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くろますなヒト
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釣行日
1998年3月9日
場所
山梨県 河口湖
天候
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無風
状況
水温6.5℃
ルアー
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 随分春らしくなってきた。皆さんもどんどんバスフィッシングに出掛けていることだろう。私も同じように各地へ釣りまわっているところだ。

 さて、釣行記を報告するのは、随分御無沙汰だと思う。今回はちょっとばかり遠いが、3月7〜8日の2日間、河口湖へ出掛けた時のことを報告しよう。

 6日の夜、近所の迷惑にならないように真っ暗闇の中、ボートやタックルを静かに車に乗せ、一路河口湖へ車を走らせた。

 7日の夜中4時前に河口湖に到着。仮眠を少しとって、辺りが明るくなったところで釣りの準備を開始することにした。そして8時前に出船。この時点では、風はほぼ無風、水温は6.5度くらいであった。

 もともと経験がほとんどない湖なので、目に見える場所を少しずつ叩いていくしかない。また船の機動力も、琵琶湖のようにバスボートではなく、エレキだけ搭載した少々非力なものだけに無理もできない。べつに、湖を一周しようなどと無謀なことはみ微塵も思っていないので、割り切って釣りをするつもりだ。

 まずは、放流がさかんに行なわれることで超有名となった、グラブワンド周辺である。しかし、とにかくアングラーの多いこと!岸も多いしボートも多い。魚探もろくにかけられる状況ではなかったので釣りをしながら少しずつ地形を把握していくことからはじめた。そして放流の回遊性や他のアングラーの動きをみながら自分の動きを臨機応変に合わせていくことにした。

 しばらく状況をみていくうちに、ブレイクぞいに変化のあるところをみつけ、そこへ最近板についてきたダウンショットリグをキャスト。なんと一投目でヒット!しかし釣れてきたのは20cm弱のバス。サイズこそ小さいが、ひさしぶりの河口湖で釣ったバスなので正直嬉しくもあり、ホッとした。そして少ししてからまたバイト。しかし、今度はなんだか引きがいつもと違う。水面まで引き寄せてくると、ニジマスだった。

 かれこれ2年近く前に河口湖へきたとき、自分はバスを釣りに来たのに、マスしかつれなくて、あれ?今日ってマス釣りに来たんだっけ?と勘違いするような悔しい思いをしたことがあった。そのことを思い出し、またかよ〜なんてほざいている自分がかっこ悪く感じた。

 少しずつポイント移動をしながら釣りをする。河口湖大橋東側の3分の一を流したところで、風が強く吹き始めた。突風まじりの状況となり、エレキがきかなくなってきた。せっかく来たのだからと粘ってはみたものの、突風と寒さには勝てず、正午にギブアップ。他のアングラーも同じようにギブアップモードになり、岸へ戻ってきた。

 …というわけで、なんとバス1匹、マス1匹で終了してしまった!魚探もろくにかけていない。非常に残念な1日となってしまった。しかし、そのあといろいろな人から、最近の河口湖の状況などの情報を得ることができた。そういった意味では、話の出来る時間が持てて良かった気もしている。

 実は来週、ここでプロトーナメントが行なわれるため、今回の釣りはいわゆるプラクティスのつもりだった。しかし明日も天候が良く、風も強くないと聞いたので明日はじっくりプラクティスが行なえそうである。

 そして8日、この日は7時過ぎに出船した。この時点では昨日と同じく無風であった。青空の拡がるたいへん気持ちのいい天気である。この日はダウンショットリグを中心にミノー、ラバージグをセレクトして、プラクティスに望んだ。しかしあくまで今回は地形をしっかり把握することが先決なので、釣りに夢中にならないように注意した。

 溶岩帯を一通り流した(グラブワンドから畳岩まで)ところ、サイズは小さいが数は20匹(22〜28cm)ほど釣れた。無風で天候も良く水温が上がってきたことを考えると、バスもサスペンドをしていると容易に予測できた。したがってそれに対応できる先程のタックルが功を奏したのである。

 ちなみにここでは先週雪がつもったことで、気温の上がりやすい場所が容易に把握できたため、全体を把握するのに大変役にたった。まだこの湖に慣れていない自分にとって、これらの収穫は非常に貴重なものとなった。ただ放流に関してはこのあと1週間でどうなるか(放流が行なわれるのか)分からないので釣り方はこの時点で断定できない。

 来週も今回と同様の機動力とタックルで望むことになると思うが、そのことを言い訳にせずに、できるかぎりの努力で挑むつもりである。良い結果が出たら是非報告しよう。

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