釣り人のヤル気をじわ〜っと沸かせる、ちょっと気になる釣りサイト「黒鱒.com」バスタックル
home
sitemap
link
about
くろますなヒト
目次

釣行日
2004年10月22日〜24日
ジャパンスーパーバスクラシック
場所
山梨県 河口湖
天候・風
気温・水温
●22日(プラクティス)
天気……晴れ時々曇り、風………強風
水温……16〜18℃
●23日(トーナメント初日)
天気……晴れのち曇り、風………微風
気温……5〜13℃、水温……16℃
状況……増水で濁り気味

●24日(トーナメント2日目)
天気……曇り、風………無風〜微風
気温……7〜14℃、水温……16〜18℃
状況……増水で濁り気味
状況
増水で濁り気味
ルアー
【タックル1】
ロッド:メガバスF1-67XS
リール:ダイワルビアス2004
ライン:東レスーパーハードフィネス3ポンド+東レフィールドメイト4ポンド
ルアー:ハイパーストレート、ガルプ、ザギーなど
シンカー:ACTIVEタングステンネイルシンカーなど
フォーミュラ:G-con魔法の液

【タックル2】
ロッド:EGスーパースピットファイヤー
リール:ダイワルビアス2004
ライン:東レスーパーハードフィネス3ポンド+東レフィールドメイト4ポンド
ルアー:ハイパーストレート、ハイパーシャッド、カットバックテール、ザギーなど
シンカー:ACTIVEタングステンシンカーなど
フォーミュラ:G-con魔法の液

【タックル3】
ロッド:メガバスサイクロンエボリューション
リール:ダイワピクシー
ライン:サンヨーナイロンメタルレーザー10ポンド+東レフィールドメイト10ポンド
ルアー:クランクベイト、ジグスピナー+リアルウォーカーなど

行って来ました、クラシック。

 まずプラクティス。はっきり言って全然釣れませんでした。一箇所だけ運が良ければネイティブが釣れるという場所は持っていたんですけど、それ以外はとっても厳しい状況で、釣れても25cmがやっと。とても30cmを超えるようなバスは釣れません。ましてや7本なんて夢のまた夢でした。

 ところが!! 毎年恒例の放流が午後になってじゃんじゃん行われて状況は一変。まっクラシック当日は岸釣り大会も併催(日曜のみ)されるし、年に一度の日本一大きな釣りイベントということもあるので、放流は当たり前と言えば当たり前なんですけど。ただ前情報(噂)では初日の途中に放流するとか、初日が終わってから放流するとかなんていう話を小耳にはさんでいたので、心のどこかに不安があったんです。だから放流したことで、気持ちの中でつかえていたものがぽろっと取れたみたいでホッとしちゃいました。やっぱ釣れないと…ねえ、イベント性にも欠けるし、ある意味仕方がないよなって感じです。放流する湖で勝負するのもトーナメントには変わりませんしね。トーナメンターとして皆戦う土俵は同じです。


開会式の風景

 で、初日。フライトは思いっきり最後という最悪なスタートだったんですけど。放流後なんで、もう思いっきり釣れ釣れモード全開です。まず大岩に入ったんですけど、瞬く間にハイパーストレートでリミットメイクです。もう放流バスって素直過ぎます。テクとかそういうもんは必要なかったですね。ただ最初の数時間は…。

 というのはバス君もルアーを学習します。あと人為的プレッシャーも加わって、なかなか口を使ってくれなくなっちゃったんです。たまに釣れても、サイズが一向に上がりません。そして黒鱒は大岩を出て、あちこちエリアを点々とするものの一本も入れ替えができずに時間は刻々と過ぎるばかり。んでここで黒鱒は勝負に出ます。

 例のネイティブポイントです。狙いは8m。ここに小さな岩がいくつかあるんですけど、ここを回遊するベイトとバスがいるんです。このバスを仕留めに向かいました。先週は35センチ。前日のプラではフックを折っていたものの、あきらかに35センチは超えただろう引きでしたので期待大。あとはタイミングだけです!

 ポイントに到着してキャスト開始。するとな〜んと2投目でバイト! これがめちゃめちゃ引きました。期待以上の魚にちょっとビビッてしまいましたが、ドラグを出している間は「これが獲れれば、これが獲れれば〜!」って感じで祈りつつドキドキしながら魚の勢いをこらえる自分がいました。で、しばらくしてバスを確認。1キロオーバー楽勝サイズです。これが入ればトップ争いに加われる! とネットを差しだし、あとは入れるだけっ! …。とそんな大事な場面で黒鱒は大変なことをしてしまいましたぁぁぁ。

 ネットの先でバスを“ゴツン!”と………。

 で“ゴツン”としたときに掛かっていたフックが口切れを起こし、さようならぁ〜。もう目が点ですわ。近くに2艇いたんですけど。そのうちの一人から「今バスでしたよね?」と聞かれ。「はぁい、そうっすよぉ…」と気のない返事。もうガックリ。そのまま帰着して初日は終了。幻となった魚はもう忘れるしかないんですけど、初日の順位は32位。悪くはない成績です。けどね、あの魚が入っていれば…と思うと、ねえ。あ〜大舞台でとんでもないことをしましたわ。


正座してる?う〜んバスボに復活したい!! せめて小型FRPでもいいから…

 で、二日目。この日はチャンチャンや大きなバス釣り大会などが行われるため、朝から湖は大混雑。ただ黒鱒は二日目とは違って15番目あたりと早いスタートでした。順位を追い上げるには丁度良く初日の鬱憤を晴らすべくスタートを切りました。


今回は韓国のバスプロの方々も参加されました

 で、最初は大岩ってプランを立てていたんですけど、早めのリミットメイクを目論む黒鱒にとっては大岩は厳しいと今日になって判断。それはトッププロが多すぎるから。黒鱒はですね、巻物で釣りたかったんですよ。つまりなかなか大岩ではやりにくいんですね。ミスキャストして邪魔になるのもなんだし。まっそんな状況を踏まえて大岩は諦めました。そこでキャストしやすいさかなやから入ることにしたんです。

 ほぼ一番乗りでさかなやに到着。すぐさまジグスピナーでマキマキするとあっさり1本目をキャッチ。これはイケルかもって思いました。ところがそのあとから船が続々と集まりだして、もう巻物どころじゃなくなっちゃいました。でリズムは崩れ、一応ライトリグに手を出して、ハイパーストレートで1本追加するも、あとは3度バラシをかまして2日目終了。もうめっちゃ消化不良で終わっちゃいました。

 結果総合成績は44位。残念な成績でしたけど。まっ良くやったかなと。幻でしたけどいい魚も掛けたし。これが大舞台に慣れてない表れかもって思いましたけど、次回はそうはイカンって感じですよね。

 さて、これまで黒鱒はクラシックには何度か出場してるんですけど、なかなか運が巡ってきません。これは何かが足りないんです。で今回少しだけ分かりました。改めて2日間を通して釣果に安定感がないこと。つまり上位に入るヒトは皆2日間を通してハイウエイトを持ち込むんです。今回はクラシックということもあってトッププロが勢揃い。今回黒鱒は初日32位でしたが、2日目に単日トップをとっても総合でシングルは無理だったんです。もしこれがマスターズとなると案外シングルが獲れちゃったりすることもまれにあるんですけど、トッププロが集まるクラシックにはそれが通用しないってことなんです。改めて上に君臨するプロは強いなって思いました。

 もちろん同時に追いつきたいっていうのも勿論あります。今回はよくやったと思う反面悔しさはかなりあります。まだまだ練習が足らないですね。次回は絶対負けない!! ていう強い気持ちを持って頑張りたいと思います。

 最後にクラシックダービーに投票していただいた方、ありがとうございました(結構多いほうだったみたい)。優勝はできませんでしたけどホント感謝してます。あと現在スポンサードしてくれているリミットメイカー様、リバース様、G-con様、そしていつもお世話になってるBlue Sky早川さん(300psギャンブラー乗せてね。もう台風来ないから♪)や家族、仲間達に大感謝です。来年はさらにパワーアップして頑張りますので宜しくお願いします。

FISHING NAVI
銀山湖荒行
アメスタ!!
GONG OF GAME
横山的・黒鱒釣競技生活
知多道〜CHITA WAY〜
写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
copyright(c)2005 kuromasu.com All Rights Reserved.