釣行日
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2004年7月11日(日) |
場所
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三重県 三瀬谷ダム |
天候
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晴れ |
風
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微風 |
状況
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ほぼ満水 |
釣果
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キーパーサイズ7匹。(3匹で1,700g) |
ルアー
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カットテール、1/32ozワッキーリグ、
ノーシンカーリグ、ツネキチリグ |
奥伊勢湖宮川チャプター最終戦
修行僧、前回の雪辱晴らす4位入賞!
年間順位も9位に
天候、水位もほぼ前日と変わりなかったので、同じパターンでいこうと考えていました。スタート順はあまりよくありませんでしたが、スタート後はなんとか第一ポイント、多度橋クリーク合流地点の上流側へ入ることができました。しかし・・・ブルーギルとノンキーパーの反応しかありませんでした。すぐに見切り上流へ。
そして前日デカイのがいた本田スロープ周辺の2ヵ所へ。まず、前日50アップのいた1ヵ所目は反応なし。2ヵ所目、なんとか40アップが反応しましたがバイトにはいたらず。この時点で見切り、さらに上流を目指しました。
途中、対岸のブッシュエリアで、有名なH氏(今回準優勝)が40アップをキャッチした瞬間を目撃してしまい、焦りは頂点へ。次に入った洲山橋上流のスポットでは、40アップ、50アップの反応があったもののミスバイト!心臓が爆発しそうなくらいドキドキしました。そのまま上流へ向かって釣り流していた時、前日には反応のなかった岩場で、キーパーサイズ2匹のチェイスがあり、ようやくそのうちの1匹、約220gをキャッチ。
その後も反応はあるものの、ミスバイトやフッキングミスを数回繰り返しながら、気が付けば工事現場付近まで釣り上がっていました。ここで2匹目のキーパーサイズ約230gをキャッチ。その少し上流側で500gクラスのバラシが1回あり、即再度キャスト、なんとか約570gをキャッチ。ここでようやくリミット達成。時間は9時48分。バイトが集中したことで、狙っているシャローエリアにバスが差している感じがし、キャストを続けるとまた同クラスがバイト、しかしこれもボートの下に突っ込まれた瞬間フックオフとなりました。ガッカリしてキャストすると次は、目測で35、45、50cmクラス3匹のスクールが現れ、そのうち丸々と肥えた45cmがルアーを一気に吸い込みました。小心者の私は、この瞬間に冷静さを失い、反射的にあわせてしまいました。すると・・・まるで絵に描いたように、バスの口からルアーが「スポッ」と抜けてしまいました。その瞬間、3匹の視界に私の姿が入ったようで、一目散に逃げていきました。ああ、またキッカーを逃してしまいました。このバラシの多さを克服しなければ・・・。
この時点でシャローエリアでの反応がなくなったため小移動。少し上流側で約280gをキャッチ、約220gと入れ替えました。リミットも揃っていることなので、さらに上流の荻原橋まで上がり勝負をかけようか悩みましたが、結局、工事現場より上流へ上がることはしませんでした。
工事現場の少し下流のオーバーハングで、30cm後半のバスが反応しましたが、ミスバイトばっかり。イライラしながらも狙い続け、4回目のバイトでようやくフッキングに成功しました。無事キャッチできたのは、この日最大となる約620gでした。ここで230gと入れ替え、時間は午前11時前。この時間を見て、私がこれまでに高確率で11時〜12時の間に30cm前後のバスを釣ったことのあるスポットが近くにあることを思い出し、すぐに向かいました。そこは水深があるため、ワッキーリグとツネキチリグのローテーションで狙いました。すると、S藤プロが現れ、話をしていると手許に魚信が伝わりました。慌ててフッキングすると、まずまずの手応え、約470gをキャッチすることができ、280gと入れ替え、200g台を全て追い出すことに成功しました。D藤プロとは、プラクティス中も、話しをしている時に40アップが釣れたことがあったので、S藤プロと出会うと釣れる、そんな気持ちになりました。S藤プロ、ありがとう!
S藤プロが離れていくとバイトがなくなった(?)ので、そのまま下流に下っていると、S野プロと会いました。話を聞くと、リミットは揃っているとのこと。「人も少なくなってきたことだし、今から上流行ってキッカーを獲ってきますわ!」との言葉を残し、行ってしまいました。しかし、この言葉が後で現実になるのでした。
本田スロープまで下り、朝はバイトのなかったスポットを再度狙うと、キーパーサイズがあっさりバイト!しかしこれは約320g、入れ替えにはいたりません。普段のトーナメントなら、喉から手が出そうなくらいの惜しいサイズでしたが、今回はそのままリリースとなりました。
その後はバイトもなく、結局それ以上の入れ替えもなく、ウェイインすることとなりました。
結果は1,700g、また微妙なウェイト。それもそのはず、普段なら、優勝の可能性もあるウェイトなのですが、先出のS野プロが、本当に上流でビッグフィッシュを獲ってきていたからです。
S野プロは1匹でも優勝なサイズ約2,200gフィッシュを含む驚愕のトータルウェイト3,280gでブッチギリの優勝。そのような中、私はなんとか4位に踏みとどまることができました。
これで年間順位が9位となり、奥伊勢湖宮川チャプターチャンピオンシップ出場権獲得、関西クラッシックへの出場権獲得の可能性も出てきました。これまでチャプターでこのような結果を残せたことがなかったので、本当に驚きでした。
三瀬谷ダムで修行を始め、1年4ヶ月、やっと入賞できたことは嬉しかったのですが、あくまでも私の本番はJB戦。だからとても複雑な心境でした。JB戦で結果を残せてこそ本物、私はそう考えています。
その日が来るまで、私は三瀬谷修行を絶対にやめません!!
Ohtaさん! おめでとう!!(by黒鱒)
あ、見つけちゃいましたね?
ここから下はとっても貴重なテクニックですよ(by くろますなヒト)
<今回の修行僧パターン>
私もこれまでブルーギルに翻弄され続けていたひとりでしたが、6月ごろ、このブルーギルを逆に利用するパターンを見付けました。
まずブルーギルを探すことから始めます。見付けてルアーを投げ込むと、間違いなくそのブルーギルがバイトします。ここでフッキングしてしまわないように注意し、適度にラインテンションをかけながら、好きなように引っ張り回させていると、次々にブルーギルが集まり、巨大な群れとなりルアーの取り合いを始めます。すると、その光景にバスのスイッチが入り、突如、ブルーギルの群れの下から現れます。バスに驚いたブルーギルがルアーを離した瞬間、バスがルアーにバイト!といった具合です。
この、ブルーギルがルアーを離したとき、そのままの水深にルアーが留まった方が反応の良い場合はノーシンカー、少し頭を下にしてフォールした方が反応の良い場合はネイルシンカーを挿入します。
これが私の「ブルーギルパターン」です。