釣行日
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2007年7月20日(金)〜7月22日(日) |
場所
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福島県 檜原湖 |
天候
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曇り(20日)、雨(21日)、晴れ(22日) |
風
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水温
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約20℃ |
釣果
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初日 3本・1664g 39位、2日目 5本・2174g 16位、3日目 5本・2372g 2位 総合第16位 |
ルアー
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エコギア・サンスン、ジャッカル・マイクロフリック、スナイプ・バキューム1.5インチ 3/64〜3/32ozダウンショットリグ |
スモールパラダイスは大激変!?
…TOP50第2戦in福島県・檜原湖
6月に開幕となったJBトーナメントのトップカテゴリー・TOP50シリーズもアッという間に第2戦がやってきました。今回はこの試合のプリプラ〜試合本戦の様子をフォトレポート風にお贈りしたいと思います。
激タフだったマスターズ戦から1ヶ月とちょっと、今年3度目の檜原湖はさわやかな青空で迎えてくれました。
プリプラ開始、マスターズ戦のときとは違い釣れ釣れモードです。狙うスモールはアフタースポーン、まずは2〜3mのロック帯をノーシンカーでスローに攻めると300〜500gクラスが連続ヒット。それにしても檜原湖スモール、本当によくファイトします!
プラを進めるうちに普通の釣り方ではサイズがなかなか伸びないことが判明。そうならば、とこの試合のために用意したオリジナルチューンの虫ルアー「横山バタフライ&モンカゲロウ」を使った虫パターンを試すとグッドサイズを選んで釣ることが出来るようになり、1日1〜2本ながら1キロクラスのスモールもキャッチ出来るようになりました。連日、5本のトータルウェイトは2900〜3600gをマーク!!
もちろんパターンが大きく変わってしまったときの為に魚探掛けとGPSマーキング作業を1日延々行う日も。この時点ではディープは全く釣れませんでしたが、本戦ではこの作業が大きな意味を持ってくることに・・・。
東北限定?のセブンイレブンの「味めし」です。プラ中の昼食はもっぱらコレです。安くておいしいのでメッチャおすすめです!
虫パターンでスモールより釣れたのがこのサカナ。和製ボーンフィッシュ?ならぬニゴイ、デカくてファイトはスモール以上でまじめに狙うと非常に面白いです。が、フック外すと手がヌルヌルに・・・しかも、まぁまぁクサイです。。。
プリプラ日程を終え、いつもの下道ドライブでとある目的地へ。季節は7月、標高の高い檜原湖から下界に降りるとさすがに夏の暑さです。
到着したのは茨城県・霞ヶ浦の大山スロープ、マスターズ第3戦の舞台です。前日プラのみ入ったのですが感触は相当厳しい・・・大荒れのなかノーフィッシュ覚悟でのスタートです。
初日は北利根川、2日目は桜川と全く逆方向のエリアを2日間ともテキサスリグでのカバー撃ちで攻め、両日とも1本ずつで総合31位に。優勝は同じ関西から参戦している実力派・南プロ、おめでとうございます!
この試合を終えた時点でマスターズ・イースタンリーグでの私の年間暫定ランキングは13位→8位にジャンプアップ!! 残すは9月の野尻湖での最終戦のみです。
TOP50戦前週の日曜日、福島チャプター参戦のために今年4度目の檜原湖へ。
台風接近の風雨の中、レギュラーサイズ2本のみのキャッチで終了・・・。プリプラで有効だった虫パターンおよびシャローのノーシンカーは全く通用しなくなっていました。結果はダメダメでしたが状況の激変に気が付いたこと、楽しく研究熱心な福島チャプターの方達と知り合えたことと収穫の多いチャプター参戦でした。
TOP50の直前プラは2日間。チャプター戦の結果を踏まえ、6〜8mのディープメインにダウンショットで反応を見ます。月島エリア周辺のハンプでは単発ながら500〜600gクラスが釣れることを発見、プリプラ時には全く釣れなかった場所です。直前プラ2日目は釣りをせず、新しいハンプ発見のために魚探掛け。トータル約50箇所のハンプをマークできたところでプラは終了しました。
7月20日、いよいよTOP50第2戦・檜原湖戦初日のスタートです。
この日は前日見つけたハンプで朝の第1投目から460gのスモールをキャッチできたにも関わらず3本のみの1664gで終了・・・初日の順位は39位です。730gのナイススモールを釣り上げられたことでなんとかギリギリ得点圏内でしたが、スモールが廻ってくるタイミングに合わすことが出来ずに終わってしまいました。
7月21日、試合2日目は前日の失敗から出来るだけ移動しないように廻るハンプを3箇所のみに抑えてスモールの廻ってくるタイミング、喰い気の立つタイミングを待つスタイルに変更。「5本リミット」を最優先させた結果、800gクラスの悔しいミスがあったものの、終了直前まで入れ替えを繰り返し2174g・単日16位に。2日目までの総合順位で27位に入り、第1戦に続きうれしい予選ラウンド通過!! 最終日に進むことが出来ました。
7月22日、いよいよ全てが決まる最終日です。前日の最後に入れ替えラッシュになった沖のハンプは3日間の試合の間他の選手から全くのノーマーク。TOP50最遅を誇る!?愛艇シーニンフ12Kでも試合2日間で1番平均サイズが良かったその場所に入ることができ、この日も釣り開始。
最初のバイトまで少し時間が掛かりましたが、魚探でベイトの群れ(ワカサギ)を確認できたと同時にバイトラッシュ!! 600gオーバーを含め1時間足らずでリミットメイクに成功!後半は魚探を見ながら1匹1匹シューティングで搾り出し、1箇所のハンプで入れ替えを繰り返して快心の展開で終了。
ウェイイン結果は2372g、なんと最終日は単日2位です。そして総合順位を16位までジャンプアップさせることができました。
最終日、2日目までの上位の選手はトレーラーウェイイン。ギャラリーも一杯で盛り上がっていました。
そして今回の檜原湖戦を征したのは2004年度エコワールドチャンピオンの瀧本プロ!予選2日間を終わって暫定トップ、最終日はさらに差を広げての初優勝です。ほんとうにおめでとう! カートップアルミの意地を見せられたね!!
今回の檜原湖戦、プリプラからの激変や初日の動き過ぎからの失敗など波乱の1戦でしたが、最終日は満足できる展開で終わることができました。早めにリミットが揃った2日目以降はスコアを大幅に伸ばすラージマウスを狙いに行く時間もあったのですが、プラでも見つけることが出来なかったギャンブルを試合本番でやることは自分の釣りではない、と少しずつでも地道にスコアを伸ばすことを優先させました。このことには後悔していませんし、今回の結果は今後のステップアップをより決意する自信も付きました。
次回試合は9月のTOP50野尻湖戦。次も全開でやるしかないです!!