釣行日
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2004年5月3日(月) |
場所
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奈良県 風屋ダム |
天候
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くもり時々晴れ |
風
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微風 |
状況
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大減水、激ニゴリ。上流域は一部クリア |
釣果
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31cm、32cm、44cm、25cm |
ルアー
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カットテールネコリグ、ジグヘッドリグ、ツネキチリグ |
リザーバー行脚in風屋ダム
前日のうちに移動を終え、十津川村役場駐車場で車中泊、ダムサイト付近にある村営のスロープに午前5時30頃到着しました。スロープ管理人の方はとても良い人で、私は最高に気に入ってしまいました。揚降料金も良心的な値段で、スロープは広く降ろし易い。カートップの人は、離れた駐車場へ車を停めなおさないといけませんが、その管理人の方が軽トラで送迎してくださるし、ボートの揚降も手伝ってくださいます。次に風屋ダムを訪れる時にはまた利用したいと思いました。琵琶湖では顔をしかめられる我々ですが、ここでは最高に歓迎してもらえます。久々に清々しい気持ちになりました。
さて、実釣の方ですが、スロープ付近ではそんなにニゴリは気にならなかったのですが、上流へ向かうにつれニゴリがきつくなり、中流域ではまっ茶色になってしまいました。バックウォーターへ行くと、クリアな部分もありましたが、水温はかなり低く12℃台しかなく(中〜下流域は16〜17℃台)、ボトムは丸見え、魚がいないのも丸見えでした。
中〜下流域に戻り、インレットを中心に少しでも水質の良さそうなところを順に狙いましたが、全く手応えを得ることはできませんでした。あまりの釣れなさに、ノーフィッシュを覚悟したころ、この風屋ダムでの最大のインレットとして、朝、上流に向かっていた際、目にした「放水口」がふと頭に浮かびました。水の動きが激しすぎるため、時期的にまだ少し早いような気もしましたが、他に思いつく場所もなかったので、とりあえず向かってみました。
到着すると、2〜3艇のボートが浮いていたため、「同じようなことを考えている人もいるのだな」と思い、しばらく遠目に様子を見ていると、なんと、超入れ食いモードにハマっているではないですか!25cm前後の小型は、ほぼワンキャストワンヒット、時折30cmオーバーもヒットしている様子。しまった、気付くのが遅すぎたか・・・。とりあえず、場所が空くのを待つため、他の場所を狙い、何度も様子を見に戻りましたが、この日最大のスィートスポットがそう簡単に空くはずもなく、時間だけが過ぎていきました。
そして12時頃、ようやく空いたので、そこに入ることができました。すると程なく、風に流された家族連れの和船レンタルボートが現れ、私の狙いたいスポットの真上に・・・ああ・・・。小さな子供さん二人連れで楽しそうにやっておられ、文句を言うのも大人気ない気がしたので、我慢してやっていましたが、やはりその船が入れ食いモードに入られました・・・。
そのような中、辛抱に辛抱を重ね、なんとか私にもカットテールツネキチリグにて30cmオーバーが2匹釣れたところで、その船は帰って行きましたが、時すでに遅し、入れ食いタイムは終わりを告げていました。でも、他の場所に行っても全く釣れる気がしなかったので、残りの時間はここで粘り切ることにしました。その努力が実ったのか、午後2時頃、カットテールジグヘッドリグでアフターのオス44cmをキャッチすることができました。次のバイトは午後4時頃、25cmをカットテールネコリグでキャッチ。それを最後にパッタリとバイトが止まり、午後5時頃、残念でしたがこの日の釣りを終了しました。

放水口です。
三日間のリザーバー釣り行脚で手にしたバスはたったの8匹と、当初の予想を大幅に下回る釣果となりましたが、フィールドとしては申し分のないところばかり。次回はもっと状況の良い時、再度トライしてみたいと思いました。
――― 全日程完全終了 ―――