釣行日
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2002年5月6日 |
場所
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長野県 白樺湖 |
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天候…晴れ
風…南&北&西(全て弱風)
水温…?度(水温計持ってません)
釣果…ノンキーパー×0 キーパー×9
使用ルアーなど…フォーチュン、3インチグラブ、スピナーベイトなど |
白樺湖へ再チャレンジ

今回は5月6日の長野県白樺湖を報告したいと思う。
皆さんあまり馴染みのないフィールドかもしれないので簡単に説明しておこう。白樺湖は皆さんCMでもご存じ「池の平ホテル」のそばに位置している。湖はステインで広さはとても狭く、入鹿池の4分の1以下(もっと狭いかも!)の広さである。フィールドは南北に縦長で、北が池のような地形で、南はダム湖のような地形をした、一風変わった湖である。水深は深いところで北が4m、南が9mである。名称の由来から想像できるようにスタンプが多く、またストラクチャーや岩、ウイードなど湖は小さいがバスフィッシングの要素を一通り含んだ、大変勉強になる湖である。バスのサイズは標高が1400mを超えるためか20〜25センチがメインで、40アップ前半が限界と言われている。ボートの持ち込みは禁止で岸づりかレンタルボートでの釣りとなる。釣り券が一日1000円、レンタルボート代は2000円だ。
さて、私は一昨年にこの白樺湖で行われるチャプターに出場し、準優勝1回を含む年間総合4位(全4戦、うち1戦は欠場)という結果を残している。とても相性のいいフィールドなので今年も全戦エントリーしてみようと考え、今回プラクティスのつもりで来たわけである。
この日は6時ごろ出船。久しぶりの白樺湖でさらにこの季節はあまり釣りをしたことがないので、シーズナルパターンを考えシャローメインの計画を立てて釣りを始めた(魚探の水温センサーを忘れたので水温が分かりません)。まず南部に位置するアウトレットに向かって岸沿いをチューブのジグヘッドで流していく。するとスグにバイト。レンタルボート屋さんのスグ南の岩場で25センチのバスがヒットした。釣れたことで気持ち的にホッとして再び釣りを再開。しかしその後はバイトはあるものの、非常に小さく、ノラない状態が続いてしまい、気がつけばアウトレットまで来てしまった。アウトレットではクランクやスピナーベイトなどで速い釣りを展開。スピナーベイトのスローロールで1本20センチをキャッチすることができた。そのあとは反応がなかったため、ソフトルアーにチェンジ。するとカットテールのノーシンカーで2本の20〜25センチのバスをキャッチ。とにかくほっとくのがキモだった。
そのあと徐々に北上し島周りでフォーチュンのノーシンカー(ネイルシンカー入り)で1本キャッチ。噴水沖でダウンショット(3インチグラブ)で1本キャッチ、とテンポよく釣り上げていった。ライトリグはすべてアプロードメタルレーザーの3ポンド。バスにラインの存在を極力知らせないよう努力することでバイトが多く取れたように思う。ルアーに関してはとくにこだわりがなくても良かった。
そしてさらに北上しインレット付近に到着。ここはスタンプが多く、ダウンショットなどでマスばりなどを使用し、あまりラインをたるませているとスグに根がかりしてしまうので注意が必要な場所だ。まずはスプリットショットリグでシャローからずる引きをしてみるがノーバイト。シャローにはいないかな?と思いシャローから初めてのブレイクがある場所にダウンショットをキャスト。すると2時間で4バイト4フィッシュ。ルアーは全てダウンショットで、ワームは3インチグラブとリトルスパイダーだ。
しかし、よく釣れるもののサイズはさっぱり。このチャプターでは25センチでそろえて30アップのキッカーを入れないとお立ち台は難しい。この日は30アップがないので良いプラクティスにはなっていないというわけだ。このまま釣り続けてもあまり意味がないと判断し、サイズの良いバスを求めてその他のシャローや沖をチェック。結果的にはシャローで1本30アップが目の前までルアー追って来たのを確認。釣ることはできなかったが、場所の選定はこれで考えやすくなった。トーナメント当日はシャローからコンタクトポイントにかけての釣りを作戦としこの日は終了。
白樺湖はクルマで3時間弱。諏訪インターを降りて40分くらいである。ちょっと足をのばせば行ける距離だ。景色も良いし、観光地なので釣り以外でも楽しめる場所である。皆さんもチャレンジしてみてはいかがだろうか。それではグッドフィッシング!(JBトップマスターズプロ 入谷高広)
目がコワイ。