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2001年「天国と地獄」【4】

マスターズ20位、湖南チャプター暫定5位

 7月6〜7日、琵琶湖南湖においてJBマスターズ第5戦が行われた。今年は東と西に分かれ、私が出場できるのは琵琶湖で行われる3戦のみ。そしてそれぞれの大会の上位60名が第7戦の河口湖決勝へコマを進めるというレギュレーションになっている。ということはそれに入れなかった選手は3戦でおわりということだ。私はすでに2回ともハズしてしまっているため、今回の3戦目が本当の意味での正念場となった。

 前日(5日)のプラクティスでは快晴。そのためシェードパターンを意識し、下物や六本柱でアイボールテールのジグヘッドやカットテールのダウンショット(ラインはアプロードメタルレーザー5ポンド)を使うとノンキーの中にキーパーが混じってくるといった感触をつかんだ。しかし明日は風向きこそ同じ南西風だが、天候は強風で雨という予報。私は雨や曇りのローライトコンディション下に備えて、パターンの組み立てをシェードパターン以外にもう一つ用意してプラクティスを終えた。

 6日は予報通り南西の強風で雨。特に下物から赤野井にかけてはボートポジションを維持することができるのだろうかと悩むくらいの荒れ模様。私は前日に決めたプランどおり、風裏になる西岸のシャローをノーシンカーで北から順に南へ下っていった。そして井筒で待望のバイトがあり600gのキーパーをキャッチ。しかしそのあとはノーバイトが続き、なんと帰着1時間前までその1本のみ。そこで2日目に使おうと思っていた魚礁とウイードの岬が合致するとっておきの場所へ移動(ここはこの季節限定の場所で夏になると水深が浅いためバスはつかなくなる)。そこで8インチデッドリンガーの10gテキサスリグのズル引き(ラインはメタルレーザー10ポンド)で2本のキロフィッシュをキャッチ。初日は2802gで55位だった。

初日の釣果。

 7日は予報に反して快晴。朝イチは曇りだったが、あっという間に晴れ渡ってしまった。風向きも北で前日とは全く逆。最初は前日の釣りを1時間ほど試して見たがやはりダメ。プラクティスで用意したシェードパターンに変更し下物へ向かった。

 下物の中でも特に狙ったのはエリア的にど真ん中で、さらにメインチャンネルに近い穴、それも急深なブレイクでシェードが形成されそうなところばかりを狙った。プラクティスで反応のよかったダウンショット(ハイブリッドタングステン3.5g+カットテールのワッキースタイル)で攻めるとブレイク一つにつき1フィッシュと言う具合でリズムよく釣れた。しかし5本目をフッキングしたときにブルーギルのような引き方だったので強引に巻いてくるとスレがかりのキッカー! 思いがけないことであわててドラグをゆるめたがすでに時は遅し。フックが外れてしまい、フックの先に残ったのは大きなウロコだった(悲)。残念だがこれも運と思いあきらめながら帰着。しかし2日目は2876gで28位となり、総合は20位に食い込むことができた。
 今回は天候にあわせた2つのパターンを用意したことが結果に繋がったと思う。これで第7戦のマスターズ決勝へコマをすすめることができた。

2日目の釣果

 さらに7月22日、現時点で総合5位の湖南チャプター第5戦に出場。前日は静岡に住む友人の結婚式に出席し、家に帰ったのは0時。急いで準備をして名古屋から琵琶湖へ走り、マリーナに着いたのは4時30分。疲れきってはいたが、気合いのみで出場しなんとか22位。暫定年間順位は5位のまま変わらず、なんとか首位戦線には残ったようだ。

 当日は快晴で蒸し暑くてほぼ無風。厳しいコンディションだったが、浜大津沖と北山田沖で3本キャッチしウエインすることができた(カーリーテールのジグヘッド)。全てフォーリングバイトであった。ちなみにこの大会の優勝は、本誌APCでもある太田さんで3700gをこの厳しい中持ち込んだ。

 ということで、今回は地獄はなし。天国はプロ戦の20位かな?今後もチャプターにプロ戦にと頑張りますのでよろしく!

 以上、週刊つりニュース掲載

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