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2000年「よもやま話」【13】

長野県白樺湖出撃4

 9月はマスターズ戦が琵琶湖と河口湖、長野チャプター最終戦が白樺湖でそれぞれ行われるので、参戦するためにラインの巻き換えやルアーの入れ換えなどでドタバタの1カ月となった。この原稿を書いている時点では河口湖は終了していないが、丁度タックルの準備などでドタバタしている最中である。

 さてマスターズの琵琶湖戦は前々回にお伝えしたとおりだが、その翌週に長野チャプターの最終戦に参戦することになり一路白樺湖に向かった。もともとあまり行く気もなく、家族サービスをしよう思っていたので、前日は夜の11時までテレビを見ていたのだが、友人から誘いの電話が入り、「ほらほら、入谷さん行きますよ!」の連呼でマインドコントロールされ、ハッと気付けば眠い目をこすりながらクルマを走らせている私がいたのである。

 さて7月以来の白樺湖だったので、コンディションの変化を気にしながらトーナメントはスタート。今回は友人が多く参戦していて、みんなクラシックの出場権狙いで気合満々だ。

 天候は曇りで少々肌寒い。湖はウイードが増え、ベイトはミドルレンジ(3.5m付近)に集まっているようだった。

 結論からいうと私の結果は1295g(5本)で13位。残念ながらお立ち台へは300g強足らなかった。朝イチが勝負だったようで、最初に入るエリアの選択で結果は決まってしまったようだった。私は今回お立ち台に絡んだエリア(北東のウイードエリアでオダらしきものがが沈んでいるところ)に入れたのだが少々入るのが遅かったため、絶好のタイミングを逃してしまった。私が着いたころには、すでに何人かがリミットメイクしていたのだ。残念。

 私の釣り方は前回と同様でドラッグシャッドピンテールのアユカラーとリトルスパイダーのダウンショットリグ。今回もステイに反応が良かった。リーダーは20センチぐらいで、シンカーはハイブリットタングステンの3.5g。ラインはアプロードレーザーサイトの4ポンドだ。アタリはほとんど感じないのでラインでアタリをとった。

 さて話はかわるが、以前このコーナーでタグをバスにつけた話をしたと思う(6月25日の長野チャプター白樺湖戦で選手が釣ったバスにタグをつけ、白樺湖における個体調査を始めたこと)。

 結果白樺湖にいるバスの数は千匹前後(多少のプラスマイナスはありうる)と割り出された。まだ1回きりの調査結果ではあるが、白樺湖にいるバスはそれほど多くないんだなと思えた。それは私にとって白樺湖はバスが非常に多く釣りやすい湖と考えていたからだ。 

 バスが異常繁殖したとかいろいろと根拠のなさそうな報道がされている昨今において、本当のところバスの繁殖力はどれほどのものなんだろう? 本当に異常繁殖するのならばどういう要因で異常繁殖となるのかな? などと個人的に考えてしまう。また長野県自然保護研究所の方の話によるとバスは白樺湖に限って言えば水質浄化に有効だそうだ。

 さて皆さんはこれらの話をどう受け止めますか? ガイドなど機会があれば意見交換でもしましょう。ではまた次回。

以上、「週刊つりニュース」9月下旬掲載

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