2009年9月27日(日)、20名のアングラーが集まり、愛知県唯一の天然湖である油ヶ渕を舞台に「2009年度ランカーズ第7戦ガンクラフトカップ」が開催されました。ランカーズ戦は1997年から始まり、毎年3月から11月まで毎月開催されるショアトーナメント。ローカルアングラーズクラブ「ランカーズ」が主催し、学生から社会人まで幅広い年齢層が参加しています。レギュレーションは25cm以上3本の合計長寸で競いあい、毎月の大会ごとの表彰のほか、ポイントランキングによる年間チャンピオンを決定し、年間上位はバスボートでの琵琶湖ガイド一日券が副賞として贈られます。
トーナメント当日は晴れ。南東から吹く秋の風です。ここ数日は朝ひんやりして日中は真夏日となる日が多かったので、プラクティスに出た参加者に聞くと、2,3時間で3,4本のキーパーサイズがキャッチできるなど、結構イージーに釣れているようでした。
しかしこの日は少し状況が違い、冷え込みの影響でターンオーバーとなり、水質があまり良くなかったので、参加者が事前に立てたプランは変更せざるを得ませんでした。まずは水質の良さそうな本湖に絞って、素早くシャローをランガンするか?それとも水の流れに期待して、流入河川を狙うか?とりあえずどちらかを試してみなければ分からない状況です。
まずは7:00、今年度4連勝を狙う祥君が、本湖見合橋の碧南市側にある矢板周辺を狙い33cmをキャッチ。ルアーはカットテールワーム1/64ozネコリグ(カラーはウォーターメロンパープルフレーク)。矢板沿いにリーリーングし、ウイードに引っかけて外したところでバイトがあったそうです。おめでとうございます!
次に8:00、Oちゃんが、本湖安城市側の水門付近を狙い31cmをキャッチ。ルアーはフリックシェイク4.8インチ1/64ozネコリグ(カラーはダークサンダー)。Oちゃんはプリプラ時に良い感触を得たポイントに入り、早速岸沿いをリーリングするもなかなかバイトに持ち込めずにいたそうですが、フリックシェイクに替えてみると数投目にバイトがあり、今度はフッキングを成功させたそうです。おめでとうございます!
次に9:00、またもや祥君が追い打ちを掛けます。朝鮮川と半場川の合流点を狙い33cmをキャッチ。ルアーはダムダムホッグ3インチの5gテキサスリグ。祥君は、いったん本湖を見切って河川に移動すると、岸沿いに張り付いている45cmクラスを発見し、見事バイトに持ち込んだものの惜しくもバラしてしまいました。しかしその近くのブッシュに居着いていた別のバスを発見し、すかさずダムダムホッグをキャストしてフッキング成功!あいわらずお見事です。おめでとうございます!
このあとはしばらく沈黙が続きましたが、その間ノンキーパーがよく釣れていたほか、参考記録になりますが、大会運営委員のワッキーさんも32cmのバスを朝鮮川河口裏の水路で釣り上げていました。やはり最近の油ヶ渕は好調ですね。しかしターンオーバーの影響は多少なりとも受けているようで、今大会に限ってはシャローか河川が有効のようでした。
そして10:20、水野君が沈黙を破り、新川河口にある水門付近で31.5cmをキャッチ。ルアーはゲーリーバズ(カッコイイですね〜♪)。油ヶ渕の水門は、湖に向かってコンクリートが2mほど伸びています。そしてその先にジャカコが階段状に沖に向かって数m伸びているのが特徴です。水野君はジャカゴにバスがいるのではないかと考え、コンクリート部分に立ち、反対側のジャカゴの沖へキャストしリーリングして見事バイトに持ち込むことに成功したとのことです。おめでとうございます!
で、その後も釣果が伸びると思いましたが、残念ながらタイムアップ。なんと祥君が無敵の4連勝ということで幕を閉じました。いや〜、強すぎです。
表彰式では恒例のじゃんけん大会など、いつものように大盛況でしたが、今回は特に今回はガンクラフト様からの協賛品がとても豪華でしたので、その盛り上がりは異常なものでしたよ!! ガンクラフト様、ありがとうございました!!
次回「2009年度ランカーズ第8戦10FEET UNDER(イヨケン)カップ」は10月18日(日)油ヶ渕で開催されます。もちろん初めての参加も大歓迎なので、興味を持った人はぜひ参加してみてはいかがですか?お待ちしています!!
第7戦の結果
優勝:祥君 33cm、33cm
準優勝:水野君 31.5cm
3位:Oちゃん 31cm
大会運営メンバーのため参考記録:ワッキーさん 32cm
(釣れた時刻は9:50、ルアーはスワンプクロウラーネコリグ、ポイントは朝鮮川河口そばの水路です)