釣行日	2004年5月2日（日）
場所	和歌山県　七川ダム
天候	くもり時々雨
風	微風
状況	大増水、激ニゴリ。上流域は一部クリア
釣果	38cm、32cm
ルアー	センコー３インチノーシンカー、カットテールツネキチリグ

リザーバー行脚in七川ダム　＜２日目＞

　朝、目覚めて驚いたのは、駐車場が満杯になっていたことでした。寝る前は確かにガラガラだったのですが・・・

　手早く準備し、さっさとボートを降ろしたかったのですが、スロープ付近が混雑していたのと、この日もまた、スロープに駐車車両があり、手間取ってしまいました。ようやくボートを降ろせたのは午前7時過ぎでした。

　前日の結果から、添野川と黒谷沢に狙いを絞ることにしました。特に添野川の最上位流域には、グッドサイズが次々に差してきていたので、まず一番に向かいました。

　到着すると、果たしてそこにバスはいました。マッディな水とクリアな水の境目を行ったり来たりしていました。ほとんどが40アップだったので、かなり熱くなり、自分の思いつく限りの釣り方を試しましたが、無視、100％無視。反応のかけらもありませんでした。まるで三瀬谷のバスのよう。

　がっかりして、中流域にあるワンドのマウス部をセンコー３インチノーシンカーリグで狙い始めた１投目、フォーリングでいきなりバイト！引く、引く、強烈に走り回る！てっきり40アップかと思いましたが、キャッチしてみるとスマートな38cmでした。七川ダムのバスは良く引くと聞いていましたが、本当でした。フィールドコンディションが良い時は、こんなのが入れ食いになるんだろうな〜楽しいだろうな〜と、２匹目のドジョウならぬバスを狙いましたが、そこでは２度とバイトはありませんでした。

　その後も、似たようなシチュエーションを探して狙いましたが、ノーバイトが続きました。仕方なく、前日見えバスがたくさんいた、黒谷沢へ移動しましたが、前日あんなにたくさんいた見えバスは、完全に姿を消していました。それでも、この沢は曲がりくねっていくつもの支流があり、迷路のようになっていて面白かったので、どんどん遡っていくと、岩陰にそっと寄り添うように付いているバスのような影を発見。クリークの奥で薄暗かったのと、水が濁っていたことで、それがバスとは確信が持てませんでしたが、カットテールツネキチリグを送り込むと、あっという間にロッドティップが引き込まれました。釣れたバスは32cmでしたが、とても良く引きました。

　しかし、その後は全く見えバスとも出会わず、普通の釣りでバイトもないので、いい加減気が滅入り始めた頃、私に声を掛けてきた釣り人がいました。話を聞いていると、バイトは全くなく、他の釣り人もほとんど釣れている人はいないとのこと。私が2匹釣ったと言うと、かなり驚いておられました。これで一気に気分が冷めてしまったので、12時でボートを揚げ、次のダム湖へ向かって大移動を開始しました。

　今回は、こんなさみしい釣果でしたが、とても多くのバスがいた七川ダム。きっとハイシーズンはパラダイスに違いない。またチャレンジします！
―――２日目終了―――