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2001年「天国と地獄」【1】

プラクティスとは・・・

 季節はすでに春、初夏のような日差しをうける日も時折あるなか、皆さんのバスフィッシングはいかがでしょうか。私も今シーズンのトーナメントがすでに始まっており、練習とトーナメントの繰り返しを毎週のように続けているせいか、すでにバテ気味(ああ夏がコワイ…)。さて今回は天国と地獄を味わった2つのトーナメントをお伝えしようと思う。

 少々前の話だが4月1日、南湖で湖南チャプター第2戦が行われた。来週にプロトーナメントが控えており、ルール上ではこの日はプラ禁止なのだが、チャプターに出場する場合は例外と見なされているので、一日でも多く湖に浮かんでいたいと考えていた私はこのチャプターに出場することにした。

 しかしその前日は、ノーバイト・ノーフィッシュの完全ボーズをくらい、チャプター当日もあまり結果を期待せずに楽な気持ちで出場。で、やっぱりなーという感じでノーバイトが続き、そろそろ打つ場所もなくなってきたなと思って、あまりやらないマンメイド(ホントはやらなくてはいけないんだけど、私にとってはどうも釣れない気が先に立つんです)を打ちにいったところ、3箇所目のマンメイド、浜大津沖の白い取水塔で根がかり…かと思ったらバス! なんと私にとっては信じられない場所でバスをキャッチしてしまった。ルアーはネクストジグ1/2oz+ゲーリー4インチグラブ(カラーはともにウォーターメロン)、ラインは新製品のアプロードメタルレーザー10lb、10lbといえど12lbなみの強さを持っているので安心してランディングすることができた。狙い方はダイレクトに支柱にジグを送り込んでチョンチョンと軽くリアクションをあたえるだけ。この日は10時すぎから強風が吹いていたのだが、強風時のバスの動きの一つにストラクチャーにタイトにつきやすいということがあるので、それをもとに忠実に狙っていった結果だと思う。  

 で、そのバスはなんと2キロアップのプリバス。ホントにラッキーの一言につきる。その後も南湖中を走り回ったが、バスを追加することが出来ずにウエイン。しかしこの日は強風、寒冷前線通過にともなう水温低下などの影響でウエイン数は非常に低く、約200名のエントリーに対してキャッチしたのは20名。私は結果的に4位に入賞することが出来た。来週にプロトーナメントを控えていたため、このままのコンディションだったらもしや…というニンマリ顔をひそかに浮かべながら、この日は終了した。

 さて気分のいいまま迎えたプロ戦。当然ラバージグはスタンバイOK。予定通りマンメイド中心に走り回るがなぜがノーバイト。ここで落ち着いて考えてみる。あれ何か違うな、水温が先週よりもグイグイあがってきている…しかしそう思ったのが地獄のはじまり。パターンを即切り替えて、スポーニングエリア沖のウイードインサイドエッジを釣りに自衛隊沖へ。ここは先週まで水が良かったのだがこの日は最悪。1時間ほどで見切りをつけて井筒へ。ここで友人と会って「どう?」聞くと「5本だよ」とあっさり答えが返ってきた。やっぱり水温上昇でウイードにつくバスの食い気にスイッチが入ったんだ!と思ったが私にとってはすでに遅かった。この場所では朝イチからよくロッドが曲がっていたらしいが、そのほとんどがライトリグだったらしい。今からでも間に合うと思ったが、いかんせん私の腕はそんな繊細な動きのリズムに対応仕切れず全然釣れない。つまりラバージグのリズムが手から離れないのだ。そんな私の思いをよそに、周りではロッドが次々に曲がる…。途中風が吹き出してハードルアーの出番となったが、もはや手遅れ。すでにそんな瞬時に対応出来る心持ちではなかった私は、時間ぎりぎりまでライトリグにこだわってしまい、結果ノーフィッシュ。今年から初日は予選形式のため私の第2戦はこれにて終了。ね、天国と地獄でしょ?

 でも今は次のことを考えて猛練習してます。今度こそは!という気持ちで一杯!応援よろしくお願いします! (……あっそういえば去年もトーナメント一週間前に58B釣って翌週プロ戦でノーフィッシュ喰らったんだよなあ。来年は一週間前に釣ったらあかんなー)
 ではまた次回!

以上、「週刊つりニュース」掲載

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