釣り人のヤル気をじわ〜っと沸かせる、ちょっと気になる釣りサイト「黒鱒.com」バスタックル
home
sitemap
link
about
横山的・黒鱒釣競技生活
目次
STAMP NOTE

釣行日
2005年5月28日(土)〜5月29日(日)
場所
山梨県 山中湖
天候
両日とも曇り
----------
状況
水温・・・約18℃
釣果
初 日 2本 1806g 
二日目 1本 876g
ルアー
Snipe Vacuum 1.5in (初日、二日目とも 3/64ozDS)

漕ぎまくり〜、で頑張ったけど
           …マスターズ第2戦in山中湖

 マスターズ第2戦目は山梨県、山中湖。ここは私がもっとも苦手とするタイプの湖。シャローカバー大好きの私にとってほぼカバーが無い山中湖はまさに鬼門。去年あった2試合とも2日間完全ノーフィッシュのしかもノーバイトでした。

 前回のマスターズ1戦目の河口湖で参加得点のみに終わったのでここでハズしてしまうともう挽回が効かなくなります。まさにこらえどころ。と、言う訳でまずはプラクティス編です。


 今回はまず、春のスポーニング時期ということで湖のシャローの大部分を占める保安区域(エンジン、エレキなどの動力船の進入禁止エリア)を攻めるためプラの時点からあえてローボートを選択、ワンド内に流れ込み、ウィード、そして山中湖では数少ないリーズエリアなど要素が多い湖東端の平野ワンドをメインエリアに選択した。

 プラでは平野ワンドにある貸しボート店から出船。事前にマスターズの仲間である前田プロから放流情報を聞いていたので、そのバスが溜まっているという奥のリーズエリアをまずチェック。が、話に聞いていたとおり水位が低くバスがしっかり付けるリーズは2箇所しかないことが判明。サイズは400〜500gくらいが多いようだ。

 まず、そのバス達のルアーに対する反応を観察しながらポロポロ釣っていく。釣れない試合が続いていたので、うっかり釣り過ぎそうになるのをこらえながら沖のウイードパッチをチェック。ペアリングのバスがたまーにいてそれらはかなり良いサイズ。

 それらを見守りながらボーッとキャストを繰り返しているとヒット。
スポーン中のバスにしては良く引くな、と思いながらキャッチするとお腹がへこんだ、どアフター・ポストスポーンっぽい推定1200〜1300gのネイティブだった。


ヒットルアーは最近頼りっぱなしです、のVacuumのショートダウンショット。

そのあともワンド内にあるサンドバー(湧水多し!)や沈み物系ストラクチャーなどで放流魚メインながらポツポツとキャッチしプラ終了。 本番ではもっとも放流魚の濃かったリーズエリアの限られたスポットでまずリミットメイクすることに決めた。


500gほどの放流魚。Vacuumバックリです。


 5月28日、マスターズ第2戦本番初日。フライトは第2フライト、湖南岸ほぼ中央のスタート地点から東端の平野ワンドまでローボートで漕いで漕いで漕ぎまくり。約40分で平野ワンドにつく頃には目まい、貧血でブラックアウト寸前…。

 なんとか気を確かに持ち、目的のリーズを見ると信じられない光景が!前日プラでは全然人がいなかった例のスポットにビッチリと第1フライトの選手たちが…。あ〜前日あれだけこのスポットを守ったのに、みんな考えてることは同じやねんなぁと思いつつしかたなく沖側にいる数少ない魚を狙うことにした。

 リーズ側の選手が3本、4本、そしてリミットメイクするのを横目で見ながらじっくりとネイティブ・ポストスポーン系の魚を狙うがアタリは一向に訪れない。

 気分を変えるため、プラで確認したインビジブル系ストラクチャーをめぐる旅に出てみるがそういう場所はヘラブナの好スポットでもあるようで全てヘラ・アングラーに先行されていた。

 平野ワンドを1周して、ぼちぼち空いたかなと思いながらリーズ帯に戻るがやっぱりそんな甘くはなくリーズにいるメンバー、ポジションともに変わらず。

 12時近くになり、手漕ぎで帰る時間を考えるとあとわずかという時にリーズ沖・ウィードパッチでやっとヒット。400gほどと小さいが今日1匹目の貴重なキーパー。同じ辺りをロングキャストでVacuumのショートダウンショットを通すとまたヒット!

 今度はデカイな、と思いながら強烈な締め込みに耐え、アンカーのロープに巻かれそうになりながらもなんとかランディングに成功、40cm台後半、推定1400gの狙いのポストスポーン・バス!!

 しばらくこのエリアをもう一度、丁寧に攻めてみるがその後反応は無く、帰りは50分漕ぎまくり〜でウェイイン。初日は2本、1806gで108位だった。


 試合2日目は念願の第1フライト。もちろん目指すは平野ワンドのリーズ。朝からしっかりストレッチをやったので順調にボートを漕ぎ、スタート順の早い選手を快調に抜き去る。

 が、若く体格の良い選手たちが後ろから信じられないスピードで追い上げてきて、アッという間に抜かれてしまい、タッチの差で例のベスト・スポットに入られてしまう…ショック…。

 と言う訳で初日に何とか釣ったリーズ沖にボートをステイ。が、昨日と同じくノーバイト。早い時間帯は魚が口を使わないのかな?と思い移動。

 ワンド入り口にある大きなサンドバーの先端にアンカーを打ち、両サイドを攻める。Vacuumのダウンショットをキャスト、アップヒルにトレースすること数投目、待望のバイト。アフター回復系のネイティブ、870gをキャッチ。サンドバー・ブレイクに沿って魚は廻っているようで時々ベイトをチェイスするバスの姿が見え、周りの選手にもポツポツとヒットが続く。

 しばらくした後、今日2回目のバイト。500g位かなーと思いながら寄せるがランディング寸前でバラシ。痛恨のミス!

 その後はノーバイトに終わってしまったが、この日このエリアでは気分良く釣りが出来たと思います(疑似餌屋店長・青木プロのフェアプレーに感謝!!)。この日は1本のみでウェイイン。

 表彰式、優勝者のインタビューはさすが、と唸るものがあり、「井の中の蛙」ならぬ「平野ワンドの中の蛙」だった横山にとっては目から鱗でした。

 今回の成績は総合125位、やはり山中湖は鬼門だったようです(去年の丸ボーズよりはマシですけど…)。

 色々フラストレーションが溜まった今試合。次回試合ではスッキリ、思い通りの展開の試合にしたいですね!


優勝者は一味違ったパターンを語ってくれました


FISHING NAVI
銀山湖荒行
アメスタ!!
GONG OF GAME
知多道〜CHITA WAY〜
くろますなヒト
写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
copyright(c)2005 kuromasu.com All Rights Reserved.