釣行日
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2005年2月11日(金) |
場所
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和歌山県 七川ダム |
天候
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晴れ |
風
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時折強風 |
状況
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水色はステイン〜ニゴリ。減水中、水温は8℃台 |
釣果
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36cm、約770g1匹 |
ルアー
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ホプキンスショーティー1/2oz、5/8oz、シルバー |
修行僧、冬期修行in七川ダム! <一日目>
2月11日(金)、和歌山県古座川町、七川ダムへ横山プロと一緒に釣行してまいりました。かねてから、冬のリザーバー苦手意識克服のため、横山プロに同行を依頼しており、今回は念願かなっての釣行となりました。
午前1時ごろ大津市の自宅を出発、途中池原ダム付近で吹雪に遭いましたが、幸いにも雪は積もらなかったので、約7時間後の午前8時ごろ、なんとか無事に七川ダムへ到着することができました。
前日より七川入りしていた横山プロに連絡を入れると、すでに湖岸にいらっしゃるとのことだったので、私も早速向かいましたが、湖面を見ると、これまでの釣行で私が一番減水していると感じていた8月よりもさらに減水しており、非常に驚きました。
急勾配の斜面をトレーラー牽引で走り、これまた車ごと落ちてしまいそうな急勾配の斜面でランチング。ヒヤヒヤしました。(しかし、この後、チャンピオンボートを牽引した車がやってきて、無事揚げ降ろししていったので意外と大丈夫だったのかも)このような状況であったため、釣りを始められるようになった時には、午前9時をとっくに過ぎていました。
実は今回の修行パートナーの横山プロは1月下旬にも七川ダムへ釣行、その時は三日間で40アップの大量水揚げに成功しておられました。冬のリザーバーでの釣りを全く解っていない私は、釣り方からエリアまで全て横山プロに従い、二日間完全弟子入りしました。
まずは、横山プロが気になっていたという平井川上流域を目指し、そこで生命感がないことを確認した後は、前回釣行で横山プロが探し当てた爆釣エリアの上地橋付近へ向かいました。現場へ到着し、横山プロが実釣を交えながら私にレクチャーをしてくれていると、いきなり横山プロのロッドが弓なりに!あまりにも突然な出来事で私が状況を把握できない間に、横山プロはあっさりと抜き上げ、いきなりの36cm!! 私がイメージしていたライトリグ等のスローな釣りではなく、メタルジグを使ったとてもアップテンポな攻めの釣り、驚きでした。とりあえず、見よう見真似で私もやってみると、いきなりヒット!でもなんだか手応えが変、ボートの真下から上がってきたのは50アップのニゴイ、ガッカリ・・・。
がっかりの割には喜んでる♪
その後、私はバイトが無くなりましたが、横山プロにはバイトが続出、でもショートバイトが多くフッキングがかなり難しそうでした。それでも横山プロはポツリポツリとバスをキャッチしておられたので、私は心底驚いていましたが、横山プロ曰く、前回とはサイズが入れ替わって小さくなっているとのことで不満そうでした。私なら充分満足できる釣れっぷりでしたが・・・。
横山プロの初日の1本目。36cm
3本目。38cm
その後、たま〜にバイトはあるものの、私に釣れるのはニゴイばかり。いいかげんウンザリしかけた時、横山プロから「今日はショートバイトが多いので、軽めでシルエットの小さいジグの方がいいのかも」とのアドバイスをいただいたので、ホプキンスショーティー5/8ozから1/2ozにサイズダウンしました。しかし、1投目から釣れてきたのは、またしてもニゴイ。その後も私にはニゴイがポツポツ、一方、横山プロはバスをポツポツ。「七川まで、ニゴイを釣りにきたわけではないのに・・・」と意気消沈しかけた15:00ごろ、またもバイト、今度は何だか手応えが違う、「バスかも?」。すると、ボートの真下から揚がってきたのは紛れもないバス、私にとって2005年度初バスなので、ネットを使い慎重ランディング。ネットに収まった瞬間、バスの口からジグがポトリ、危なかった〜。初バスをバラすと今年一年間、バラシ癖が付きそうだったので、無事キャッチできて本当に良かったです。約4ヵ月ぶりに再会できた七川バスは、やや白っぽい36cm、約770gでした。
今年の初バス! 36cm、約770g
横山プロの解説によると、「この日は晴天、強風の日なので、バスは半冬眠状態、腹をボトムにピッタリと付けてじっとしていると思います。その証拠に、バスの腹に泥が付いているはずですよ。」とのこと。私の釣ったバスの腹を見ると、確かに泥がこびり付いていました。そして、リリースすると真下めがけて一目散に潜っていきました。「横山プロ、あなたはスゴイ!バスのことは全てお見通しなのですね!!」
これを最後に、ニゴイのバイトすらなくなってしまったので、次は、横山プロが一日の中で一番良いタイミングを待っていたという、下流ダムサイト付近のスポットへ満を持して向かいました。到着すると、確かに横山プロの言う通り、雰囲気抜群のスポットだったので、ドキドキしながらキャストを続けましたが、どうやらこの日は、バスはお留守のようでした。残念・・・。その後は、時間一杯まで、ボート揚降場所付近を狙い続けましたが、バイトを得ることはできませんでした。
ボートを揚げてしまうと、「翌日の朝が大変」と横山プロからアドバイスをいただき、私はあまりその意味をあまり理解できぬまま、とりあえずボートを岸に係留した状態で後片付けを完了。車のガソリンがピンチだったので、横山プロを七川ダム湖畔へ残し、片道約30分の道のりで串本へ向かいました。
しかし、私の予想以上に串本のガソリンスタンドの閉店時間は早く、なんと17:00で閉店していました!もはや、七川ダムまで戻れるだけのガソリンは残っていませんでしたので、翌日の朝ガソリンスタンドが開店後、給油してから戻ることにし、その後は、500円で入浴できる串本温泉を利用、コンビニで170円の晩御飯(つまりカップラーメン)をすませ、前日より一睡もしていなかった修行僧は、橋杭岩海水浴場の駐車場で、七川ダムに残してきた横山プロを気にしつつ、遂にダウンしました。この駐車場は、イカ釣りで来た時にも利用していましたが、なぜか一晩中、某有名警備会社の車が有人状態で停まっているため、安心して眠ることができました。