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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2005年4月9日(土)
場所
滋賀県 西の湖
天候
晴れ
朝のうち北寄りの風やや強し、昼過ぎより微風
状況
水色はステイン〜マッディ。満水。水温は14℃台
釣果
目測25cm、35cm、各1匹バラシ
ルアー
シャロークランキング(CB-100キンクロ)

―― 銀山湖修行僧番外編 ――  
奥伊勢湖宮川チャプター第三戦 西の湖 前日プラクティス

 4月9日(土)、奥伊勢湖宮川チャプター第三戦の前日プラクティスのため、西の湖へ釣行してまいりました。

 私が西の湖へ釣行するのは、12年ぶり。全く状況がわからないので、この日は地図を片手に、釣りよりもエリア全体を見て周ることに重点を置きました。

 魚探のスイッチを入れ、まず驚いたことは午前7時の段階で水温が13℃台だったことでした。2005年に入ってから、ダム湖で5℃〜9℃台の水温に見慣れていたため、平野部にある湖沼の季節進行の速さにとても驚きました。

 トーナメントエリアがあまり広くないこともあり、思っていたよりも早く一周できました。まずこの時点でわかったことは、エリアの東側はニゴリが強く、西側は比較的水色はマシ、また、この日は冷たい北風が強く吹いており、波が打ちつける南側は望み薄、こんなところでした。

 天候は晴れだったので、時間が進むにつれ、風裏となる北側の水温はぐんぐん上がり、ついに14℃台を突破。こうなってくると、次に思い付くのはズバリ「スポーニング」。また、この日が新月の大潮であることに、ここでようやく気付きました。そこで、再度地図を見て、エリアの絞り込みを行いました。その時、私の目に止まったエリアは、北東に位置する水路でした。私が最後に釣行した12年前もちょうど春先。この時、ボートをレンタルした大漁丸のスタッフの方に、「西の湖で一番早くコンディションの良いバスの釣れ出すエリア」ということで、教えてもらったのが、この水路であったことを思い出しました。

 思い立ったらすぐ行動、早速その水路に向かうと、水深も浅く、また水路が入り組んで複雑な地形をしており良さそうな感じ。水路の奥深くにボートを進めると、水色はどんどんきれいになり、ボトムがはっきり見える状態に。遂には大量の見えバスと遭遇しました。サイズは20cm〜50アップまで様々。ネストらしきものも一ヵ所発見し、俄然やる気も沸いてきました。しかし、この水路の途中には小さな橋があり、それ以上先に進むことが出来なくなり、また、バスもその橋の下をくぐり、さらにその先にある内湖状のエリアに逃げていってしまいました。そこで、この水路を一旦出て、バスが逃げていった小さな内湖状のエリアへまわることにしました。

 この時点で午前11時、朝からまだ一度もロッドを振っていなかったことを思い出し、シャロークランクをキャストしながら、内湖エリアを目指すと、リーズフロントで1投目からヒット!ジャンプ一発でバラシてしまいましたが、目測でのサイズはチャプターのキーパーサイズ25cmはありそうでした。このようなサイズも活発に動いていることに驚きながら、さらに釣り進み遂に内湖エリアへ突入、と同時に回収中のシャロークランクにバスが猛追!驚いてリーリングを止めると、ボート際であったにもかかわらず、ルアーをひったくっていきました。これもジャンプ一発バラシてしまいましたが、目測で約35cm。この異常なバイトの仕方に、シャロークランキングパターンに可能性を感じました。

 時折、クランクをキャストしながら、この内湖状のエリアを周ると、見えバスをチラチラ見かけるようになり、時間が経過するにつれ、その数が増していくように感じ、遂にはネストも数箇所発見することができ、これから明日にかけ、その数はさらに増えるような気がしました。

 そこで、ここからはネストの場所と、バスの通過ルートの観察のみを行うことに全神経を集中しました。自分に釣れそうなバスを見付け、エリアも絞り込めたところで、ふと顔をあげると、佐藤プロがすぐ近くにいらっしゃったので、シャロークランクのパターンと、ここのエリアでのバスの多さを話すと、佐藤プロも私と全く同じパターンに行き着いていたとのことで、驚きました。ただ、佐藤プロはすでに約3週間前よりプラに入っておられるようで、このエリア以外に、シャロークランキングのハマるスポットを見付けているとのことでした。しかし、佐藤プロはかなりのサイトフィッシングの達人、今後さらにバスの数が増えると予想されるこのエリアが、かなり気になっておられるようでした。「サイトかシャロークランキング。どちらのパターンをメインにするのか、今晩、思いっきり悩んでみます」との言葉を残し、このエリアを離れていかれました。

 一方、私はこの時点で、翌日のメインエリアはこの内湖状のエリア、釣り方は三瀬谷ダムで徹底的に練習したラバージグのパターンでいくことに決めました。

 そしてこの時、自分が、エコタックルで使えるフットボールジグを持っていなかったことを思い出し、プラクティス終了時刻の午後4時を待たずして、午後3時で揚がり、釣具屋巡りを開始しました。

 しかし、すでにシーズンインしていることが原因か、私が一番欲しかった、3/8〜1/2ozのジグヘッドは全て売り切れ、1/4ozしか手に入れることができませんでした。

 今年からは、私のこの釣りに欠かせない「シリコンラバースカート」の使用が可能になったことが、とてもありがたく、濁った水色で少しでも視認性が良いように、ピンク、チャートリュース、ホワイト、のスカートを揃え、夜のうちにラバージグを作成しました。ただ、ジグのウェイトが軽いということが、実釣でどのような影響が出るのか。これが私の唯一の気がかりでした。

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