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横山的・黒鱒釣競技生活
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STAMP NOTE

釣行日
2005年6月11日(土)〜6月12日(日)
場所
茨城県 霞ヶ浦
天候
両日とも曇り
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状況
水温・・・約20℃
釣果
初 日 5本 2302g 
二日目 1本 728g
ルアー
バークレー・パワーホッグ・5gテキサスリグ

狩猟本能全開!! でカバーを攻めきった!
       …マスターズ第3戦in霞ヶ浦

 やってきました ! 今回は関東一のバスフィールド・霞ヶ浦。

 ここはシャローにカバーが豊富でカバーフィッシング・奥地攻め大好きな私にとってトーナメントフィールドとして最も得意なタイプの湖です。

 しかし問題は圧倒的なトーナメントエリアの広さ。特に私の所有ボートはシーニンフ12K、12フィート・カートップ仕様のアルミボートです。

 荒れることの多いこのフィールドでは行動範囲も制限されます。ということで今回は前回レポートの亀山ダムの前週3日間、特にスタート地点・大山スロープから近場である古渡エリアを重点的にプリプラを行いました。

 この古渡エリアは私の好きなタイプのカバーが多く、1日カバーを撃っているだけでかなり楽しい(釣れなくても!? )のですが、農薬の影響か喰いは渋いもののポツポツ釣れて試合で廻るスポットのキーポイントをなんとか把握できました。

 試合前日もプラに入る為にボートは降ろしたのですが、朝から頭痛がひどく、熱を測ると38度!! 結局この日は大事を取り1日寝込んでました。


【6月11日(土)、マスターズ第3戦・霞ヶ浦、初日】

 前日プラは出来なかったものの、体調はなんとか回復。心配された台風の影響もほとんど無く、アルミボートでどこでも行ける状態。かえってプラでなんとか魚を見つけた近場スポットに選手が集中しなくて良かった…と思いながらスタート。

 目指すは古渡エリア内にあるウッドカバー。古渡エリアのショアラインはリーズ(葦)に囲まれており、特に地形変化の絡むリーズは魚も多く今回もそういったエリアを流す選手も多かった。

 でも今回は時期的にポスト〜アフタースポーン。張り出したオーバーハングやその下に入っている細かいブッシュにバスは浮いていることをプラでは掴めていた。

 まずは一番条件の良い大規模なオーバーハングに軽めの5gテキサスリグを撃ち込む。入れてすぐにバイト! 700gほどのキーパーを抜き、まずは幸先良く1本目!!

 とりあえずホッとする間も無く、今度は同じカバーに14gフロリダリグをウエッピングで放り込む、とまたバイト! 唸るフリッピングロッド、と言いたいのですがロッドを全く曲げずに上がってきたのは25cm、キーパーサイズぎりぎりのバス。でも貴重品です。

 1つのウッドカバーに対し色んな角度で重箱のスミをつつく様に攻めた後、対岸にある同じ条件のウッドカバーへと移動。

 先行者が離れるのを見計らって手前にブッシュの入ったオーバーハングにテキサスリグを撃つ。オーバーハング内でバイトは無く、ルアーを回収しようとリーリング中に手前のブッシュから魚がダッシュ! ボラか? と思ったがなんとピックアップ寸前にもんどり打ってパワーホッグをひったくっていった!

 ジャストタイミングのフッキング(熱のせいかミョーに落ち着いて対処できました…)でキャッチした魚は紛れもないブラックバス!! 700g弱のそのバスをライブウェルに収め、また移動。

 大規模カバーの場所休めをするため、リーズ帯手前のショボブッシュにテキサスリグを入れ込みながらどんどん廻る。全く期待していなかったこのショボブッシュでバイト! 25cmカツカツながら貴重なキーパーをキャッチ。これで4本目。

 満を持して朝一、1本目を取った大規模オーバーハングに入るとまたもや先行者の出るタイミング。あ〜ちょっとミスったかな?と思いながらテキサスリグを滑り込ます。

 下に入った細かいブッシュに引っ掛けては外すを繰り返しているとグ−ンと待望の生命感! 600gほどのバスをキャッチしついに5本目、リミットメイク達成です!!

 時計を見るとまだ1時間半以上残っている。さすがに叩き過ぎたかな?と思いチェックしてないエリアを流し、撃っていく。さすがに見るからに釣れそーなリ−ズエリアは叩かれているせいかバイトもない。

 あっという間に時間も押し迫り会場までの時間を考えるとラスト1投、なぜかリーズからかなり離れた手前にテキサスリグを投げてしまう。なんとこの1投にバイト。ラスト1投に450gをキャッチし入れ替え、そのまま会場にボートを走らせた。

 ウエインでは予想はしていたが昨年までの霞ヶ浦の試合よりかなり釣れている。浚渫やブレイクなどの沖パターンではかなりのビッグフィッシュ(2キロオーバーも! )も釣れている。とはいえ5本のリミットは少なく、2302gでこの日は16位につけることが出来た。


初日、狙ったのはこういったジャングル系(?)カバー
バスはかなり浮き気味でした。


【6月11日(土)、マスターズ第3戦・霞ヶ浦、二日目】

 初日にいい順位につけることが出来、5本揃えたため「今日はいけるんじゃない? 」と何人もの人に声を掛けられたが、全く自信が無かった。というのも期待していたカバーは結構他の選手にマークされていることが初日に発覚、しかも自分自身で何度も入り直し抜けるだけ魚を抜いてしまったため、はたして新しい魚は供給されているか? ということが疑問だったためだ。

 それでもやることは1つ、と自分に言い聞かし二日目の競技がスタート! まず初日、3本のバスを抜いたウッドカバーへ直行。しかし期待していたバイトが全く無い。条件の良い場所なら必ずバスは入ってくるはず、と時間をかけるがノーバイト。対岸カバー、オーバーハング下にテキサスリグを滑りこませるがココでもノーバイト。

 なにかが変わった、いや自分がプレッシャーを掛け過ぎたせいか?と悩みながら沖の杭エリアをクランクベイトで流してみるがこれも不発。競技時間が短い二日目。あっという間に時間が押し迫り、初日の大規模カバーを見切り初日手を付けなかったエリアのやや沖ショボカバーを撃ち流していくことに。

 だれもが手を付けなそうな目立たないカバーを丁寧に1つ1つテキサスリグを入れていく。残り時間20分というところで待望のバイト! フッキングし一気に抜き上げたバスは700g程、やっと釣れたぁー。

 その後時間一杯まで粘ったがこの日はこの1本で終了。

 1本での検量、ウェイトは728g。チャンスやったのに…とガッカリしながら表彰式。まずは6位以下から名前が呼ばれ盾と賞金が手渡される。19位で前回のレポの亀山ダムを案内してくれた長瀬くんが呼ばれる(この日もしっかりグッドフィッシュ含む2本持ち込んでました)。と、20位で自分の名前が呼ばれた。思ったより順位が落ちてなくてホッ、やっぱり二日目の1本は貴重だったようです。

 今回の試合、今一歩課題の残る展開でしたが久々に大好きなカバー撃ちでのびのびと釣りができました。眠っていた野生のカンもちょっとは戻ったかな?
 また各大会の上位20%が出場権を取れる9月の野尻湖でのマスターズ・決勝大会の権利も獲得できました。こちらもしっかり練習して望むつもりです。


賞金を受け取って帰るところ…なんか悔しそうです。


準優勝は友人の荻野プロ。
去年の80日間霞プラの努力が報われましたね!


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