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2000年「よもやま話」【15】

クラシックプラクティス

 ああ困った。ホントに困った〜! クラシックのプリプラで10月7〜9日の3日間琵琶湖に入ったのだが、初日はキーパー1本、2日目ゼロ、3日目2本とヒジョ〜に寂しい結果に終わってしまった。写真のバスは初日に釣れたキーパーで約35cmのごく普通の500gバスだ。3日目も2本ともそれと同じサイズだった。グッドサイズのバスは一体どこへ行ったんだろうか…(知りませんか?)。

 初日は寝坊したため正午からの釣りとなり、バイブレーションやスピナーベイトで南湖の2.5m前後のシャローを流すとノンキーは飽きない程度に釣れるのだがキーパーが全く釣れない。ライトリグをキャストするにはトロトロした藻が多すぎてろくにキャスト出来ず、テキサスリグをキャストするもバイトは少なく、たまに釣れてもノンキーだ。トロ藻が多いのは台風が来ないためで、例年であれば台風でトロ藻はどこかへ行ってしまい秋のシャローパターンが成立するハズなのだ…が…。

 最近は朝夕めっきり冷込むようになり、琵琶湖の水温も9日には20度台まで下がった。ターンオーバーの影響もありバスは低活性である。風も適当に向きを変えて吹くものだからシャローにもターンの水が入り込んでしまい、いいエリアが見つからない有り様だ。

 8日に京都チャプターが開催されたので、結果を参加者に聞いたところ1位が3900gで4本(なんとバズベイト!)、5位で2400gということで非常にローウエイトの結果だった。リミットメイクは誰一人おらず、400人ほどの参加者でバスをキャッチできたのは100人はいないとのこと。私が船を預けているマリーナの仲間は全員ノーフィッシュの惨敗だったらしい。まあ私もこの日はノーフィッシュだったのでたいしたことは言えませんが…。

 3日目は南湖から釣りを始めていき、ターンオーバーの影響が比較的薄いエリアをメインに狙っていった。具体的には北山田や井筒などの岬の付け根、赤野井烏丸半島の付け根といった奥の部分。あとワンドの奥の奥。そしてきわめつけはウイードの生い茂っている中。例外として北湖から降りてくるバスの通り道となる木の浜周辺。この中で正解らしきものがでなければ、ホントに困ったさんなのだが、結果ホントに困ったさんになってしまった。この日に釣れた2本ではパターンとして思い込みも出来ずそのあとの展開が来週考えられずに3日間が終わってしまった。唯一気付いた点は案外ターンオーバーを気にしない方が釣れるということだ。周りもこの日はポツポツ釣れており、聞いてみると、特にターンオーバーを考慮に入れてなさそうな箇所が多かった。考え過ぎもよくないようだ。但し釣り方はスローかリアクションのどちらかであるのはハッキリしていて、どんな釣り方でも釣れるというわけではなさそうだ。私が今回釣った方法は2つでデッドスローのダウンショットリグ(ワームはネクストワンから新発売のアイボールテールとゲーリーカットテールワーム)とTDサイレントバイブレーション(カラーはキンクロ)の高速リトリーブだった。ちなみにノンキーはバイブレーションやダウンショット、テキサス、スピナーベイトなど比較的3m前後のウイードエリアでよく釣れるので数釣りに関してはそこそこ楽しめる。あとサスペンドミノーのトゥイッチも反応がいい。

 しか〜し!私にとってはキーパーが第一。次の土曜日もプリプラに入るが(今回は次の日曜日から木曜日までがオフリミット、つまりその期間は琵琶湖で釣りをしてはいけないということです)さてパターンは見つかるのだろうか…。憂うつのまま次回へ続く。

以上、「週刊つりニュース」10月中旬掲載

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