琵琶湖スーパーガイド
「GONG OF GAME」森田とは?
■ 森田さんのガイドスタイル
ガイド業を始めて5年、今年で6年目を迎える森田さんのガイドスタイルは、まずバスの動きを読み完全に把握している場合は、じっくり釣りをしてルアーローテーションでバスをキャッチするスタイルと、もちろんコンディションによってはポイントをランガンし、元々湖北でガイドを開始しているので、時には湖北にも大橋をくぐり出撃するスタイルとがある。天候の変化や人為的プレッシャーなど細かいファクターが釣況を左右するので、安易な答えは出さずに考えながら釣りを展開するあたりは、プロガイドとしては必須であろう。
またゲストの皆さんに喜んでもらえるようガイド前のプラクティスもできるだけ行うようにしている。ゲストが望む釣りに応えるために実際に釣るエリアを絞っていくことでガイド当日に備え、状況が変わった場合は絞った部分から新たな答えを導く、そういった流れが森田さんのガイドスタイルを作り出したのかもしれない。
■ 仕事への姿勢

体調管理には特に気を遣うようにしている。当HPのレポートで気付くかもしれないが、実際にレポートのない日がある。それは一週間の中でできるかぎり休日を設定しているからだ。ただ収入のためだけに無理にガイドをしてしまった場合、自分自身の疲れがピークに達した時には、ゲストの皆さんに失礼にあたると考えるからである。ガイドの休みは地元愛知へ戻ってルアー製作をしたり(これは仕事)、身体を休めたりするなどにあてている。日頃観ないテレビを観て、つい夢中になってしまうことも?
しかし最近は休みなしの強行ガイドが続いている。今回の企画も強行の一つ?ではあるが、ここは気力体力でカバー。季節的にも人気がある時期なので、スケジュールが多少きつくても仕方のないこと。逆にありがたいことなので、それに応えたい気持ちのほうが大きい。そのかわり夜などに身体を休める時間を少しでも多く取ることで、この多忙を乗り越えているのだ。その成果は連日のレポートを読んで頂ければおわかりだと思う。


森田さんはガイド業のほか、スピナーベイトやバズベイトのハンドメイドルアーを製作し販売を行っている。それらはカラーバリエーションはもちろんのこと、ブレードの形状やアクションなど多彩である。特にスピナーベイトは日本では珍しい3枚ブレードも用意している。フラッシングやバイブレーションが強烈で、2枚ブレードと使い分けができることから、取扱いショップやゲストの皆さんに好評である。
また最近ではビッグベイトの製作にも取り組んでおり(コラム「I think,I feel.」参照)、6月頃を販売目標に最終調整中である。またこれについては後日詳細を掲載していきたいと思う。
(第一部 - 完 -)