釣行日	1999年8月22日
場所	滋賀県　琵琶湖
天候	晴れ時々曇り
風	弱風
状況	表水温…29℃前後
ルアー	----------

　今回は８月22日の琵琶湖南湖の釣行を報告しよう。

　コンディションとしては天候…晴れ時々曇り、風…弱風、表水温…29℃前後といったところだ。

　さてこの日は仲間内のミニトーナメントが行われた。私は昨年の優勝者（ちょっと自慢）なので今年も気合が入っていた。しかし最近はグッドサイズがなかなか釣れず苦戦必至だ。ルールはプロ戦と同じだが、短時間トーナメントのため、今回のみ30cm以上３本の合計重量で競われた。

　参加者は９名（うちプロは８名！）。私は静岡からはるばるやってきた友人の大滝プロを同船しての参加となった。

　さて、木の岡の取水塔からスタートして最初に向かったのはディープホール周辺のウイードエリア。前日のガイドでまあまあの釣果を残した場所だ。前日に釣り切ってしまった可能性もあるが、新しいバスが入って来ていることを祈りながらキャストを開始。しかし残念ながら小バスの嵐に見舞われあえなく撃沈。

　そして北山田へ移動。ここではバイトなし。困ってしまい浜大津へ向かうが、これまたバイトなし。そして困り果ててディープホールへ向かうがまたまたバイトなし。あれよあれよとすでに２時間経過。二人は暫し途方に暮れる。

　ちょっとあきらめ気分で、再度ディープホール周辺のウイードエリアへ移動。しかし運良く待望のキーパーをキャッチ（歓喜！）。ルアーはミードヘッドのダウンショットリグだ。そしてスグに２本目もキャッチ（ヤッタ！）。リグは同じだ。しかし大滝さんには残念ながらキーパーのバイトはなかった。かなりポイントがスレている感じをうけた。

　そして30分後、私のバイブレーションプラグに来ました３本目！ それもグッドサイズのバスだ。これで一応リミットメイク完了。一気に北上し勝負に出ることにした。すると赤野井や下物で他の参加者を発見（フフフ、見つけたぞ）。状況を根掘り葉掘り聞くと、どうやら似たような釣果のようだ。グッドサイズを３本もたなければ優勝できないことが分かり、目が炎に変わる（ウソ。えっ古い？）。

　名鉄周辺へ。ここで私はダウンショットとジグヘッド。大滝さんはテキサスで勝負にでた。しかしその思いとは裏腹にバイトするのはノンキーのみ（悲し）。残念ながら、このままウエインとなった。

　ウエインはアングラーズインで行った。優勝は２５５０ｇを持込んだ小笠原プロが優勝。３本ともグッドなバスであった。北東にあるウイードのアウトサイドエッジを丹念に４インチワームのダウンショットリグで狙ったそうだ。

　２位は松永プロ。下物をテキサスで狙ったそうだ。

　３位は私。残念ながら優勝は出来なかったが、意外にもいい結果だったので満足であった。１位〜３位の入賞者、およびビッグフィッシュ賞の商品等の授与終了後、ワームやプラグの目隠しつかみ取り（かなり皆真剣かつ過激。裏Ｋ-１とも言う）を行い無事（？）終了となった。

　ちなみに終了後は大滝さんと釣りを再開。大滝さんは堅田周辺のウイードエリア他で２本のグッドサイズのバスをビッグワームのテキサスリグでキャッチしたことをここに追記しておこう（私はノンキーのみだった）。フォローになったかな？

　ではまた良い結果が出たら報告しよう。（ＪＢマスターズプロ 入谷高広）以上、「週刊つりニュース」掲載