三瀬谷ダム復活後の最高の釣果＜初日目＞

　2009年5月8日（金）〜5月10日（日）の三日間、三重県大台町、三瀬谷ダムへ釣行してまいりました。今回はその初日のレポートです。

　道中、スロープへ到着するまで、車窓から見ていた上流域の水色は数日前の雨の影響からか、とても濁っていました。この濁りをイメージしてスロープへ到着すると、意外にも水色は上流域とは違い、濁り水の影響はまだ受けていないようでした。

　実釣は10時30分頃と遅めのスタートになってしまい、とりあえず濁りの影響のない下流域を主体にチェックしようと考えていました。まずは、水色と水面の浮遊物の多さからスピナーベイトをチョイスし、スロープ下流側のシャローからキャストを始めました。すると、その第一投目からヒットしてきました。サイズは25cmでウェイトは200gほど。スピナーベイトが効くことがわかり、そのままキャストを続けながら、下流を向いて左岸を流していきました。

ワイヤーロープ下流

　しばらくアタリはありませんでしたが、漕艇用のワイヤーロープを超えたあたりから、急にバイトが連続し、25cm〜29cmが4匹釣れました。その下流側のクリークを軽くチェックした後は対岸へ渡り、スピナーベイトをキャストし続けました。するとまず、31cm約370gをキャッチ、次に34cm約550ｇ、以降、27cm約240g、29cm約310g、26cm約240gと、ほぼ5分間隔で釣れ続きました。

34cm

　このヒットが集中したエリアをフォローしようと考え、次にカットテールワーム4インチツネキチリグをキャストしながら進みました。するとまず、13時20分頃、27cm約270gをキャッチ、次に13時35分頃、25.5cm約210gをキャッチ、そして13時45分頃にはこの日最大となる、38cm約820gをキャッチしました。引き続き同エリアをチェックし、14時頃、26cm約230g、14時20分頃、30.5cm約390g、の二匹を追加することができました。

38cm

　これで、下流域の気になっていたエリアをチェックできたので、次は少し上流側にある、多度橋のクリークに向かいました。ここでは、バイト間隔が空きましたが、ツネキチリグで、27cm約280g、26cm約220g、25.5cm250g、33.5cm約540gの4匹をキャッチできました。

　この日の釣果は、キーパーサイズ20匹キャッチ、ベスト3でのウェイトは、約1,910gでした。これは私にとって三瀬谷ダム復活後の最高の釣果となりました。しかし今回の釣果は、まだ下流域に濁り水が入っていない状態でのもの。濁り水は多度橋のあたりまで入ってきていたので、翌日以降は間違いなくこの影響を受けるハズ。でもこのような心配も吹き飛ぶ釣果を得られ、この時点では楽観的に考えていました。