釣行日
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2002年4月21日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖南湖 |
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天候…雨
風…強風
水温…?度
釣果…ノンキーパー×沢山 キーパー4匹(最大約42cm)
使用ルアーなど…カーリーテール、フォーチュンなど |
「遅すぎた悪夢からの脱出」
今回は4月21日の琵琶湖南湖を報告したいと思う。
この日の天候は雨。そして時折やや強い風が吹いていて釣りをするのは大丈夫な程度だったが、雨が自分の精神力を削るようで心配だった。またこの日はガイドで、常連の若林さんと友人の方をゲストに迎えた釣りとなった。あらかじめ雨と風の中の釣りになるがどうしましょうということで確認をとったあと、まずは出てみようということで出船。赤野井沖、下物シャロー、名鉄、アクティバを狙う。アクティバでは私に1バイトありプリスポーンのグッドサイズを釣った(カーリーテールのジグヘッド、ラインはアプロードメタルレーザー5ポンド)のだが、雨と風でゲストにはバイトが取れない状況が続く。結局11時頃に雨足が強くなりゲストと話し合いの末ガイドを中止しマリーナへ戻る。12時頃ゲストをお見送りしたのだが、私自身釣りをしたくなってきて再度出船。2時間ほど釣りをすることにした。今日回ったルートをもう一度おさらいのつもりで狙ってみようというわけだ。風はときおり強く吹くが一人なら問題ない程度で、雨もあまり強く降ることもなかった。
赤野井沖では狙い通りのウイードの変化があるところをスピナーベイトで通すと1キロアップのバスをキャッチ。スピナーベイトはちょっとリーリングに工夫が必要で、キャストごとにリーリングの仕方を変えると良かった。あまり詳しいことを言えないが、ヒントとしてはシーズナルパターンにあったバスの動きに注目し、バスがどんな動きをしているかをポイントごとにイメージすることだ。結局赤野井沖ではノンキーを含めて5本のバスを釣って移動となった。
名鉄沖はボートの数が多くスピナーベイトがキャストしずらかったのでネクストワンフォーチュンのジグヘッド(もちろんトリプルAAAフォーミュラに漬けてあります)をドラッギングでウイードのツラ付近をトレースしてみた。するとノンキーの入れ食いとなりキーパーはさっぱり。おまけにブルーギルまで釣れてしまう始末。フォーチュンやトリプルAAAの効き目は十分納得がいくものの、エリアの選択と釣り方に問題あるのかなと判断しアクティバへ向かった。
時間がなくなってきたのでアクティバでは30分しか釣りはできなかった。本当はウイードを見て釣りをしたかったが、風で水は濁り、とてもそれをできる状況ではない。そのため先週までのウイードの位置を思いだし、ロッドとラインに集中しながらカーリーテールのジグヘッドをキャストしていった。すると場所はバラバラだが、バイトは確実にあり3本のグッドサイズをキャッチ。またツラをフォーチュンで流してみたが、ブルーギルのバイトばかりでバスのバイトはなかった。バスは水温低下により活性は下がり、ストラクチャー(ここで言うのはウイードのかたまり)についていたように感じた。そして今度はデッドリンガーのジグヘッドに変更し、同じ狙い方でやってみると同様にバスのバイトはあった。サイズは35センチと小さいがプリスポーンとはっきりわかるお腹をしていた。ルアー自体にはそれほど気にすることではなさそうで、ようはバスの目の前にルアーを通せるかが問題だったようだ。これでこの日の私の釣りは終了。ちょっとバスの活性が低く難しい釣りだったが、動きをしっかり把握していればバスは触れることが分かった。ちなみにフォーチュンは是非トライしてみて欲しい。ジグヘッドやノーシンカー?ダウンショットなどいろいろな使い道があり、フォルムも珍しいのでバスにはあまりスレていない。ノーシンカーはそのままでも超スローフォールして使えるのだが、もう少しフォーリングを速くしたいと思ったらネイルシンカーをボディに埋め込んでみるといいだろう。
それではグッドフィッシング!
(JBトップマスターズプロ入谷高広)
以上、週刊つりニュース掲載