今年は「ロッド破損イヤー」のようだ。先日も3本目を記録してしまった。1本目は私はプロデビューを果たしたころから長年愛用していたロッド。2本目は今年の春にネットオークションで落札した新品同様のロッド。そして3本目はＧＷに同じくネットオークションで落札したこれまた新品同様のロッド。このうち私の不注意で折れたのは1本。あとの2本は不可抗力である。実は4年前も「ロッド破損イヤー」があって、そのときも一年で3本のロッドを立て続けに折ってしまった。その時はクルマのパワーウインドーに挟んだり、ボートのコーンソールボックスのふたで挟んだりしたのが原因で、ある意味自分の不注意が呼んだ災いだと納得していた。しかし今年は違う。「何で折れてるの？」的なものが2本もあるからだ。ロッドはできれば一生ものとして使いたい代物。悔やむに悔やみきれない思いである。また4年後に訪れるのだろうか…（まるでオリンピック!）。

白樺バス。通称シラカバス。

　さて、少し前の話だが5月27日白樺湖チャプターに出場してきた。一週間前のプラではネクストワンのアイボールテール（スモークシルバーラメ）が好調で、当日キャッチした10本のうち6本がアイボールテールである。リグはスプリットショットでシンカーは2.2ｇ、ラインはアプロードメタルレーザー5ポンド。ズル引きでストラクチャーにぶつかった時のステイがキモであった。私はこのワームがでるまでＳワームを使っていたのだが、アイボールテールの登場でめっきり出番が少なくなってしまった。使ったことのない方は一度ためしていただきたい。しかしトーナメント当日は何と1本。自分は釣れなくても周りは釣れるという状況で、自分の運のなさに非常に悔しい思いをしたトーナメントだった（微妙にバスのいるレンジが違っていたらしい）。これが地獄一発目！

湖南。プラでは好調だったが…

　で、その長野の不調を晴らんとばかりに6月24日の湖南チャプターに出場。一週間前のプラでは堅田から若宮までの西岸のシャローでノーシンカーが絶好調。他のアングラーが沖へ集中するなか、私はシャローを独占。その日は4キロを楽に超える釣果となった

　しかしチャプター前日のプラでは全くシャローが×。これでは当日は釣れて1本くらいか…と不安になりあわてて沖へ。そしてノーシンカーワームを長時間ステイさせておくと、イージーにリミットが揃いそうな場所を2箇所見つけ、どうにか安心してチャプター当日を迎えた

　チャプター当日は雷と豪雨でトーナメント開始が遅れるくらいの荒天だった。中止かと思ったがエリア制限のルール付きのもとトーナメント開始。しかし…私が前日見つけたポイントはエリア外となってしまった。さらに制限されたエリアは前日にカンペキに見切ったエリアである。私はやる気があるのかないのか分からないままなんとかキャストを続けたが、エリア制限と悪天候のショックに案の定ノーフィッシュ。せっかく暫定2位につけていたのにこれで大きく後退してしまった（たぶん）。全体の釣果としてはやはり低調なエリアでトーナメントが行われただけに、持ち込まれるバスは釣れても1本か2本。リミットを揃えたのは1位の人のみ。シャローで時間ぎりぎりまで粘って5本揃えたらしい。5位で2200ｇとウエイトは非常に低いトーナメントとなった。というわけでこれが地獄二発目！
　なんと！2回連続で天国と地獄を味わう羽目になってしまった。次はプロ戦で7月6、7日に行われる。なんとかその日くらいは自分と自然のリズムを合わせ好釣果に繋げたい。

　それでは皆さん良い釣りを！