釣行日
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2006年7月8日(土)〜9日(日) |
場所
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福島県 桧原湖 |
天候
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初日:晴れのち雨、2日目:くもり時々雨 |
風
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初日:ほぼ無風、2日目:ほぼ無風 |
水温
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約21度 |
釣果
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初日2本・742g(160位)、2日目5本・1,596g(52位)、総合108位 |
ルアー
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マル秘チューンドエコワーム(通称・ハイパーぶどう虫Ver.1)ノーシンカーリグ |
東北進出!桧原湖は天国に一番近いレイク?・・・マスターズ・イースタンリーグ第3戦in福島県・桧原湖
マスターズ・イースタンリーグ戦もついに最終戦、舞台は福島県、裏磐梯は桧原湖。ついに東北地方進出、京都在住の私にとって今期一番の大遠征です。しかーし、やっぱり今回も下道トレイル、今回は琵琶湖湖岸道路→岐阜→松本→沼田→日光→那須→猪苗代→そして目的地、裏磐梯・桧原湖というコースで現地到着いたしました。
食事時間以外ほぼノンストップで丸1日、ややフラつきながら到着した夕暮れの桧原湖はとんでもなく美しい景色で迎えてくれました。とりあえず先にプリプラ入りしていた長瀬くんと合流、夕食がてらいろいろ情報を聞いてみると虫パターン中心にかなり数は釣れ、プラがすごく楽しいと語ってくれました。そしてこの日あったJB霞ヶ浦戦を終えて駆けつけた小林くんも合流、対・桧原湖戦用の秘密兵器も披露してくれこちらも気合充分!この二人はマスターズ・イースタンリーグの暫定6位と5位。私もマスターズ全国暫定3位なのでそれぞれ相当の意気込みで翌日からプリプラを開始しました。
プラを始めた初日は結構苦戦、シャローレンジからチェックし始め自分の釣り方ではノーバイト。午後になり湖南の島エリア・ミドルレンジのダウンショットでなんとか数本小さいスモールマウスをキャッチできました。
もちろん試合で入れば間違いなくキッカーフィッシュとなるビッグなラージマウスも探しに行って、シャローのカバー絡みで1〜1.5kgクラスを何本も見つけたのですが、相当数が少なくさらにスプーキーだったので今回のメインにすることは無理と判断。水深・水通しなど条件の良いハンプをGPS(普段はビッグレイクで迷子にならない為の位置確認にしか使ってないです・・・)にひたすらマーキングすることにプリプラ後半は専念しました。
そして、入った前日プラではびっくりの大増水。とりあえずマーキングしたハンプをフックを折ったリグでチェック、前週よりやや不安な反応具合でしたが5本はすぐ揃いそうで、気になっていた北エリアのフラットが釣れないことを確認し試合当日は条件の良いハンプに全てを掛けることにしました。
7月8日、いよいよマスターズ・イースタンリーグ第3戦、初日のスタートです。フライト順は良くなかったもののマークしたハンプは28箇所、うち好条件のハンプは6箇所、どれかには入れるはずと思いリラックスして南に向けて勢いよくスタートしました。
まず、目指すはプリプラでグッドサイズが連発した最高条件の「スモールの湧く」ハンプ。が2人の選手がピッタリと先行・・・。
めげずに2番手、3番手、4番手・・・とマークしたハンプを廻っていきますが全ての有力ハンプに先行者アリ・・・。
仕方なくサイズは落ちるもののプラでは数が釣れた高圧ブイ横のハンプに入ったものの待望のバイトに上がってきたのはスーパーノンキーのみ、遠目に南に見えるプラで単発だが600g台の出たハンプも先行者が・・・。ヤ・バ・イ・・・こんな筈では・・・。
行く当ても無く北に向かいボートを進めるとシャローフラットに船団、もしかして自分のやっていることは根本的に間違っているのでは? 疑念が頭をかすめましたがプラで自分がチェックしたもっとも浅いトップが1mを切る浅いハンプに望みを掛けることにし西岸・島エリアへ移動。
目視できるハンプのショルダー部に沿ってノーシンカーワームをフォール。バイトが出るまでじーっと待っているとジワッとした重みが!2.5ポンドラインをかばい、時間を掛けランディングしたバスは500g近いナイスサイズのスモールマウス。
1本目をキャッチしホッとしながら次のキャストをするがバイトが続きません。アレッ?プラでは1本釣れると必ず続けてラッシュに入ったハンプなのに・・・。あきらかな状況変化に困惑しながら別のシャローハンプに。
入ってすぐキーパーぎりぎり、200g台のスモールをキャッチできましたが、ここでもラッシュどころか1本も追加できないまま帰着時間を迎えました。
帰着に戻るとウェイイン待ちの長蛇の列!しかもほとんどの選手が5本のキーパーを揃えてきている様子・・・。ショックを受けながら2本のみでの検量、ウェイトは742g、219名中160位と最悪の結果で初日を終えました。
夕方、買い出しに行くとこの日を12位で終えた長瀬くんと遭遇。自信がみなぎっている言葉から色々なヒントを聞き出せました。「シャローを丁寧に、普通に釣りをすれば釣れるよ!」と教えてくれ、そして「今日はデカいのを3本残してきたから明日は楽しみだよ〜」とこの試合をすごく楽しんでいる様子でした。
明けて二日目、マスターズ・イースタンリーグ第3戦・最終日です。
この日の作戦はプラで魚が濃かったハンプの近くの岸辺、ハンプそのものは完全無視でアドバイス通り岸に向かってフツーにノーシンカーワームを撃っていく、というものです。
スタート後、目的のシャローは先行者無し、沖のハンプには数艇の先行者が。気にせずシャロー、見えている岩にノーシンカーワームをキャスト。じーーっ、と待っているとすぐに待望のバイト!370gのまずまずのナイスキーパーをキャッチ!
「ナイスフィッシュ!」と声が掛かり、振り返ると長瀬くんの姿が。聞くとなんと既に昨日残してきた850gのビッグスモール(!?)をキャッチしたとのこと。こちらもとりあえずヒットパターンは掴んだので同じ方法を少しずつ移動しながら試すと270〜320gを次々とキャッチし、なんと40分ほどで5本のリミットメイク!前日には考えられない好調さです。
サイズアップを図るため南エリアに移動。高圧ブイ近くのシャローで1本入れ替えに成功!その後もできるだけ人が入ってなくプレッシャーの低そうなシャローエリアを次々に廻り5g単位の入れ替えを繰り返しました。
ラスト40分、最後に入ったのは朝一入った島周りのロック帯。30分で島を1周廻るつもりで丁寧に1投1投時間を掛けていきます。ポロポロ釣れるものの入れ替えできるバスが入らないまま帰着時間が近づいてきました。
目の前にこれはいそう!という、いかにもという感じの大岩が水中に見えたのでノーシンカーワームをそこにキャスト。ラストキャストになったその1投にきたのは350gのナイスキーパー!入れ替えを済まし急いで帰着しました。
ひさびさの5本ウェイイン、ウェイトは予想よりも少しかるく1,596g。そして表彰式、朝のビッグサイズを交え5本のリミットメイクに成功した長瀬くんはジャンプアップ!なんと準優勝です。