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2000年「よもやま話」【10】

南湖の穴場

  この残暑厳しい中、皆さんバスフィッシングを楽しんでいるだろうか。私も時間さえあればフィールドに通っているが、この猛暑に負けてしまい、ちょっと遅い夏バテに陥ってしまった。

 しかしそんな自分の状況とは裏腹に南湖ではいぜん好釣果が続いている。

 特に盆前後から北山田からディープホールかけてのエリアは絶好調で、びっくりするほど沢山のボートが浮かんでいるが、そんなフィッシングプレッシャーも何のその、40アップが次々と釣り上げられている。

 ルアーに関しては横にアクションさせるものが全般的に良いようだ。私の実績ではウイードの濃いエリアではスピナーベイト(スーパーデルタフォース1/2ozで白っぽいカラーがグッド)やテキサスリグ(デッドリンガー)、ウイードの薄い(パッチなど)エリアではそれらに加えてバイブレーション(LV-max500、TDバイブレーション)やクランクベイト(CB200)に実績がある。ダウンショットに関してはあまり良い話は聞かないし私も実績は少ない。しかしそれとはうってかわって、スプリットショットに反応が多かった。

 やはり横のアクションが絶対で少々ドラッギング気味に何もせず底の変化に頼ったナチュラルなアクションでリトリーブしていくとバイトが多い(ワームはリングワームやカーリーテール、ドラッグシャッドピンテール2.8インチ、カットテールワームなど)。

 さて、エリア選択について一言いい話を付け加えておこう。今の北山田に浮いているほとんどのボートがウイードエッジ付近である。実はそこからず〜っと沖に背の高いウイードパッチやウイードの島(加えて魚探には三次反射が出る)などがいくつか存在しているのだ。時折ポツンと沖に浮いているボートを見つけたら要注意。そこははるか沖のウイードアイランドかも?(近づく場合はゼッタイにトラブルを起こさないこと。あなたは先行者ではありませんので)。

 あとベイトとしては現在はブルーギルが主食だ。ブルーギルのバイトが多いエリアは要注意。また、朝はわりとブルーギルが水面にぷかぷか浮いて固まっていることが多いので、そのエリアも狙い目だ。

 最後に、今後もしばらくは北山田〜ディープホール人気は続くと思われる。絶対にトラブル、事故のないようにしていただきたい。楽しいバスフィッシングを無事一日過ごせるように。

 「おまけ」
今琵琶湖は大減水中である(私が今この原稿を書いている時点ではマイナス70センチを超えた)。南湖は下物を除いて、ほぼ底はウイードで占めてしまった。あまりに増え過ぎたウイードのせいで浅い場所は水通しが非常に悪いため、藻刈り船が8月下旬から出船している。

 そしてこうもウイードが増えると、普段はありえないディープまで太陽光が届いてしまい、南湖のど真ん中にもウイードが生えてしまった。そしてボディーウォーターでもあることからパターンにはまるかと考えて、そこをねらうアングラーが出てきた。

 しかしそれは絶対にやめてほしい。

 なぜならそこは観光船を始め多数の船が航行する危険な場所だからだ。迷惑はもちろんのこと大きな事故にもなりかねない。

 理解するのは簡単だと思うので、どうかよろしくお願いします。

以上、「週刊つりニュース」8月下旬掲載

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