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横山的・黒鱒釣競技生活
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釣行日
2007年9月22日(土)〜9月23日(日)
場所
長野県 野尻湖
天候
くもり時々小雨
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水温
約20℃
釣果
初日ノーフィッシュ
2日目ノーフィッシュ
参加ポイント5点のみ
ルアー
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またもや野尻湖スモールに惨敗!!
  …マスターズイースタンリーグ最終戦・野尻湖

 第1戦・4月の山梨県・河口湖、第2戦・5月の福島県・檜原湖、第3戦・7月の茨城県・霞ヶ浦と東日本のそれぞれタイプの違う湖をトレイルしてきたJBマスターズ・イースタンリーグもいよいよ最終戦、舞台は2週間前のTOP50戦で惨敗した長野県・野尻湖です。

 最終戦を前に私の暫定年間成績は8位です。目標のA・O・Y(アングラーオブザイヤー)を獲るには厳しい順位ですが、前回のTOP50戦をはずしているだけに年間5位までに与えられるTOP50昇格権(私の場合は残留権)と年間10位までに与えられるジャパンスーパーバスクラシックの出場権は何としてでも手に入れたいところです。

 今回の試合は直前までTOP50旭川ダム戦のプリプラを行っていたので前日プラのみ、前回の試合(TOP50野尻湖戦)からの季節の進行を調べることから練習に入りました。


 前日プラに出てまず感じたのがボートの多さです。さすがに大人数で戦うマスターズ戦の直前プラ、TOP50戦で人気だった琵琶島西側のフラットは大船団です。一般アングラーの数も多くてさすがに人気フィールドの野尻湖だけのことはあります。
 船団を避け、まずはTOP50戦の2日目ラストにラッシュが掛かった琵琶島南岸に入りアイスクリームシャッドのドラッギングから試してみます。が、しばらく続けたものの全くのノーバイトです。あのロッドを引ったくられるような強烈なバイトを期待していたのですが・・・。キャロライナリグ、ノーシンカーと試しましたがどれも不発、そのまま琵琶島東側に移動していきます。この琵琶島の東側は砂地のフラットが続く西側と全く違い、ゴロゴロと大きな岩が多数沈むエリアです。7mラインに沈むその岩の1つにバーチカルにダウンショットを送り込むと初バイト、600gクラスをキャッチ! 同じ岩にもう1度ルアーを入れるとまたバイト!! さらにロック帯から離れた岸寄りのブレイクでも小型ながら数本のスモールをキャッチできました。その後は湖の各エリアを廻ってみますが全く反応は無く、翌日の本番では琵琶島のロックエリアを重点的に攻めてみる作戦に決めました。


 9月22日、マスターズイースタンリーグ最終戦の朝です。スタート地点に近い琵琶島東岸は次々にフライトしていく選手の船の通り道、少し離れた場所に待機して選手全員のフライトが終わってから釣り開始です。ここは見落としがちなエリアですがそれでも目を付けていた選手の船が数艇浮かんでいます。狙いの7mロックになんとか入ることができダウンショットを送り込みます。ボトム着底後はラインを弛ませステイ、次にゆっくりとラインを持ち上げると重みが! すかさずフッキング体制に入りますが途中にスッポ抜け・・・ミスってしまいました。周りの選手はぽつぽつとスモールをキャッチ、ライブウェルへ収めていきますがこちらはその後ずっとノーバイトです。かなりの時間が経って「そろそろ移動かな?」と思っていたころに2度目のバイト! 引きからしてまずまずのサイズと思われるこのバスはファイト中なんの前触れもなくハズれてしまいました・・・。

 こうなると悪循環で「ここでもう少し粘れば次のバイトがあるはず!」、と思い込んでも釣れるのは周りの選手。ロック帯を見切り沖側のブレイクをキャロライナリグで攻めてもノーバイト。バスが浮いているのでは?と思い琵琶島の南岸までアイスクリームのドラッギングで流しますがノーバイト。東側に戻ってくると「横山くんが出て行った後に釣れたよ」と言われる始末・・・アッという間に時間は過ぎてこの日は1番やりたくなかったゼロ申告をすることになってしまいました。


 9月23日、大会2日目・最終戦の最終日です。この日も琵琶島東岸からスタート。前日の様子から大岩本体よりも周りをちょっと浮かせて、あるいは沖側に落ちているブレイクの10m前後を探ってみることにしました。
 しかし前日までのプレッシャーで全くのノーバイト、何をやってもダメです。琵琶島南岸、そして西岸の大船団へと移動しますが昨日釣れていたこのエリアもめっきり釣れなくなっていて帰着時間ぎりぎりまで釣り続けましたがノーバイト・ノーフィシュのままこの日も無念のゼロ申告です・・・。

 こうして2007年度のマスターズ・イースタンリーグ最終戦は幕を閉じました。今回は参加ポイント5ポイントのみで年間順位は8位→28位に大幅に降下、マスターズルートからの来期TOP50残留権とクラシック出場権は逃してしまいました。


 試合後、落ち込みながらタックルの片付けをしていると野尻湖ガイドの丸山プロからアドバイスが。「スモールは動きが速い。前日良かったパターンも一晩で簡単に崩壊するから、試合中見失ったら色んなエリアを素早く廻り、色んな釣り方を試してその日の正解を見つけること。もし答えが合っていればすぐに答えてくれるのがスモールです。」

 そういえば前回の試合でも終了直前に釣り方を変えた途端にウソのような入れ食い状態になった経験がありながら今回は思い切ったことが何も出来ないまま惨敗してしまいました。

 完全に気持ちが「守り」に入っていたことに反省、状況変化にアジャスト出来ない自分の弱さを思い知りました・・・。

 プロである以上結果が全て、誰にも負けない結果を残すために自分の足りない部分を気付かせてくれた試合になりました。

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写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
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