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横山的・黒鱒釣競技生活
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釣行日
2007年5月19日(土)〜5月20日(日)
場所
福島県 檜原湖
天候
雨時々曇り(19日)、曇り(20日)
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水温
約12℃
釣果
初日 2本・912g 27位、二日目 ノーフィッシュ
総合第42位
ルアー
Snipe Vacuum 1.5in(ショートダウンショット)、メガバス・X−70

東北の春はいきなりやってきた!
…マスターズ・イースタンリーグ第2戦in福島県・檜原湖

 マスターズ第2ラウンド、今年もやってきました! 遠征シリーズ第1弾・福島県、裏磐梯はスモールマウス・パラダイスの檜原湖戦です。

 昨年、初めて経験した檜原湖戦は7月上旬。今年は約1ヵ月半早い5月の開催、もちろん未経験の時期です。今回は日本海・国道8号線経由の快適ドライブでまずは試合1週前の木〜土曜日の3日間の予定でプリプラクティスに檜原湖入りいたしました。


 まず驚いたのが気候の違いです。とにかく寒い! 5月といえども防寒着が必要な早春の寒さで(朝の気温なんと4〜5℃!)水の中もスポーニングには程遠く、昨年の試合であれだけスモールの魚影の濃かった檜原湖とは同じ湖とは思えないほど全く釣れません。

 さすが東北、そして標高の高い檜原湖、春まだ遠しといった感じです。こんなときはジャークベイトで間違いなし!と出来るだけ水温の上がり易そうなエリアのシャローを片っ端からミノージャークで通していきます。数箇所目のスポット、弧鷹森のシャローで初めての魚のチェイス、んんっ?バスや無いな、ニゴイかな?と思ったんですがもう1度キャストするとやっぱりニョロニョロ〜とミノーを追っかけてきます。次のキャストでヒット! やたらファイトするそのニゴイ?を寄せて来ると白い斑点があります。あれっ???、なんと40cmオーバーのイワナをキャッチです!

 ちょっと、というかかなり嬉しかったのですが今回はマスターズ戦のプラということを思い出し、別エリアをやはりジャークベイトで流してチェック。この日は湖西岸の月島の北にある小島周辺で1度30cmクラスのスモールのチェイスがあったのみで終了。


 次の日は朝から大荒れ、しかもメチャ寒いのでプラは断念。琵琶湖か霞ヶ浦でしか見たこと無いくらいの荒れっぷりでした・・・。


 プラ3日目は快晴、この日はミドル以深のステージングエリアを意識してジグヘッドとダウンショット中心にチェック。数箇所のウイードが残っているこれは!と思えるエリアでも完全ノーバイトのお手上げ状態。プリプラ最終日のこの日は夜に本場・喜多方ラーメンをマスターズの仲間と食べに行き情報交換しましたが皆全く釣れていない様子で、もう1週間の季節の進行に期待するしかない! という結論に達しました。


 そして試合前日プラ、朝から強風で寒く期待していた季節の進行は全くなさそうな雰囲気。

 とりあえず風が治まるのを待ってプラに出船、早春に強いという湖南のエリアをチェックしますが予想通りのノーバイト。そのまま北に向かいながらプラの進め、とあるエリアで盟友・小林プロと遭遇。「釣れないねー・・・」などと言いながらまったりしていると小林くんのキャロにヒット!しかもなかなかのナイスサイズです。このエリアは他の選手にはノーマークらしく皆ちょろっと釣りをする程度で通り過ぎてしまいます。
 その後は他のエリアを廻りますが全く反応が無く、ついに1匹のスモールにも触れないままプラは終了してしまいました・・・。


 5月19日、マスターズ・イースタンリーグ第2戦の朝は雨で明けました。

 少し暖かめの雨、これは状況が好転するかも、と思いましたがプラで得たデータはミノーでの1回のチェイスと前日の小林くんの1本のみで全然自信が持てる状態ではありません。

 スタート後、向かったのは前日の例のスポット。地形的にプリのスモールが差して来そうなこのエリアなんですがなぜか小林くんと私の二人だけでエリアをシェアしながら釣りスタート。雨天の今日はもちろんジャークベイトでブレイク上を通していきます。

 シャロー側からキャスト、連続ジャークさせてくるとスモールマウスがチェイス! しかしUターン。次のキャストでもチェイス、またUターン・・・幸先良く2回のチェイスがありましたが手強いです。少し離れたスポットでまたまたチェイス、やっぱりUターン。また別のスポットでもチェイス、かなりナイスサイズのそのバスもボート際まできてUターン・・・。

 前日までには無い「春」を感じさせるミノーへのチェイス、しかしチャンスをものに出来ません。しばらく時間を置いたあと、最初のチェイスがあった場所を沖側からブレイク上にうっすら見えるブッシュの際をかすめるようにミノーをジャークさせるとなにかがヒット!この日5度目のチェイスでようやく300gほどのスモールマウスバスをキャッチすることに成功! ラインを2.5ポンドに、ロッドを1番手軟らかくしたことでようやく今年初のスモールマウスをヒットに持ち込めました。

 このバスをキャッチしたタイミングで朝から降っていた雨が上がり、あれだけあったチェイスも無くなってしまいました。とりあえず1本キープできたことでホッと一息、前週のプリプラのとき唯一ミノーでチェイスがあった月島北の小島へ移動しましたが行ってみてビックリ、選手が一杯で入る隙間もありません。諦めてもとのエリアにすごすご戻ります。やはりここはノーマーク、バスもまだ多いようで小林くんにも数回チェイスがあったようです。天候が変わったことで、朝バスがチェイスしてきたブレイクの下側3〜4mをライトリグでスローダウンさせて攻めてみることにします。まずはキャロライナリグで広く探りますが反応無し、ダウンショットリグにもノーバイトです。ふと思いつき、ダウンショットリグのリーダーを5cm程と短くし、ブレイクから落ちきった4mフラットをごくゆっくりズル引くとグッと重みが! 生命感を感じスウィープにフッキング、2ポンドラインをかばいリールのストッパーOFFで対処しながらランディングに持ち込んだのは600gオーバーのナイススモールマウス!! ヒットルアーはいつものバキューム1.5inです。

 これで2本目、あの釣れなかったプラから考えるとかなり満足できるスコア。その後、時間一杯までライトリグとジャークベイトで攻め抜きましたが追加は出来ず、ウェイインに向かいました。
初日の結果は2本で912g。

 プラでの不調から打って変わって一気に春がやってきたようでこの日は参加者全体の約半分の80人がバスを持ち込み、私は27位からのスタートになりました。


 5月20日、大会2日目の朝はスタート会場での待機から始まりました。というのも湖の南側半分以上が濃霧に覆われ危険防止のため9時半まで様子を見てからのスタートするかどうか決めることになったのです。時間になっても霧は晴れず、スタート地点の早稲沢キャンプ場から北のエリア限定での大会になることが決まりました。昨日釣ったあのエリアが今日の競技エリア外になりショック・・・昨日の上位陣のほとんどもエリア外で釣っているようで大波乱が予想されました。とはいっても決まったことはしょうがない、条件は全員一緒とプラスに考え、白紙状態からバスを見つけるつもりでスタートしました。

 プラで全く触れなかった北エリアを広く探るべくジャークベイトを使いますがノーチェイス。崖崩れしている場所から水中岬が伸びているスポットをキャロライナリグでロングステイさせて探りますがここでも駄目、また広くジャークベイトで流しますがアッという間に帰着時間が迫りこの日は無念のノーフィッシュに終わりました。

 エリア限定の影響でさすがにこの日のウェイインは20名のみ、二日間バスを持ち込めた僅かな人が上位を占める結果になりました。そして私と同郷出身の瀧本プロが4位入賞!! おめでとうございます!

 私はなんとか総合42位にとどまり、第2戦を終えた時点でこのマスターズ・イースタンリーグの年間暫定成績で13位に付けることができました。

 前回と同じくプラで全く見えなかった状態からのスタートにしてはラッキーなこの順位。しかし2戦とも2日目にバスを持ち込めていないことには反省、いかにルールが変わろうともアクシデントがあろうともなんとか耐えて確実に釣ってこれる力を付けることが課題ですね。A・O・Yの道は遠し、でもまだまだこれからです!

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