釣行日
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2004年9月11日(土) |
場所
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三重県 三瀬谷ダム |
天候
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くもり、小雨 |
風
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微風 |
状況
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ほぼ満水。ややニゴリ |
釣果
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25cm〜36cm7匹。3匹でのウェイトは約2,000g |
ルアー
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カットテール、サタンワーム、ツネキチリグ |
修行僧、難攻不落の水中島に光明を見る!
この日もいつもどおり、もみじの里公園駐車場よりボートを降ろし、下流域よりチェックをはじめました。先週、心に決めたとおりスピナーベイトからキャストを始めましたが、やはり私の体の中には三瀬谷ダムでのハードベイトパターンのリズムがないため、どうも釣れるイメージが湧かず、わずか15分でスピナーベイトを断念、普段どおりのライトリグな修行僧へ戻ってしまいました(なさけね〜)。
下流域のワイヤーロープ近くにて、25cm、約200gの激ヤセキーパーをキャッチしましたが、その後は全くのノーバイト、ふと気が付けば山田クリークまで上がっていました。クリークの中は全くダメで、最初に狙ったクリークマウス部を再度狙うと、35cm、約680gのナイスキーパーをキャッチ。久々のナイスキーパーを獲れて嬉しかったものの、ここは誰もが狙う当たり前のスポットであり、また釣れ方も特にパターン的なものはなく、いわば交通事故的であったため、自分としてはいまひとつ納得できませんでした。それを裏付けるかのように、以降はまたノーバイト状態が続き、工事現場付近まで上がってから下り始めました。
35cm、約680gのナイスキーパー
そして、本田ワンドまで戻ってきた時、珍しくガラガラで、水中島を狙っている人も誰もいなかったので、早速狙ってみることにしました。本田ワンドは三瀬谷ダムで一番魚影が濃いと言われ、常時狙っている人の姿があり、実際、これまでのトーナメントでも上位入賞者が何回も出ている超優良エリアなのですが、私とはどうも相性が悪く、これまでに一度も良い釣りをしたことがありませんでした。今回も自信は全くありませんでしたが、他のエリアの魚影があまりにも薄く感じたので、バスがいるとわかっているこの本田エリアしか頼るところがありませんでした。
水中島を狙い始めても、やはりバイトはなかったのですが、絶対にバスがいると信じて、何度も同じスポットを狙い続けました。すると、遂に微かなバイトがありました。これは、あまりにもショートバイトだったので、どうすることもできませんでしたが、「ここにはバスがいる!」と信じ込むことができました。
さらにしつこく狙いつづけると、15時40分ごろにまたバイトがありました。私はいわゆる「電撃アワセ」ができないので、昔よく言われていた、「一瞬送り込んでバスの重みを感じてからアワセる」という方法でアワセました。それでなんとかフッキングに成功し、25cm、約210gをキャッチしました。この1匹で、なんとなく「釣れるリズム」のようなものを感じました。そして18分後、また同じような小さなバイトがあり、慎重にフッキングすると、なかなかの手応え、36cm、約660gのナイスキーパーをキャッチすることができました。これで、先に感じた「釣れるリズム」の感覚が掴め、16時50分ごろまでの間に、この日の最大ウェイト35cm、約690gと、25cm、約210g、25.5cm、約240gをキャッチすることができました。じっくり狙わなければならないので、手返しが悪くなるのが欠点でしたが、苦手な本田エリアでなんとか自分に納得のいく釣果を残せ、自信もつきました。
しかし、気になった点として、
【1】狙っている人がいない、ロープレッシャーな状況だったこと、
【2】釣れた時間帯が15時台〜16時台のトーナメント時間外だったこと、
以上があげられました。次は、異なった時間帯で、また、他の釣り人がいる状況で、今回のパターンを試してみようと思いました。