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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2007年7月3日(火)〜7月4日(水)
場所
三重県津市美杉町 君ヶ野ダム
天候
くもり〜晴れ〜雨
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状況
水色 下流ステイン〜上流ニゴリ。水温約26〜27℃
釣果
7月3日(火)25cm、32cm、2匹 約670g
4日(水)58cm 1匹 約2,800g!!
ルアー
サタンワームツネキチリグ、ジグヘッドリグ

七川ダムから移動、「君ヶ野ダム」へ

<君ケ野ダム 一日目  7月3日(火)>

 来る7月22日(日)、NBC奥伊勢湖宮川チャプター第3戦が開催される三重県美杉町「君ヶ野ダム」へプラクティスのため、七川ダムから移動しました。

 ボートを降ろした下流域は、水色が良いように思えたので、「上流域も水質は良いはず」と勝手に思い込み、まずは本流筋の上流域を目指しました。

 しかし、大規模岬を過ぎた辺りから水質が悪くなってきているのを感じ、少しでも水質の良さそうなところ、ということで、七川ダムでも良かった垂直岩盤を狙いました。そこに3インチサターンワームのツネキチリグをフォールさせると、期待通りにバイトが出ました。釣り上がったのはキーパーサイズギリギリ25cm約210g。七川ダムとの落差に愕然としながらも、次はジグヘッドリグをフォールさせるとまたバイト、しかしこれは23cmでノンキーパーサイズでした。小型ではあったものの、バイトが連発したので、「水通しの良い垂直岩盤がパターンでは?」と思いましたが、そのような条件を備えたスポットはほとんど無く、しかも上流域を目指すにつれ水質はさらに悪くなり、ついには淡水赤潮かと思えるくらい、真茶色な水色になってしまいました。

「こんな水色ではダメだろう」とは思いましたが、岸際には良い感じに水没ブッシュが上流へ向かって続いていたので、一応スピナーベイトをキャストすると、ほぼワンキャストワンヒットペースで、怒涛のラッシュが始まりました。しかし、釣っても、釣ってもサイズは20cm前後の超小型ばかり。その中に奇跡的に32cm約460gが一匹混じっただけでした。


32cm約460g

 普通に釣りをしているだけなら、ある意味面白いかもしれないほど良く釣れましたが、トーナメントのパターンとしては何か違う感じ。そう思い出した頃、あまりにもたくさん釣り過ぎたせいでスピナーベイトのアームが折れてしまったので、この日の釣りを終了しました。

 結局、この日釣ることができたキーパーサイズは、25cm約210gと32cm約460gの2匹だけでした。


<君ケ野ダム 二日目  7月4日(水)>

 朝一、ボートを浮かべても、前日の悲惨な釣果が脳裏をよぎり、何をどうすれば良いのか途方に暮れていましたが、前日良い感触を得た「垂直岩盤」に似たスポットが、下流域に一カ所だけあったことを思い出したので、早速向かってみました。

 到着しての1投、2投、3投、バイトなし。「ダメなのかな」と思った瞬間、ようやくバイトが出ました。しかし「ブルブル、コツ」といった、ブルーギルかノンキーパーサイズのようなバイトだったので、あまり期待せずにフッキング。しばらく寄せていると「ジリ」とドラグが一回鳴ったので、「もしかしたらキーパーサイズか?」と思ったので、エレキで少し岸から離しました。すると、さらにドラグが鳴りスプールが二回転したので、「40アップ?」と思い、さらに岸から離しました。水深が10m以上あるので、落ち着いて構えていると、バスの引きは次第に重量感を増し、ラインがジリジリと引き出されていきました。

 ロッドを水中に突っ込んでやり取りしていたため、バスの位置を一瞬見失った時、ボートの反対側で突然バスがヘッドシェイクし、ジャンプ!その50cmをはるかに超えた魚体を目の当たりにした時、体が凍りつきました。

 エレキでボートポジションを修正し、深場でじっくりとやり取りを行いました。ラインが3ポンドだったことを思い出し、ドラグを緩めると、しばらくラインが止まらなくなりました。バスの引きが弱まった時にポンピングで寄せる、ということを繰り返していると、バスがまたジャンプ!今度はボートから近かったので、バスの大きさがハッキリわかりました。「50cmオーバーではなく、ロクマルかも」さらに緊張感が高まりました。再びドラグを鳴らし出ていくラインが止まらなくなりました。

 おそらく10分近くやり取りしたころ、ようやくバスが勢いよく走らなくなったので、チャンスだと思い、一気にポンピングで引き寄せにかかりました。そしてボート際まで上がってきたところで素早くネットランディング。バスは体を「く」の字にしてなんとかネットに収まりました。
 ボートの上に引き上げて、その大きさに改めてビックリ!おそるおそるスケールを当ててみると、体長はロクマルには少し届かない58cm、ウェイトは約2,800g、体長は自己記録更新でした。


58cm約2,800g


少しピンボケですが、当てているスケールは60cmです

 そして、ラインは全くの無傷、切れそうな気配は全くありませんでした。これまで某社のラインを使っていましたが、あまりにもラインブレイクが多かったので、最近「バウオスーパーフィネス3ポンド」に変更したところでした。ラインを巻いた時の見た目から、「とても丈夫そう」と感じましたが、その直感がこのような形で証明されることになるとは思ってもいませんでした。

 リグは3インチサタンワームツネキチリグ、ロッドは杉田プロ推薦でフェンウィックのソリッドロッド、FVR-SF62SULJ。杉田プロ推薦の通り、食い込み・感度重視でティップは柔らかく、1.8gシンカーで10mのボトムを感じることができるほどで、さらにバット部がしっかりとしているので、このようなランカーサイズにも十分対応できました。現在、使用頻度が最も高く私の一軍ロッドです。

 これに気を良くして、その後も釣り込みましたが、ノンキーパーサイズを3匹キャッチしたのみに終わり、パターンが掴めたのか掴めていないのかよくわからないまま、この日の釣りを終了しました。

 今回の結果を踏まえつつ、7月22日(日)の前週数日間と、21日(土)にプラクティスを行い、なんとかトーナメントで使えそうなパターンを見つけていきたいと考えています。

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