釣り人のヤル気をじわ〜っと沸かせる、ちょっと気になる釣りサイト「黒鱒.com」バスタックル
home
sitemap
link
about
銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2005年10月1日(土)〜2日(日)
場所
三重県 君ヶ野ダム
天候
両日ともに晴れ
両日ともに終始微風
状況
水色は全体的にステイン。ターンオーバー中
釣果
1日…27cm、250g、1匹。
2日…25cm、160g、1匹(一応10位入賞)
ルアー
両日ともにハイパーシャッド等各種ワーム、ジグヘッド、ツネキチリグ。

―― 銀山湖修行僧番外編 ―― 修行僧in君ヶ野ダム

NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ
前日プラクティス

 早いもので、三日間の強化合宿から一週間が経ちました。果たして修行結果は表れるのでしょうか?

 君ヶ野ダムへ到着すると、スロープ上の駐車スペースには見慣れない車がズラリ。関西ブロックのチャプターで年間上位を得た選手達が集まっていることを実感し、緊張感から身の引き締まる思いがしました。

 見た目には湖の様子はこれまでとほぼ変わりなく思えました。急いで準備を済ませ、ボートを浮かべました。水温は23℃弱、前週とは約2℃低く、いやな予感がしましたが、とりあえず前週に掴めたジグヘッドパターンを試すために、まずは上流を目指しました。そして、前週に良かったエリアをチェックしましたが、恐れていたとおり、ジグヘッドパターンはすでに終わっていました…。シャローにも全く気配が感じられないので、これまでノンキーサイズが釣れていたディープが良くなっているのでは?と思い、大規模岬沖の12〜14mラインを狙うと、ツネキチリグに27cm、約250gのキーパーサイズがあっさりとバイトしました。これでこのディープエリアが釣れることがわかったので、残りの時間は、他のエリアを周ることにしました。 

 その後全域を周ったものの、全く気配が感じられず、結局それ以上キーパーサイズを追加することができませんでした。これが私だけならともかく、この日プラクティスに入っていたほとんどの人がこのような結果だったので、湖の状態はかなり厳しいと思いました。

 最悪なコンディション、ジグヘッドパターンが全く効かず、今回も無情にも修行の成果を発揮できそうにありません。本戦では、一週間前の感覚をリセットし、苦手なディープエリアを集中して狙います。


NBCチャプター関西ブロックチャンピオンシップ 当日

 明けてチャンピオンシップ当日。59人の参加者でトーナメントが始まりました。

 スタート後は、今回心中場所としている大規模岬沖のディープエリアへ向かいました。到着すると、ハイパワーエレキで一番乗りしていた人が、ちょうどネットでバスをランディングするところでした。いきなり先制パンチを喰らってしまった感じがしましたが、こんなことで負けてられない!早速私もキャストを開始しました。

 ディープをライトリグで狙うため手返しが悪く、なかなか思うように攻められませんでしたが、ほどなくバイトがあり、まずは1匹キャッチ。あまりにも痩せていたのでノンキーパーだと思い、フックを外してすぐにリリースしようとしましたが、念のためスケールで測ってみると、なんと25cmちょうどのキーパーサイズでした。もう少しで貴重なキーパーサイズを逃してしまうところでした。わりと早い段階に釣れたので期待しましたが、その後はバイトが無くなり、ノンキーサイズすら釣れなくなってしまいました。

 かなりの時間を費やしたにもかかわらず、気配が全く感じられなくなり、どうもディープの雰囲気が前日までとは変わっているような気がしてきました。「もしかしてシャローか?」なんとなくそんな予感がしましたので、チャプター最終戦でバスが差してきたシャローエリアに行ってみると、そこには杉田プロとK本プロの姿がありました。杉田プロに様子を聞いてみると、すでにキーパーサイズを1匹キャッチしたとのこと、さすがです。私より先にシャローの可能性に気付かれていたようです。そうこうしているうちにK本プロにもキーパーサイズがヒット!俄然やる気が沸いてきましたが、このエリアの流れ(リズム)はすでに杉田プロとK本プロにあり、後手に回った私には、結局ノンキーパーサイズすら釣ることができず、キーパーサイズを追加できないまま、タイムアップとなりました。残念…。

 検量の結果は160g。私のワースト記録を更新してしまいました。しかし、ウェイインした選手は59人中10人しかなく、このようなウェイトにもかかわらず私は10位入賞となり、なんだかとっても複雑な心境でした。

 このような厳しい状況の中、後半戦全て表彰台に立っていながら唯一、「優勝」だけを逃していた佐藤プロが、最上流のサイトフィッシングで50アップを見事仕留め、悲願の優勝を遂げられました。佐藤プロ以外にも、上位5人中3人が上流エリアでのサイトフィッシングパターンとのことでした。多くの選手が、魚影の薄さから切り捨てた上流エリアで、敢えてサイトフィッシングで挑むというパターン、リザーバーフィッシングの難しさを痛感しました。私には、まだまだ学ぶべきことが多くありそうです。


佐藤プロ、優勝おめでとうございました。いつかは、私も!!

 これで私の2005年度トーナメントは全て終了、後半は不完全燃焼気味の結果が連続し、なんだか煮え切らないままトーナメントシーズンを終えることとなってしまいましたが、これも全て自分の責任。2006年度はこのようなことのないように、生野銀山湖をメインとし、君ヶ野ダムの釣行日数もさらに増やし、修行にもっと力を入れていきたいと考えております。 

2005年度お世話になった全ての方へ、本当にありがとうございました。
2006年度も全力で挑みますので、宜しくお願い致します!!

FISHING NAVI
アメスタ!!
GONG OF GAME
横山的・黒鱒釣競技生活
知多道〜CHITA WAY〜
くろますなヒト
写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
copyright(c)2005 kuromasu.com All Rights Reserved.