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銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2004年8月14日(土)
場所
和歌山県 七川ダム
天候
晴れ
微風のちやや強風
状況
満水状態からは約4〜5m減水?水色はニゴリ気味
釣果
2人で30cm前後〜max43cm、約10匹
ルアー
カットテール、1/32ozワッキーリグ、
ノーシンカーリグ、ツネキチリグ

修行僧in七川ダム! 1日目

 修行僧の盆休みは8月13日〜16日でした。そして修行僧の奥様の盆休みは13日〜15日。約3年ぶりに二人の盆休みが一部重なり、また、子供が祖父母に連れられ東京ドームに行ってしまったことで、新婚旅行に行っていない修行僧は、「結婚14年目の新婚旅行?」と奥様をそそのかし、8月14日〜15日、正式発表もまだなのに、勝手に出場できるものと思い込んでいる「NBCチャプター・ブロックチャンピオン大会」の下見も兼ね、和歌山県古座川町七川ダムへと釣行したのでした。(←結果的に出場出来ました)

 今回は「奥様」という強力スポンサーが付いていたため、往きはリッチに大部分を高速道路利用。湯浅御坊道路が知らぬ間に南部(ミナベ)まで延長されていたこともあって、途中休憩ありの約6時間で到着してしまいました。高速道路は偉大なり、でももっと料金が安ければ・・・多分6,000円はかかったような気がする・・・。

 約3ヵ月ぶりの七川ダムに、まだ夜が明けぬうちに到着し、スロープの方角に目をやると、前回釣行時には水の底だった辺りに3つ4つ、テントの明かりが・・・。イヤな予感がしたので、上の駐車場でセッティングしながらとりあえず夜明けを待つことにしました。

 夜が明けたので様子を見に行くと、驚きました、前回釣行時の5月(この時は大増水でした)よりおそらく15m以上は減水しているような大減水。段々畑跡らしきものが全て露出しており、トレーラーでボートを降ろせるようなところへ辿り着くには、急勾配の斜面を走り、途中2ヵ所ほど沢を越えていかねばなりませんでした。おそるおそる車を走らせ、冷や汗をビッショリかきながら、なんとか一度もスタックせずに無事ボートを降ろすことができました。

 ショアラインの様子から、満水時よりも4〜5m減水しているように感じ、水色もニゴリ気味だったので、とりあえずバックウォーターを目指すことにしました。

 まずは前回釣行時に良かった添野川(ソイノカワって読むのかな?)へ。しかし減水のため前回の半分も遡れないところで行き止まりになっていました。しかも水深は数十cmしかなく、水色のクリアな部分はほとんどありませんでした。仕方なくカットテール、1/32ozワッキーリグをキャストし、当然のようにバイトがないのでピックアップしようとルアーを回収していると、30cmクラスが2匹ルアーを追いかけていました。ボート際でUターンしていったのでバイトするまでには至りませんでしたが、バスがいることがわかったので俄然やる気が湧きました。しかし、その後は何をやっても反応がありません。半ばヤケクソになって、少し離れたところにあった岩盤にルアーをキャストすると、絵に描いたようにフォーリングでバイト!約3ヵ月ぶりに再会できた元気一杯な七川バスは、約28cmと小ぶりでしたが、とても嬉しい1匹目でした。

 後が続かなかったので、そのまま添野川を下流へ釣り進むと、平井川との合流点付近の岬で、ほぼ同サイズをキャッチできました。今度はそのまま平井川のバックウォーターを目指して釣り進み、湯の花橋上流側で、30cmクラスを同リグで2匹キャッチ。ここのバックウォーターも減水の影響から、エリアは狭かったですが、添野川よりはまだバックウォーターらしさが残っていたので少し期待を持ちましたが、全く見えバスがおらず断念しました。

 この日はバックウォーターから少し下がったところの方が良い感じがしたので、先ほどの湯の花橋付近まで来るとまたバイトがあり、30cmクラスを2〜3匹掛けましたが、全てバラシてしまいました。それを見て近付いてきた人が40cmクラスをキャッチしたので、このエリアは魚影が濃いと感じました。この日は、とにかく全体を見て周りたかったので、これ以上深追いすることはせず、この時点で移動することにし、次に七川ダムのボディーウォーターである古座川を目指しました。

 平井川と古座川の合流点付近に、程よく風の当たっていた岩の岬があったので、まだバスを釣っていない奥様にキャストをしてもらうことにしました。釣りをするのが4〜5年ぶりだったので、リグが風に流されキャストがなかなか決まらず、3投目でようやくいいところにキャストが決まったな〜と思ってぼんやり眺めているとラインの様子が変。少し聞きアワセをしてもらうと、やっぱり喰っていた! そんなに大きくないと思っていたので、追いアワセをしてもらうと、突然バスが走り出し、ドラグが悲鳴をあげラインがどんどん出て行く!! 私も少し焦ってきたので、とりあえずエレキで岸から離れたところへ誘導し、川の真ん中でやりとりしてもらいましたが、バスは全く姿を見せず、右や左に走ったあとは、底へ底へと潜っていきました。完全にロッドがのされてしまっていたので、少し手を貸し、ようやくネットランディングに成功しました。引きのわりには小さかったですが、それでもグッドコンディションな43cm、約1,200gでした。


43cm、約1,200g

 これで、この日キーとなっているのが「バックウォーターではなく、川筋にある風の当たる岬」ではないかと思いましたので、そのような条件のスポットを重点的に狙いました。するとその仮説を裏付けるかのように、平井川と古座川の合流点にある岬で突如バイトが集中し、私にも40アップがバイトしましたがジャンプ一発バラシ、あとも4匹連続でバラしたので、このエリアで実際にキャッチできたのは私と家内で30cmクラスが1匹ずつでした。いずれにしても、このエリアの魚影の濃さは確認できたので、次に七川ダムの本流筋である古座川のバックウォーターを目指しました。

 古座川は先の2つの川筋よりさらに濁っており、畝ヶ崎橋(読み方がわかりません)上流付近の大量の流木群を越えたあたりでようやくジンクリアになりました。しかし、バスの姿は全く無く、二ゴイを2〜3匹見かけたのみでした。古座川もバックウォーターパターンではないようでした。

 そのまま下りながら釣り進みましたが、バイトは全く無く、古座川に合流するクリーク黒谷沢へ辿り着くまでに、私が30cmクラスを2匹キャッチしたのみに終りました。これは立木にテキサスをフォールさせるだけで簡単にバイトしてきたので面白かったです。これもパターンか?と思いましたが、減水のため多くの立木は陸上にあり、狙える立木はあまりありませんでした。

 その後、黒谷沢のバックウォーターも見に行きましたがこちらも全くダメ、これで全てのバックウォーターを諦めました。ここでは、バックウォーターより少し下がったところの岬で、私に30cmクラスの1バラシがあっただけでした。

 ふと時計を見ると午後1時、夕方まで実釣の予定でしたが、家内が軽い熱中症にかかってしまったので、止む無く終了することにしました。翌日こそは夕方までやると約束しましたが、天気予報は雨・・・。

 夕方までは串本市内や潮岬などを普通に観光し、一日を終えました。
――― 一日目終了 ―――

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