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2001年「天国と地獄」【2】

プラクティスとは・・・2

 「天国と地獄」…このタイトルで連載を初めてこれで2回目なのだが、どうもしっくりこない。というのも1回ごとに天国と地獄がなければいけないような気がしてならないからだ。このタイトル、良い言い方をすれば、良い日もあれば悪い日もあるさっ、となるのだが、究極な言い方をすれば、最高の幸せもあれば最悪の不幸せもあるなんて言い方になってしまう。前者ならともかく、後者なんてのはもってのほかだ。言葉の使い方一つでこんなに変わってしまうこのタイトルは、何だが恐ろしく感じる。それでそんなウマく天国と地獄なんて起きないさっ!と自分自身は本気で思っているが(というか言い聞かせている)、さて今回はどうなったのでしょうか? それはこのあとじっくり読んでください。

 私はGWに3日間釣りをしたのだが、釣り方とエリアが見事にはまり、初日4キロ超、二日目4キロ超、三日目6キロ超を記録した。とくに初日は2時間の釣果で匹数はわずか2本である。ルアーはTDバイブレーション。1本は2キロ計り振り切りサイズである。ちなみにGWにもっとも大船団かつ良く釣れていたと言われる赤野井沖は、二日目の夕方と三日目の数時間のみ、あとは全く別の場所ということで、「みんなと同じ場所じゃないぞ」的気分でホントニンマリ顔の三日間だった。プロ戦は7月までないので、周りを気にせずにノビノビ釣りができた。今回はライトリグメインの釣りでリグはダウンショットとジグヘッド。ワームはカットテールがメインだった。アフター特有のスローな釣り方ですべて釣っている。ラインはすべて感度が良くて耐久力抜群のアプロード「メタルレーザー」4ポンド。

 話は戻り、三日目は釣りニュースの表紙取材&ガイドを兼ねていたので、最高のパフォーマンスができた。しかし「いやー今回は最高の釣りだったよー。まさに天国!」と思ったのもつかのま、ロッドが一本折れてしまった。「あっこれって地獄???」と思ったが、このロッドは昨年折れたロッドのかわりに緊急でネットオークションで安く落札したものだったので、さして地獄と思えるほどオーバーではなかった。次週は湖南チャプター。そう、前回4位に入賞したトーナメントである。年間優勝(チャプターでは年間優勝者のみ、今年はクラシックへ出場できます)を狙うべく釣るエリアや釣り方も定まり、あとは前日のプラクティスを残すのみとなった。今回の成績次第(年間優勝の可能性がなくなった場合)では湖南チャプターをそれ以後出場しないと周囲に断言していたので、気合十分で臨むこととなった。

 そして前日(5/12)のプラクティスはどうにか好感触!さてトーナメント当日を迎えた!

 なんと当日は1時間で5本揃ってしまった。しかしその後が続かない。よく釣れるのだが同じサイズばかりで全く入れ替えができない、まさに金太郎飴状態となってしまった。この日はジグヘッドとスプリットショットに反応が良く、ウイードに乗せてステイさせるのがキモであった…がエリア的には私の浮いていた赤野井沖のさらに南のエリアが良く釣れており、さらにサイズも良かったらしい。私は残念ながらウエイトはのびず3キロを少し上回る程度で終わってしまった。コレを地獄ととるかとらないかは皆さんにお任せします。私自身はがっかりですが…。

 しかし!おそらくこの時点で湖南チャプターの年間総合はかなり上位だと思います(あとで確認したら2位でした)。このまま首位を奪って年間総合優勝!そしてクラシック出場権獲得を目指してがんばりますので応援よろしくお願いします!!

以上、「週刊つりニュース」掲載

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