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2000年「よもやま話」【4】

最近のマイブーム

 季節はすでに梅雨入り。雨にめげず、皆さんバスフィッシングを楽しんでいるだろうか? 私はトーナメントの練習やら試合やらで少々バテ気味だが、今は何と言っても梅雨。好釣果が期待出来るので、気合を入れてフィールドに通い続けている。

 さて、今回の「よもやま」は、最近マイブームになっているワームの使い方について話をしようと思う。それは、度々メディアでも紹介されているが、ワームを切ってつなげて、短くするなどして使うワームチューニングだ。

 さて、なぜこのチューニングが有効なのか。ただ小さくしたからと言って釣れるんだということは決して正解ではない。だったら始めから小さいワームを何でもいいから買ってこればいい話だ。このチューニングはワームの長さを変えることによって、フィールドに合わせたベイトサイズをマッチさせること、そしてバスのバイトを誘発させるアクションをしっかりと演出させることがこの方法のキモなのだ。

 確かに本来のワームの動きを損なうので、メーカー様には申し訳ない気もするが、このようなひと工夫は逆にメーカー様への提案「こうすればこういう動きをして、こんなに釣れましたよ」として考えることもできるだろう。皆さんもそうだし、私のようなトーナメンターもバスをキャッチするためにあれこれ悩みながら釣りをしているのだから、こういったことはあって当たり前かもしれない。

 作り方はカンタン。好きな長さにワームをカットしてライターで接続部分をちょっとあぶってつけるだけ。最初は接続部分が溶け過ぎて団子になったりズレたりと、上手く出来ないかもしれないが、これは慣れだと思う(ズレたらズレたで面白いアクションするかもしれないしね)。

 私の友人でもある山田さん(同じマスターズプロ)が得意なので一部見せて頂いた。写真を見ればわかると思うが、非常にキレイに繋がっている(私はこうもキレイにつなげられないのでウラヤマシイ)。

 ちなみにこれらを駆使して山田さんは今年58センチのビッグフィッシュを私の目の前でキャッチしている(これもまたウラヤマシイ)。

 写真をよく見れば分かる人には分かるかもしれないが、同じワームを短くするだけでなく全く別のワームを組合わせてみることも面白いだろう。さてこの写真を見てもともと何ワームなのか分かるかな? 私も山田さんの自宅でじっくり見せてもらった時には、いったい何と何をつなげたのか分からないものが多かった。しかし、アクションは間違いなく魅力的なものになり、よりさまざまなコンディション下においての対応ができるようになったということで、いくら賢いバスでもここまでやられると、参ったと言うほかないかもしれない。実際釣りをしている間でも思い付けばやってしまうそうで、私もその努力を見習おうとちゃっかり真似(?)している。

 いづれにしても釣りもひと工夫入れることは非常に大事。ソフトルアーに限らず、ハードプラグのアイの向きを調整することもそうだし、リップに鉛を貼ってスローシンキングにするのも工夫の一つだ。周りとは違ったちょっとした何かが、あなたの釣果をググッ!と上げることになるだろう。

 さあ原稿も書き終わったし、今から釣りに出掛けます。行く先は長野県白樺湖です! 初めての湖なのでどうなることやら。また誌面で紹介したいと思います。魚影は濃いそうですよ。

以上、「週刊つりニュース」6月中旬掲載

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写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
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