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くろますなヒト
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釣行日
2002年6月23日
場所
滋賀県 琵琶湖南湖
状況

釣果

●23日
天候…曇り時々晴れ
風…北/微風→北/強風
水温…25℃前後
釣果…キーパー×7(50アップ×2含む)
   ノンキーパー×数匹
使用ルアーなど…バイブレーション、カットテール、カーリーテール
   チューブ、パワーホグなど

「春過ぎても50UPは釣れまっせ!」

近藤さん、記録更新50cm!!

 今回は6月23日の琵琶湖南湖を報告しよう。この日はゲストに近藤さんを迎えてのガイドとなった。近藤さんは今までの最高が40センチということで、これを更新することが今回の目標となった。

 まず向かったのは先週のプロ戦でイイ思いをした北山田沖4m。ここでパワーホグとカーリーテールのダウンショット(シンカーはハイブリッドタングステン1.8g)を使ってカーブホールを意識し、ウイードに引っかかったらステイという釣り方で狙っていった。ラインはアプロードメタルレーザーの5ポンドを使用し、50アップにも十分耐えうる太さで望んだ。

 数投もしないウチに私にヒット。25センチほどのバスがパワーホグで釣れた。そのあと近藤さんにも30センチ級がヒット。幸先良いスタートでお互い声がはずんだ。

 しかし先週から釣れ出したこの場所は人気場所となり、朝は私たちを含めて3艇しかいなかったのだが1時間もすると30艇ほどになってしまった。私はここぞという場所へマーカーを打ってマイウォーターを主張し釣りを続ける。

 暫くして私のロッドがグーッとしなった。これはデカイ!釣り上げたのは50アップ! リグはさっきと同じくダウンショットだが、ワームはカーリーテールだ。これもステイ後のバイトで、やはりあまり動かし過ぎるとバイトがない。典型的なアフタースポーニングの釣りである。このあとは船の数が50艇以上にふくれあがったために過密状態でバイトも遠のいたため、仕方なく移動することにした。

 次に北山田のシャローに移動。水深2mと浅いところだが、アフターの居残りを狙ってストラクチャーや程度の良いウイードを狙って釣りをしていった。私が「先週はバイブレーションでもグッドサイズが出ましたよ〜」と伝えると近藤さんがすかさずバイブレーションにルアーチェンジ。私もチェンジして、釣りをしていった。すると私のルアーに、コンコンとアタリを感じるがフッキングしないことが続く。う〜ん何でノラないんだろう?ギルかな〜?と思っていると近藤さんのバイブレーションにバイト。アタリの犯人がこれで判明。犯人は12センチくらいの小バスだった。バスの活性が低かったのではなかったんですね。ただバスが小さかったってこと。そんなわけでここを見切って、多分船の数は減っただろうと思って再度北山田沖へ移動した。

 北山田沖は相変わらずの船団だがどうも釣れていない様子。30分くらい粘ったが釣れず、少しづつだがボートも減っていった。私たちもここまま粘ってイイ思いをする気配を感じなかったので移動することにした。

 時間もお昼近くになってやってきたのは浜大津沖。先週は調子よくなかったが復活を願ってやってきた。私に策があったからだ。このエリアにもボートは沢山いたが、やはりというかあまり釣れていない様子。しかしここは今の季節必ずバスがついていると確信している私は、釣れないのは釣り方に問題があると考えていた。

 周りのボートはウイードのツラを引くようにバイブレーションを使用したり少々ウイードがきついがスピナーベイトを引いたりしていたが、なかなか上手くいかないようだ。またはダウンショットやノーシンカーを使用していた。しかしそれではハードルアーは引きづらいのでポイントを荒らす可能性があるし、ダウンショットやノーシンカーでは点の釣りしかできない。さて、皆さんならどうしますか?

 ここで使うのはチューブのジグヘッドである。これをリフト&フォールで狙うのである。ウイードに潜らせないようにするのがキモであり、この釣り方でウイードの中にいるバスをウイード上へ誘い込むわけだ。最初は近藤さんもやったことがなかったため、私が最初に見本を見せていった。ブルーギルがよく釣れてしまうのがネックだがバスも順調にヒット。最初は半信半疑だった近藤さんも私がセッティングしたジグに変更して釣りを開始。やったことのない釣り方に苦労していたが、「大丈夫、大丈夫、絶対来ますよ!」と声を掛けながら釣り続けた。そして正午を回ってしまったのたが二人ともあまりお腹がすいていなかったので、そのまま釣り続けているとやっと近藤さんにもバイト!30センチくらいのバスだが、初めて使うリグで釣れたバスに感謝! 昼食を抜いた甲斐があった。

 そして私もバスを追加しながら近藤さんの次のヒットに期待していると、近藤さんが「ウイードかな」とロッドを上に上げている。「もしかしてバスなんじゃないですか〜?」と私が声をかけると本当にグングンッと引くじゃありませんか!「近藤さんバスですよ、バス!」近藤さんも一生懸命ロッドのやりとりをする。ボートの下に潜られたりしてヒヤッとしたが釣れたのは体高のある50アップのナイスバスだった。「近藤さんおめでとう!! 」二人でガッチリ握手を交わして歓喜の雄叫び〜! こうして近藤さんの自己記録が更新と相成りました。一方、気が付けば周りに船は一艇もいなくて、どうやら釣れていたのは私たちだけだったようだ。

 このあとは場所を点々としたが、強風に見舞われバスは北山田の小バス数匹にとどまり3時にロッドオフとした。

 最近の南湖は釣れる場所が限られており、しかもその場所はころころ変わっているのが現状だ。どこでスイッチが入るのか分からない状況なのでエリアの見切りがとても重要になってくるだろう。まだアフターの釣りが続くが、徐々にサマーパターンに移行する季節でもあるので水通しの良い場所もキーポイントとなるだろう。

 それではグッドフィッシング!

☆以上、週刊つりニュース掲載

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写真は一部NBC NEWSの許諾を得て記載しております。
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