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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2006年5月4日(木)
場所
和歌山県東牟婁郡古座川町 七川ダム
天候
晴れ
微風
状況
水色:ステイン〜上流クリア
釣果
30cm、1匹
ルアー
ロボリーチ 2.5インチ、3インチ

≪パラダイスを求めて≫
修行僧in七川ダム ≪1日目!≫

 2006年5月4日(木)、本州最南端の秘境系リザーバー、七川ダムへ釣行してまいりました。

 未だにリザーバーの釣りが苦手な私、君ヶ野ダムにも2006年度は、チャプタートーナメントを含め3回釣行したものの全てノーバイト。とにかく釣って釣って釣りまくるしか、苦手意識の改善方法はない、と考えていました。そこで、釣れるフィールドで、まず釣れる感覚を取り戻すことからスタートすることが大切だと考え、大好きな七川ダムへ釣行することとしました。

 気合が入っていたわりには、準備に手間取り出発時間がすっかり遅くなってしまい、自宅を出発したのは午前5時30分ごろとなってしまいました。これまでの平均所要時間は約5時間だったので(ちなみに最高記録は約4時間)、「午前10時過ぎごろに到着できるかな」と考えていましたが、後にこの予想は大きく外れることになってしまいました・・・。

 釣り人で大混雑の池原ダム、七色ダムを越え、熊野市から国道42号線に入ったころから少しずつ交通量が増え始め、和歌山県新宮市に入る熊野川の橋の上で大渋滞のため遂にストップ、そのまま耐えてなんとか新宮市内に入り、片側2車線になったところで渋滞はいったん解消。しかし、ホッとしたのも束の間、那智勝浦町でまたまた渋滞にハマリました。そんなこんなで、七川ダムに到着した時には、午後12時となってしまい、なんと約6時間30分もかかってしまいました。「ゴールデンウィーク」を甘く見ていました・・・。


到着時の佐田スロープ付近の様子です。
これまでに見たことのない車と人の多さでした。

 到着して、またビックリ、いつも静寂な七川ダムに人、人、人だらけ、こんなに多くの釣り人が訪れている七川ダムを見るのは初めてでした。とりあえず空いているスペースを見付け準備をしていると、三瀬谷ダムで親しくしていただいていたNさんと約2年ぶりに再会し、またまたビックリ!早速状況を聞いてみると、第一声が「全く釣れないよ」とのことで大ショック!!

 Nさんは、二泊三日の予定で5月3日に七川ダム入りし、この日で二日目、前日は一日やってノンキ―サイズが一匹のみ、この日も午前中でノンキ―サイズを1匹キャッチするのが精一杯だったとのこと。アフタースポーンの難しいタイミングにハマッたことと、ある有名なトーナメントチームのチームトーナメントが行われており、人的プレッシャーが非常に高まっていることが原因では、との話でした。

 エッ? 、アフタースポーン?今年度は各地のリザーバーで季節進行が遅れているので、七川ダムならスポーニングの真っ最中だと期待してきたのに・・・もう終っているのですか・・・。その疑問をぶつけてみると、「水温は19度前後あるし、ネストは全く見かけませんでした。ルアーにもかなり反応が悪いので、ほぼ間違いないでしょう」との返事。どうやら、一年のうちの一番難しいタイミングに釣行したようです。せっかく七川ダムまできたのに・・・。

 いきなり出鼻をくじかれたような格好になってしまいましたが、13時ごろ、失望感が漂う中、ようやく実釣を開始しました。まずは、これまでに相性の良かった添野川筋へ向かいました。とりあえずバックウォーターを目指すと、ノンキ―サイズ〜40アップの見えバスをちらほらと見かけるようになりました。「見えバスはほとんどいないと聞いていたのに、おかしいな?」とは思いましたが、一応ルアーをキャスト。でもやっぱり激無視。たまにノンキ―サイズがどこからともなく現れバイトするのですが、目にも止まらぬ速さで吸い込み、吐き出す、私には全くフッキングできませんでした。

 がっかりして添野川筋を下っていき、平井川筋とのインターセクション付近まで下ったところ、岸際におかしな動きをするバスを発見しました。私の目にはネストがあるようには見えませんでしたが、限られた狭い範囲内をウロウロしていたので、とりあえずルアーをキャストしてみると1投目から好反応を示しました。キャストがうまく決まらず、5投目でようやくバイトさせることができました。


1年と3ヵ月ぶりに七川バスと再会できました!感動の一瞬でした!!

 1年3ヵ月振りに再会できた七川バス、言葉で言い表せない感動で心が満たされました!でも、なんだか後ろめたい釣り方だったのでこの手の釣りはこれでやめ、以降は明日のテーマになりそうな釣り方を探すことにし、平井川筋の上流を目指しました。上流へ向かうにつれ、ステイン気味の水色はクリアになってゆき、その水色の変わり目付近には、フィーディングに上がってきた35〜45cmクラスの4〜5匹のスクールだらけ。ベイトを追いかけて、あちこちでボイルしまくっていました。これを見てヒートアップするのは必然、早速狙い出しましたが・・・。無視、無視、全くの無視!本物のエサを目指し、バス達はルアーを避けて通って行きました。自分の考えつく釣り方を全て導入しましたが、元々こういった釣りの経験値が少ない私は、すぐに万策尽きてしまいました。

 かなりの時間を費やしたものの、何の成果も得られず、ロングドライブの疲れもピークに達したところで、やむなく退散・・・。よし、翌日の朝一番はここでリベンジを!

 佐田のスロープに戻り、そそくさと後片付けを済ませ、串本市街へ出向き、温泉&食事。その後はイカ釣りでもお世話になった橋杭海水浴場駐車場で、泥のように眠りました。

 翌日こそは、七川ダムにふさわしい釣果をあげられますように!!

――― 一日目終了―――

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