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2000年「よもやま話」【2】

ゴールデンウイーク合宿

 皆さん、今年のゴールデンウイークは十分楽しめただろうか。私は琵琶湖南湖に4日間の泊まり込み(車中泊)を敢行し、この先のプロトーナメントに備えて練習をみっちり行なった。そして結果をひと言でいうと『琵琶湖復活』であった。はっきり言って今年の琵琶湖は4月中旬までとても不調であったが、ゴールデンウイークに入るとスイッチが入ったかのように釣れだしたのである。

 ガイドの日を含め4日間を通じて40アップが釣れなかった日はなかった(しかし私は先々のトーナメントに備え、どちらかというとアフター色濃いバスやまだ入っていない地形的なピンスポットを探しながら釣りをしているので、少々サイズにバラつきが出ているのは気にしないで欲しい)。

 周りの友人たちも御他聞に漏れず爆釣しており、写真のようなバスが数多く釣れている。今年のゴールデンウイークはまさに当たり年と言えた。

 そうなった理由としては、今年はなかなか水温が上がらずにいたためシャローに入りきれないバスが多かったことがまず挙げられる。そしてスポーニングに適した水温になり、安定した時期がゴールデンウイークと重なったこと(そしてアングラーが大挙して押し寄せたこと)、ついでに大潮が重なってバスも大挙してシャローに押し寄せたことという恐ろしい合致が今回の爆釣に繋がったのだろう。

 エリア的には赤野井沖が筆頭であとは名鉄、アクティバ、井筒などの西岸全般が良かった。特に赤野井は毎日50艇を軽く超えるほどの大船団となっており、普通ならプレッシャーで日に日に釣果は落ちるはずだが、そうはならず好調が続いた。

 また意外なところでは沖のウイードの状況があまり良くなく釣果の乏しかったはずの北山田もゴールデンウイーク前から釣果が昇り調子で、50cmアップがよく釣れていた(ちなみに私は60cm位のビッグ!ナマズをテキサスリグでキャッチしてしまった)。

 しかし依然とハードルアーの反応はあまり芳しくない。釣れるとすれば、スピナーベイトを始めとしたスローな釣りを強いられてしまう。しかし今後はウイードの生息域拡大の伴って徐々に沖へバスが散っていき、アフターバスの回復も合わせて、ハードルアーへの反応も徐々に良くなるのではないかと思う。実際にゴールデンウイークの一週間後にはハードルアーへの反応がかなり良くなってきているとの情報も得ている。エリアは名鉄沖3mのウイードフラット。ルアーはTDバイブレーションのキンクロのサイレントタイプが良かったそうだ。釣果はい1時間で40アップ3本を含む7本というなかなかの釣果だ。

 さて今後の見通しだが、やはり赤野井沖は有望であろう。そのほかは名鉄沖やアクティバ沖、井筒沖、アングラーズイン沖などの南湖の中でも比較的ウイードの状況が良かったエリアが有望だ。また意外なところで、近江大橋を南へくぐった膳所沖も水通しが良く有望だろう。いずれにしても季節を追った釣り方に忠実でることが重要だ。

以上、「週刊つりニュース」5月中旬掲載

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