリザーバー。また船外機の使用もOKなため、一日で全体をチェックすることが可能です。池原ダムに注目が集まるせいか、訪れる釣り人は比較的少なめ。スロープが整備されるまでは、まさにパラダイス的な釣れ方をしていたらしいのですが、現在でも魚影は依然として濃いため、状況がハマればエキサイティングな釣りが体験できるようです。特に真夏のバックウォーターは圧巻、サイトフィッシングをメインとしたかなり熱いパターンが存在するようで、大阪在住の友人は毎年夏が近付くと風屋詣でを開始するほど、どっぷりとハマっています。しかし、風屋名物の「ニゴリ」が入ると厄介。その形状と周囲の地質のせいか、一度入ったニゴリはなかなか抜けません。そんな時は下流域の放水口がオススメ。流れ込んでいる水が澄んでいて、周りのニゴリがきつい時がチャンス。風屋じゅうのバスが大集結しているのでは?と思えるほど魚影が濃くなります(これは修行僧も体験済み)。
また、この下流にある「二津野ダム」もいい感じで、風屋に引けをとらないポテンシャルがあるそうです。新しい設備が整ったエレベーター式マイボート揚降場(バスポイント二津野さん)があるので安心。温泉旅行を兼ねて両方のリザーバーを満喫、というのも楽しそうですね!!
■レイク・レギュレーション
入漁料…なし
エンジン…OK
ボートの揚降場所は2箇所、中流域の「レンタルボート川津」さんと、ダムサイト付近の村営スロープ(ともに有料)。
「レンタルボート川津」さんでは名前のとおりレンタルボートも利用できます(問い合わせ先07466-7-0667ガイドもされていると聞いたことがあります)。大阪方面からだと、ダムサイトへ行くよりも近いため人気があり、多くの人が利用しています。なので、旬の風屋情報も多く集まると思います(おそらく風屋マスターと呼ばれる人達はこちらを利用)。
一方、ダムサイト付近の村営スロープは、先述の揚降場からダムサイト方面へ、細い曲がりくねった道をかなり進まなければならないため、利用する人は少なめですが、減水気味の時は広々とした揚降スペースが水の底から出現、悠々と準備・揚降が行えます。車の駐車場所と、揚降場所は離れていますが、気の良い管理人さん(阪神タイガースの帽子が目印)が、軽トラで送り迎えをしてくださり、しかも、カートップ派にはボートの積み降ろしにも力を貸してくださるので楽々です。また、帰る時にはとびきりの笑顔で見送ってくださいます。私はこの管理人さんの人柄にすっかりほれ込んでしまいました。
さあ、あなたはどちらを利用されますか?
※冬期は休業されているようなので注意。(毎年3月ごろより営業再開のはず)
■アクセス
大阪方面から
西名阪自動車道柏原ICから国道165号橿原市方面へ。橿原市内から国道169号を南下→国道370号を西へ→国道24号→五條市内より国道168号を南下、あとは道なりで風屋ダムへ。
名古屋方面から
名阪国道針ICより国道369号を南下→榛原町で国道370号へ、そのまま南下→三茶屋交差点より県道28号→津風呂湖の北側を通り河原屋交差点より国道370号(169号との重複路線)を西へ→国道24号→五條市内より国道168号を南下、あとは道なりで風屋ダムへ。
※以上「銀山湖荒行」担当:太田
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リ…リザーバー荒行 ス…スモールマウスで癒されたい!! G…GONG OF GAME
黒…黒鱒釣競技生活 O…On The Ground く…くろますなヒト 知…知多道
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