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2000年「よもやま話」【5】

長野県白樺湖出撃

 前回の予告通り、6月17日に長野県白樺湖に行ってきた。距離は私の自宅(名古屋市)から往復で約400キロ。琵琶湖南湖まで往復300キロ弱なので少々気合(?)を入れれば十分釣行可能なバスフィールドだ。湖自体の大きさは周囲約3キロで非常に小さい(普段見ている入鹿池が広大な湖に見えるくらいだ)。

 この湖の特徴は、北半分が池っぽく南半分はリザーバーっぽいという、一風変わった様相の湖で、いろいろな釣り方が楽しめるフィールドである。

 さて魚影はというと、小さい湖のわりには濃い印象をうけた。昨年の末ごろ工事のために水抜きが行なわれ、復旧するまでの間バスやその他の魚たちが無事生きていられるかどうか不安視されていたが、どうにか乗り越えたようだ。しかし今まであったウイードなどが激減し、水抜きで陸上に顔を出していた湖底は、以前とかなり変わってしまった。地元のアングラーに聞いてみると、釣り方やパターン、エリアの選定などが難しくなったらしい。

 そんな中私は釣りをしたのだが、結果から言えば数は9匹とまあまあ良く釣れた。サイズは35センチが最高で平均は28センチくらい。周りに聞くと標高の高い山上湖なので40センチ以上は少ないらしい。
 この日は終日雨。水温は19度前後。体感温度はとても低く寒い。そのせいかボートの数も10艇前後と少なかった。

 参考までに今回の釣果は全てライトリグだった。今回は全9匹中7本がドラッグシャッドのダウンショット、あとゲーリーヤモマトカットテールワームのノーシンカーリグとケイテックリトルスパイダーのダウンショットがそれぞれ1本ずつという内訳だ。いずれもアクションは派手にせず、待つ釣りが有効だった。全体にマッディーな湖なのでシルエットのハッキリするワームが良いようだ。しかしバスのアベレージが小さいためあまり大きすぎないワームのチョイスをした方が良いだろう。そしてバイトは非常に小さく、意外にもよく走るので繊細な釣りの勉強はできるし、フッキングできればファイトは十分楽しめるということでバスのコンディションは良好だ。

 …で、何でいきなり白樺湖なんて…と思った方も多いだろう。実は次の週にNBC長野チャプターが開催されたのだ。もう結果はでているのだが…たった1本しか釣れず撃沈でした(涙)。

 そんなわけで、ちょっと遠い湖かもしれないが、観光を兼ねて出掛けてみるのも良いだろう。スキーシーズンもいいけど、これからの暖かい季節も眺めは最高だ。それではまた次回。

以上、「週刊つりニュース」6月下旬掲載

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