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2001年「オカッパリ」【3】

南小松編

 今回紹介するのは南小松だ。最近ではメジャースポットになってしまい、数年前のような爆発力のあるポイントではなくなってしまったが、冬の釣り場としてはまだまだ捨てきれないポイントである。

 ここで釣りをするにあたって、まず一匹を思う方のために今回は港内をオススメしよう。小型が大半だが岩や沈船などストラクチャーが豊富なのでバスを多くストックしている。それにほかのメディアでは突堤ばかりを紹介しているので穴場的存在と言えよう。

 ここでの釣り方は大きくわけて二つ。ミノーやシャッドの釣りとワームの釣りだ。これから冬の2月手前まではミノーやシャッドの釣りが非常に効果的である。

 その理由は冬の食いだめなのか単純に水温が高いので活性が高いのか、ただ単純に季節感のない小型のバスだからか、多分そのあたりが理由だろうが私はバスではないので、釣れることは間違いないという事実だけでどうかご勘弁を…。

 まず水面直下かその付近にバスが見えていた場合はミノーで攻めよう。小型のバスには小型のミノーということでベビーミノーなどが良いだろう。そして目でバスが確認できないような時はベビーシャッドなどの少々水深を稼ぐことのできるルアーが効果的だ。アクションの基本はトゥイッチ。キャストして潜らせたあと、トントトン、トントトン(わかるかな?)というリズムでトゥイッチさせてやろう。このリアクションバイトを誘発させるアクションがバスには効果的である。バスは口でバイトするのもいればただルアーにアタックしてその際にフックが引っ掛かってしまうなど、一匹つれると連続で釣れてしまうのがこの釣りの魅力であろう。天候は曇りもしくは小雨の日がベスト。しかし最初に言ったとおり寒い2月になると不思議とヒット数は格段におちてしまうので期間限定(?)の釣りである。またトゥイッチ以外にもデッドスローノリーリングも効果があるのでぜひ試して頂きたい。

 さてそれが効かなかった場合。私はまずダウンショットを使うのだがどうやらそれも反応がなかった、どうしましょう?という場合に登場するのがネコリグである。最近ではダウンショットのマスバリにワームを背付けするとネコリグとかいう方がいるようだが、それは本来のネコリグとは違う。ワームの先にシンカーを埋め込んでマスバリにワームを背付けするのが本来のネコリグである。つまりシンカーを埋め込ませたノーシンカーということだ。私は村上晴彦さんがまだ地方のメディアに紹介され始めたころからその存在を知り、それ以来使用させて頂いている。当時は常キチリグ(ダウンショット)よりもネコリグが私にとっては全盛で、今でも切り札的リグとして使用することが多い。このネコリグの最大の利点はやはりベイトがボトムをつつく動作が演出しやすい点にある。シンカーを埋め込んだワームのヘッド部分でボトムを感知しなければならないが、その技術や感覚の個人能力は練習次第で何とでもクリアできるので、いつもダウンショットで飽きてしまった方は、ぜひチャレンジしてみてほしい。最近ではサワムラのワンナップシンカーのような小さくて重いタングステン素材のシンカーも発売されているので、少々小さなワームでもシンカーを埋め込むことが可能になった。

 私がこの南小松でネコリグに関してオススメするワームはエコギアのストレートワーム(テキーラサンライズに最も実績あり)。ダウンショットに関してはネクストワンアイボールテール(ウォーターメロンに実績あり)がオススメだ。アイボールテールはステイさせるとテールを上に向けてステイするため、生命感がありよりベイトっぽく演出することが可能だ。

 最後にここはほかメディアでも多数紹介されており小場所の割にはアングラーが多いほうである。地元の方々には絶対に迷惑のないよう釣りを楽しんで頂きたい。ではまた次回!

以上、「週刊釣りニュース」掲載

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