釣行日
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2004年7月17日(土) |
場所
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三重県 三瀬谷ダム |
天候
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晴れ |
風
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昼ごろより強風 |
状況
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満水。やや濁り |
釣果
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25〜31cm、5匹。(3匹で約900g) |
ルアー
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カットテール、1/32ozワッキーリグ、
ノーシンカーリグ |
ウエスタン三瀬谷第3戦前日プラクティス
今回のトーナメントでは、最初からやることは決めていました。それは、前週のチャプター戦で、実戦でも通用することのわかった「ブルーギルパターン」で押し通すことでした。当日の天候としては前週とあまり大きく変わらなかったものの、梅雨明け後の猛暑で水温は朝の時点で28℃前後あり、パターンが変わっていることは薄々感じてはいましたが、今回のJB戦のために温めてきたパターンなので、なんとかこれでいきたいと考えていました。
ボートを降ろすと、いつも通り下流域よりチェックを始めました。予想通り反応は悪く、しかもブルーギルとポジションのリンクしないエリアが増えており、たまに出てくるのはノンキ−パーばかり。早々に見切り、スタート地点より上流に狙いを切り替えました。すると、スタート地点のすぐ上流側のクリーク付近でようやくこの日1匹目のキーパーサイズ、26cm、約270gをキャッチ。そして程なく27.5cm、約250gもキャッチすることができました。
辛うじて私のパターンが残っていることを感じながらそのまま釣り上がったものの、多度橋クリークへ辿り着くまでに反応を確認することができたのは35cmクラスが1匹のみ。不安感を募らせながらさらに上流へ向かい、チェックを続けると多度橋クリーク合流地点の上流側で40cmクラスと55cmクラスの反応を確認することができました。危うく55cmクラスをバイトさせてしまいそうになりましたが、なんとかかわすことができました。その2匹と翌日の再会を固く誓い、その場を離れたのですが、果たして・・・。その近くのブッシュでバイトを避けきれなかったキーパーサイズを1匹キャッチしてしまった後は、さらに上流を目指しました。
そこから本田スロープまでの間はさらに反応が悪くなり、確認できたキーパーサイズは僅かに2〜3匹、本田スロープ周辺では35cmクラス1匹の反応しか確認できませんでした。その後本田スロープ〜洲山橋では全く反応がなく、洲山橋上流側ではキーパーサイズ2匹のみ確認。さらに上流へ釣り進み工事現場周辺では5〜6匹の反応を確認し、そのうち一番小さかったサイズ、25cm、約240gを釣ってしまったので、このエリアのチェックをやめました。
工事現場付近から折り返し下りながら、往きとは反対岸をチェックし続けたものの、全く反応のないまま時間だけが過ぎ、気が付くと寺淵橋周辺まで下っていました。昼過ぎあたりから風が強く吹きだし、ノーシンカーでは辛くなってきたため、ここでワッキーリグにチェンジし、岩盤エリアをフォーリングのみで狙い出すとすぐに絵に書いたようなバイトがあり、この日最大のサイズとなった31cm、約380gをキャッチすることができました。
しかしその後は強風に翻弄され続け、たいした感触も得られないままプラクティス終了の午後4時を迎えました。
今回のプラクティスでは、当初の予想通り「ブルーギルパターン」の効き目が弱ってきていることと、ブルーギルのいるレンジとバスのいるレンジが変化していることを実感したものの、その一方で辛うじて反応するバスが残っていることもわかりました。
翌日は強烈な人的プレッシャーにより、さらに状況が厳しくなることは容易に予測できましたが、僅かでも可能性が残っていることがわかった以上、今回の私は珍しく強気で、「ブルーギルパターン」を押し通すという当初の思いを強く持ちました。これでダメでも全く後悔するような気にはなりませんでした。翌日は「ブルーギルパターン」と心中する覚悟でした。
――― 前日プラクティス終了 ―――