夢のような爆釣から一週間。開催が危ぶまれた第2戦でしたが、この一週間に梅雨空が戻り水位は若干回復、第2戦は開催されることになりました
恒例の荷物運びにもすっかり慣れ、準備完了後は、まず上流へ向かいました。増水のため、前週よりバックウォーター部は上がっており、出合橋の少し下流側まで上がることができました。上流域はやはり人が多かったですが、その中から狙いのスポットを見付け、まず一投目、何もなし。二投目、寝不足でぼんやりしていたところで突然のバイト!反射的にあわせると、なかなかの手応え。バイトスポットから少し離れたところへ誘導し、難なくキャッチできました。体長は45cm、それなのにウェイトは約800g、ヤセ過ぎです!でもこの反応の良さはやっぱり上流か?このエリアのチェックはこの一匹で終わり、あとは下流へ向かって釣り進みました
しかし、その後は全く釣れない。前週のバックウォーター部、昔の集落跡らしきところで、良さそうな地形変化を見付けましたが、ノンキーをキャッチしただけ。さらに下り、法道谷付近でキーパーサイズをバラシ。ここから下流域〜ダムサイト付近では、ノンキーのバイトもなくなり、魚影の濃さは断然法道谷筋より上流域ということがわかりました。その後、降り出した雨の雨脚が強くなり、また、とても冷たい雨だったので、体がすっかり冷えてしまいました。15:00になり、プラクティス時間をあと1時間残したところでついに限界を感じ、残念でしたが桟橋へ戻りました。
翌日向かうのは間違いなく上流域。しかし、この日プラクティスに入っていた知り合いの方に話を聞くと、上流域に魚が多いのは既にみんな気付いていて、明日はとんでもない人の多さになるでしょう、とのこと。減水のため湖面積が狭くなっているので、そのようなことは私にも容易に予想はつきましたが、下流域はあまりにも魚影が薄かったので、フライト順が良ければ、上流域を目指すことしか頭にありませんでした。
この「人的プレッシャー」。私の想像をはるかに超えていることを、翌日痛感するのでした。