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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2008年5月11日(日)
場所
三重県 三瀬谷ダム
天候
小雨のちくもり
微風
状況
水色ステイン〜ニゴリ
釣果
キーパーサイズ5匹キャッチ、3匹のウェイト1,320g 4位入賞
ルアー
ケイテックバイオリンガ―3インチ、ヘビーツネキチリグ、アップラッシュ3インチツネキチリグ

―― NBC奥伊勢湖宮川チャプター第1戦  ――

 久し振りの三瀬谷ダム。プラクティスは4月27日(日)と5月2日(金)〜3日(土)、前日の10日(土)に行いました。

≪4月27日(日)、5月2日(金)〜3日(土)≫

 水位は満水、水色はまるで西の湖を思わせるようなマッディウォーター。タイミング的には、スポーニングを意識したサイトパターンが通用するはずですが、何も見えず。普通の釣りでは、超ノンキーサイズがポロポロ釣れる程度。キーパーサイズは僅かしか釣れませんでした。

 この結果から、ナイスサイズは間違いなくスポーニングに入っていると確信したものの、それを獲るパターンが見えないままに終わりました。


≪5月10日(土)前日プラクティス≫

 朝、到着して驚いたのが、1m以上の減水。これならこれまで見えなかったネストが見えるだろうと思い、昨年準優勝エリアとなった下流域へ向かうと、短いストレッチの間に5つのネストを発見。釣れるかどうかを試してから、後は普通の釣りを織り交ぜながらネストのチェックをしましたが、結局このエリア以外にネストを見付けることはできませんでした。
 その後、本田スロープ周辺でまずまずサイズのキーパーが釣れることを確認した時点で、冷たい雨に耐えきれず、14時ごろ前日プラクティスを終了しました。
 翌日に繋がる強力なパターンは結局見付けられず、さらに減水が進んでいるとの情報を聞き、不安な気持ちのまま翌日の本戦を迎えることとなりました。


≪5月11日(日)NBC奥伊勢湖宮川チャプター第1戦 当日≫

 朝、ボートの係留場所に行くと、ボートが岸の上にあり、一人では動かせない状態になっていました。田中さんに手伝ってもらい、二人がかりでボートを水際まで移動させることができました。噂通り、前日よりさらに減水していました。「前日のネストが干上がっているのでは」との不安が募りました。

 スタート後は、上流域へ向かう選手が多い中、まずは下流域へ向かいました。すると、私の不安感に追い打ちをかけるように、ハイパワーエレキ全開の選手に抜き去られてしまいました。「エリアがバッテイングしているのでは?!」ようやく狙いのエリアに到着すると、その予感が的中、その選手は、私が見付けた中で一番大きなバスを狙っておられました。あとのネストは・・・やはり減水のため2か所は干上がっており、バスの姿はありませんでした。しかし、幸いなことにあと2か所は辛うじて残っていたので、早速釣りを開始。西の湖戦からそのままの、ケイテックバイオリンガ―3インチヘビーツネキチリグをキャストすると、狙いのバスは無視!が、どこからともなく現れたキーパーサイズがバイト!200gくらいの小さなバスでしたが、なんと一投目からキーパーサイズをキャッチできるという、とてもラッキーな展開でまずは一匹目をキープ。

 しかし、狙いのバスは意外と難易度が高くなかなか釣れません。良く見ると口にキズがあることがわかり、どうやらプラクティスの段階で、誰かに触られているようでした。見切ろうかどうしようか迷っていたところ、近寄るブルーギルや小魚を激しく追い払う姿に、これはやはり釣れるヤツだと判断。時間がかかってしまいましたが、ラバージグでようやくバイト!体長のわりには痩せていましたが、約400g、今の三瀬谷ダムではまずまずのサイズでした。

 次のネストを狙いにいくと、バスはかなりナーバスになっており、激しく動き回ってなかなか定点が定まらない難しい状況でした。距離をとって、スピニングタックルのツネキチリグで、ブラインドで狙っていると、狙い通りラインが走り、しっかりフッキング!このバスも約400gでした。

 これでリミットの3匹が揃い、時間は9時30分。帰着時間は13時30分なので、あとはさらなるウェイトアップを目指し、上流域へ向かいました。

 要所、要所で、ミノ―をキャストしていくと、ナイスサイズが2匹バイトしましたが、ことごとくバラシ・・・。ようやくキャッチできたキーパーサイズで、朝一のバスと入れ替えましたが、僅か約10gのウェイトアップにすぎず、さらに上流を目指しました。 
 途中で、朝から上流を狙っていた選手と次々すれ違ったので、嫌な予感がしましたが、これまでのプラクティスで見付けたスポットとパターンを信じて、さらに上流を目指し、狙いのスポット、本田ワンドの対岸付近へ到着しました。

 減水により、プラクティス時とは様子が変わっていましたが、しっかり地形を見定め、アップラッシュ3インチツネキチリグを慎重にキャストしました。集中していると、微かなバイトを感じたのでフッキング、その手応えからこの日一番のサイズであることを確信しました。慎重に、慎重にやりとりし、なんとか無事にキャッチすることができました。フックを外そうとすると、もう既に外れていました。危なかった〜。震える手でウェイトを測ると、約500g、今の三瀬谷ダムでは本当にナイスサイズです。

 その後はバイトが無くなり、エリアを変えてもダメ。だんだんバスの気配が感じられなくなり、これならまだ下流域の方が釣れるような気がしたので、再度、下流域へ向かいました。

 下流域に到着すると、確かに上流域よりはバスの気配が感じられたので、時間一杯まで粘りましたが、釣れたのはノンキーパーサイズだけ。結局、これ以上ウェイトアップできないまま、帰着となりました。

 ウエインの結果、ウェイトは1,320g。全体的に釣れている様子だったのでドキドキしながら表彰式を迎えましたが、なんとか4位に入賞することができました。

 次回の開催は6月1日。「優勝」を目指して私の三瀬谷ダム修行は続きます。

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