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くろますなヒト
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釣行日
2002年5月25日〜26日
場所
滋賀県 琵琶湖
JB2琵琶湖南湖第2戦プラクティス&本戦
状況

釣果

●25日
天候…晴れ
風…北 微風→強風
水温…18.5度→20.0度
釣果…ノンキーパー×5 キーパー×4
使用ルアーなど…カットテールのジグヘッド、ビッグデッドリンガーのテキサス、TDバイブレーションなど

●26日
天候…晴れ
風…北 微風→弱風
水温…19.5度→21.0度
釣果…ノンキーパー×4 キーパー×5
使用ルアーなど…カットテールのジグヘッド&ダウンショットなど

4790g。21位入賞・・・。

 今回は5月25-26日の琵琶湖南湖を報告したいと思う。25日は26日に開催されるJB2(2名1組で乗船して競うトーナメント)のためのプラクティス、26日は本戦である。

 25日は晴れ。水温19度(日中は21度まで上昇)。風は北風微風。この日はプラクティスのためあまり釣らずに場所を見てまわった。この季節は私の最も得意としているアフタースポーンの時期なのだが、まだプリが残っているので、正直なところ本当に私がトーナメントで上位を狙えるのはあと1ヶ月先だ。そこでまず今回は先取りする意味で1ヶ月先のポイントを見てまわった。大きいバスが入っているかもしれないと思ったからだ。

 西岸を北上し沖のウイードのアウトサイドエッジをチェックしていく。意外とフィッシュアラームが鳴り響くので、これは釣れるかな…と思い、ついついロッドを手にキャストしてしまった。場所はアクティバ沖。水深は4M。狙いを絞ってアウトサイドエッジのさらに沖にあるウイードパッチを重点的に狙った。しばらくバイトがなくて周りを見ていると、私の50mほど北でグッドサイズをヒットさせている人を確認。さらにその数分後またしても同じ人にグッドサイズがヒット。そして私も700gをキャッチ。リグはジグヘッド1/32oz。ワームはカットテールでラインはメタルレーザーの4ポンド。ライトラインなのはスローフォールを意識していたことと、感度を上げるためである。

 私もこの1本で納得し、明日ここに来よう! と移動の準備をする。しかしエレキの紐がスポッと抜けてしまうハプニングに陥り、移動するまでに20分ロスしてしまうドジを踏んでしまった(恥ずかしい〜)。どうやら先週つけた結び目の締め付けが甘かったらしい。皆さんも気をつけて・・・。

 気を取り直して今度はシャローをチェック。しかしアクティバとカネカで1つずつのネストを見つけただけで、スポーニングは終盤かなと感じた(27日の結果を見るとそうでもなかったようだが)。

 一応自分なりにシャローはパスと断言して、再度他のエリアの沖をチェックしていく。しかし、ノンキーばかりであまり感触が良くないため、西岸に私がよく入る水深3.5mにあるストラクチャーをチェック。しかしここは釣ってしまうともぬけの殻になる場合が限りなく100%に近いため、プラで入るには少々ギャンブルに近い。…が、そこは釣り人。1本だけならと甘い考えで入ってしまった。山立てをしてボートポジションととってキャスト。ルアーはデッドリンガー6インチ7gテキサスだ。するとズル引きしてストラクチャーに当たった時にバイト。でかい! 釣り上げると50センチジャストのキッカーフィッシュだった。「あーしまったー! 明日の魚じゃないか〜」。釣ってしまったのは自業自得だが、何と表現したらいいだろう。しくじったかもね…。このあとフックを折ってチェックしてみたが全くバイトなし。明日はここは無理かもしれない(結局27日は時間がなくて入れなかった)。

明日の魚?50up!

 このあとは浜大津で2本の700gをダウンショットでキャッチしたところ強風が吹き出したため浜大津で釣りが出来ず、時間的にも3時を過ぎていたためプラクティスを終了。明日はフィッシングプレッシャーの低かった浜大津でそろえて、アクティバで入れ替えのプランをパートナーと相談して決定しトーナメントを迎えることにした。

 26日も25日と同様に晴れ。風は北風微風。水温は22度くらいまで上昇しそうだ。8時にスタート。プラン通りに浜大津に直行した。

 最近出場するトーナメントではことごとくプラの結果を裏切られることが多いのだが、今回は違った。簡単にいえば1時間半でリミット5匹がそろってしまったのだ。ウエイトにして4キロは軽く超えただろう。ルアーは全てワームである。私はカットテールのダウンショット(バイブリッドタングステン3.5g)でキッカーフィッシュを含む2本をキャッチ。パートナーもグッドサイズを3本キャッチした。ちなみにカットテールのダウンショットのシンカーが重めなのはステイ状態を確実にさせるためである。この方法はアフターをじっくり狙う意味でキーポイントとなる。ポイントを絞り込んだ釣りであれば有効な釣り方となるので参考にして欲しい(5gでもOK)。ラインは張り過ぎず、たるみ過ぎずがキモである。

 1時間半という最近ではめずらしく早めにリミットがそろってしまったので、サイズアップを狙いに移動。あまりに早い移動となったので、ディープホールを経由して北山田で釣りをすることにした。。しかしノンキーばかりでキーパーが釣れない。ライブウエルには1本だけ30.5センチのキーパーぎりぎりが入っていたので、それを入れ替えたい。そこでまだ釣れるかもしれないと思い、浜大津で再度チャレンジ。

 ところが浜大津に戻るととんでもない光景を目の当たりにしてしまった。ウエイクボードがエリアを占拠しているのである。引波でとても釣りができない。少し沖で待機して見ているとウエイクボードが休憩(お昼ご飯?)のために離れていったので、すかさずポイントに戻って釣りを開始。しかしバイトはギルのみでノーバイトに終わった。そして最後のポイント、アクティバで移動を決意。

 最近は上位のウエイトが高いので、もう少しウエイトを上げないとシングルすら厳しいだろうと気合いを入れて釣りを開始。しかしなんだか周囲の状況がおかしい。つまりトーナメンターが全くいない。シャローには数艇いるが…。自分を信用して釣りを始めて10分20分40分…60分。あれれ?そんなはずは…。帰着時間も迫っていたので、最後までやり通してみたがはやり×。結局そのままウエインとなった。うーんバスはどこへ行ったんでしょうね〜。

 帰着を申告するためにウエイン会場にいくと早くもウエインバッグを持ったトーナメンターが長い列を形成していた。今日もよく釣れているようだ。このあと私たちもバスをウエインバッグに入れて検量に向かった。私たちのウエイトは意外と伸びて4790gあった。

 結果的には21位。良くも悪くもないという順位だが、とりあえず入賞。しかしお立ち台を狙うには7キロ持ってないと無理だったらしく、今回の私たちのプランではちょっと手に負えなかったようだ。

 上位1,2位はなんと私たちが通りかかったはずのディープホール。1位は10キロを超えていた。その他の上位はプリ狙いの方もみえたが、全体的にはアフター中心の釣りが目立ってきたトーナメントであった。

 さて、6月になれば梅雨も近づきアフターバスも回復傾向で活性が上がることだろう。バスベイトなどトップにも果敢にバイトしてくる、アングラーにとっては楽しい季節になるので是非釣りに出かけていただきたい。但し風をひかないように雨の日はレインウエアを忘れずに持っていくようにして下さいね。

 それではグッドフィッシング!

以上、週刊つりニュース掲載

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