その約10分後、26.5cm約240gをキャッチできました。この時点では、濁りはまだクリークの入り口ぐらいにしかなく、クリークの内と外では水質が全然違いました。ここで、「濁りが下流域まで入っているなら、上流域は濁りがとれているのではないか?」と思ったので、上流域を目指しました。
しかし、本田木屋も濁り、奥のクリークも濁り、そして旧工事現場跡まで上がりましたが、状況は変わらず、この水色では私にはどうしても釣れるような気がしませんでした。
仕方なく下り、多度橋のクリークまで辿り着くと、朝はまだクリークの外にしかなかった濁り水が、クリークの全域に回っていました。念のためルアーを投入してみましたが、釣れる気配は全くなし、すぐに諦めてさらに下流へ下りました。
スロープまで下ったとき、ダメだろう、とは思いながらも、前日良かったスピナーベイトをキャストしてみました。すると、信じられないことに一投目からバイトがあり、27cm約250gをキャッチしました。ここではこの一匹だけでしたが、強烈な濁りの中でも、ルアーに反応してくるバスがいることがわかり、次は前日良かった下流域へ行ってみることにしました。しかし、そこではバイトはなく、苦し紛れにキャストした、フォローのツネキチリグに、29cm約300gがきたのみでした。
次は、もう一箇所前日にスピナーベイトに好反応を示した、ワイヤーロープ下流のエリアに向かいました。ここでは、サイズは小さいものの、バスは期待に応えてくれ、10分ほどのあいだに、30cm360gと25.5cm210gの二匹をキャッチすることができました。
しかし、その後はどこに行っても全く釣れず、バッテリーも弱ってきたので、15時頃この日の釣りを終了しました。一日の釣果は、キーパーサイズ7匹キャッチ、ベスト3でのウェイトは、約1,040gでした。
濁り水に悩まされ続けた一日。果たして翌日は状況の好転がみられるのでしょうか?