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くろますなヒト
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釣行日
1997年8月23日〜24日
場所
滋賀県 琵琶湖
天候
晴れ
無風
状況
水温27度前後
ルアー
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 まず23日、まだ夜が明ける前に名古屋から琵琶湖へ向かう間、終始雨が降り続いた。しかし、琵琶湖に着いて間もなく晴れ間も覗き、天候は回復してきた。風もほとんどない。そんな中、6時30分頃にボートを降ろし、釣りを始めた。水温は約27度。水位は平年並みのようだ。

 まずは3mラインの広範囲なウイードエリアに入った。この理由はただ一つ。夜明け時に感じたのだが、ほんの少しだけ涼しさを感じたからだ。秋の訪れのようなものを感じた。

 よって、少なからず水温にも影響を与えているだろう。私は真夏に比べ長い間この3mラインのウイードエリアに深場へいく前のバスがとどまるに違いない、そう考えたのだ。

 まずはバイブレーションプラグを引いてみる。やはりバイトは非常に多い。しかし、季節感のない小型バスがほとんどだ。残念ながら、ほかのバスたちは、まだまだ夏のパターンにガッチリはまっているようだ。

 しかし、一つ収穫があった。今日ベイトタックルで本格的に釣りにチャレンジしたウチのカミさんが、キャストを短時間でマスターし、小型ながらもバスをキャッチした(それも数投でいきなり)ことである。これは私も嬉しかった。

 その後、ジグヘッドリグで30cmほどのバスを3匹釣り、ディープホールに移動した。

 相変わらずディープホールは、超人気である。入れるすきまがない! 仕方なくその周りのウイードエリアで釣りをする。ここでは30cm以下のバスが数匹スプリットショットリグで釣れたのみで終わった。

 そしてしばらくしてディープホールのブレイクに入ることが出来、釣りを開始。すぐにジグヘッドリグで30cmをキャッチ。同じようなサイズを1本追加し、ルアーをディープクランクに変えた。ブレイクを10分ほど流した時に初めてのバイト! しかし、あまり引かない。あれウイードかな?と思って巻いてくるとなんともまあニゴイではないか。以前愛知の入鹿池でヘラブナを釣ったことがあったが、今回もそれに継ぐ珍事(?)である。

 その後木の浜へ向かうが30cm以下の小型がバイトするだけで感触はよくない。そのあと下物、赤野井沖、浜大津で釣りをするが、小バスばかりで、結局ニゴイのあとはなにもイイことがなくこの日は終わってしまった。

 そういえばニゴイを釣ると一日コケるって誰かが言ってたっけなあ…。スーパーブルーのまま私は明日の爆釣を祈りつつ眠りについた。

 24日、この日は朝から快晴。暑い日になりそうだ。8時過ぎにボートを降ろして釣りを始めた。まず朝イチは東岸よりのウイードエリアに入り、バイブレーションプラグを試す。5投目くらいでバイト。少々やせ気味だかなかなかのサイズである。この調子で、今日は昨日のうさ晴らしとなるか?

 その後木の浜へ向かう。最近私が注目している沖のブレイクで釣りを始める。ルアーはジグヘッドリグとスプリットショットを使った。30cmほどのバスを私とカミさんで3匹キャッチすることが出来た。

 次に下物へ向かう。しかし、ノーバイト。早い見切りですぐに西岸へ移動する。カネカ沖のウイードエッジへ向かう。まずはスピナーベイトをエッジに沿ってリトリーブするが、ノーバイト。そしてジグヘッドに変え、もう一度そのエリアを流してみることにした。

 そしてバイト。しかしこれは引きが今までと全然違う。これなデカイ! ロッドが水中に引き込まれ、夢中でドラグを緩め、ラインブレイクを阻止する。

 2分位経っただろうか。幾分かはバスも弱ってきたようだ。ラインを少しずつ巻いてくると、わずかだかバスが見えてきた。やはりデカイ。バスはまた強烈は引きで水中へ引き込もうとする。

 しかしここで私はすぐにでもキャッチしたい! というあせりがでてしまった。ラインを今まで以上に思い切り巻いたのだ。私はずぐ、その行動に気がつき、巻くスピードを少し緩めた。するとバスは、図ったかのように思い切り浮いて来た。ここでジ・エンドである。ラインは緩み、フックはそのバス浮いた勢いではずれてしまった。きっと50?はあっただろう。非常に悔しい。

 その後ディープフォールに入るが、昨日からエンジンの調子が良くなかったので10分ほどでやめて、マリーナへ戻りロッドオフ。

 今回の2日間は、イマイチの結果に終わってしまった。せっかく見つけたビッグバスにも見放されて、非常に残念であった。この次の週末からトーナメントが毎週のようにつづくのだが、パターンが見つけられずに苦しむことは容易に予想出来る。しかし出来る限りのことは精一杯するつもりである。また良い結果がでたら、報告しようと思う。(入谷高広)

以上、「週刊つりニュース」掲載

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