釣り人のヤル気をじわ〜っと沸かせる、ちょっと気になる釣りサイト「黒鱒.com」バスタックル
home
sitemap
link
about
銀山湖荒行
目次
三瀬谷ダムって?

釣行日
2004年4月3日(土)4日(日)
場所
三重県 三瀬谷ダム
天候
晴れ
微風
状況
中流〜下流、やや土濁り。上流、ステイン
釣果
44cm(メス)、30cm(メス)、29.5cm(オス)、29cm(オス)
ルアー
カットテールツネキチリグ

第2回三瀬谷強化合宿一日目
初バスキャッチするも・・・

 午前7時30頃、三瀬谷ダムに到着。自宅を出るのがすっかり遅くなってしまい、この時点で修行僧仲間(S田プロ、S藤プロ)は既に修行を開始していました。

 浮桟橋で、前週より2m以上増水していることに驚いていると、対岸をゆっくり流しているS藤プロを発見。あいさつのつもりで手を振っていると、わざわざこちらへ戻ってきてくれたので、呼んでいると勘違いさせてしまったかな〜と、申し訳なく思っていると、何だか様子が変。私に見せたいものがあると言う。そして、ライブウェルから取り出されたのは見事な40アップ。この日私が三瀬谷入りすることがわかっていたので、見せようと思ってキープしていたとのこと。これは私の闘争心に火をつけるのに十分な出来事。手早く準備を整え、午前8時にはボートを浮かべていました。

 しかし、ショックなことがここで2つ。まず1つ目は、防寒着もレインウェアも両方自宅へ忘れてきたこと。これまで、どんなにカンカン照りの日でも忘れたことはなかったのに・・・。この日は暖かな日だったので、この両方とも必要はありませんでしたが、この忘れ物がこの後、今回の合宿に大きな影響を与えることになろうとは、この時点では夢にも思いませんでした。2つ目は、魚探の水温センサーのコネクターが壊れており、水温がわからなかったことです。1度の温度変化がバスに大きな影響を与えるこの「春」という時季に水温がわからないのは致命的でした。

 最初に下流域のクリークを順番に手早くチェックしましたが、入っているのはヘラブナの大群ばかり、それもおびただしい数が差しており、あちこちのブッシュでハタキまくっていました。増水のおかげで、干上がっていたクリークに良い感じで水が満ちていたのに残念でした。ヘラ達にバスはクリークから追い出されてしまっている気がしました。

 仕方なく、本流の岸際をカットテールのツネキチでテキト−に流していると、「コツ」という小さいがハッキリとしたバイトが。え!?と思った瞬間にはラインが走っていたので、すかさずフッキング。強烈な締め込みが2度、3度。ネットが他のロッドに絡まっていたので長年やっていなかったハンドランディング。44cm、約1,100gのメスでした。S藤プロに見せびらかしてから逃がすことにして一時キープ。三瀬谷に通い出して約2ヵ月。嬉しいはずの初バス、しかも40アップなのにあまり嬉しくありませんでした。そう、ただ岸沿いを適当に流すだけの釣り方なら、別にプラなんか必要ないからです。何か、練習の成果を得られたと実感できる釣り方をしたかったのですが、その後も適当に岸際を流しているだけで、30cm、29.5cm、29cmを次々にキャッチ。しかし、やはり適当な釣りではこれ以上数を伸ばすことはできませんでした。3匹でのウェイトは約1,800gといったところ。

 途中、やっとS藤プロと出会い、得意げにバスを見せてリリース。しかし、S藤プロは既にキーパーサイズを10匹以上キャッチしており、キロオーバーも3匹キャッチしていたので、ウェイトはあっさり3キロオーバー。このS藤プロ、我々修行僧仲間の中では一番修行成果を現している方。2月に46cm、そしてこの一週間前には、51cmをキャッチしているとのこと。私とはエライ違い・・・。

 もう一人の修行仲間、S田プロも、内容にはかなり不満そうでしたが、それでも前週に引き続きキーパーサイズを2匹キャッチしていました。スロープで、いろんな人に話しを聞いていると、なんと2匹で3キロオーバーをキャッチした人に遭遇。前回のチャプタープラクティスでは6キロパターンをつかんでいたとのこと。恐るべし・・・。私にはまだまだ修行が必要です。

 さて、翌日4日(日)。私はこの土日、晴れとの天気予報を見てきたのに、いつの間にか予報は変わっており、夜明けから雨が今にも降りそうなうっとうしい天気。とにかくボートをもみじの里公園スロープより降ろし、今回の大潮で、夜のうちにバスがシャローに差してきていることを期待して、またクリークから釣り始めましたが、やはりいるのはヘラばかり。そうこうしているうちに、ついに雨が降り出してしまいました。橋の下で雨宿りしながら、降りが弱くなれば橋の下から出る、ということをやっていましたが、そんないい加減な釣りで釣れるはずがなく、さらに雨が強くなってきたので、仕方なく昼前に揚がりました。ああ、レインウェアさえあれば・・・。

 夕方、電話でS田プロに結果を聞くと、なんとキーパーサイズを10匹近くキャッチしたとのこと。気温、水温とも前日より下がり、明らかなタフコンディションの中、さすがです。タフコンになればなるほど、この方は釣ります。去年もそうでした。

 また、この日は私が恐れている北山田軍団の先遣隊が三瀬谷入りしていたらしく、初挑戦にもかかわらず、しっかりキャッチしていたとのこと。強敵が次々に出現、ヤバイよ〜

 次週は、奥伊勢湖宮川チャプターです。私には修行成果が現れるのでしょうか?とにかく頑張ります。

FISHING NAVI
アメスタ!!
GONG OF GAME
横山的・黒鱒釣競技生活
知多道〜CHITA WAY〜
くろますなヒト
写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
copyright(c)2005 kuromasu.com All Rights Reserved.