釣行日
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1999年5月23日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
天候
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晴れ(少々花曇) |
風
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風は微風 |
状況
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表水温/18〜20℃ |
ルアー
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今回は5月23日の琵琶湖南湖を報告しようと思う。
コンディションとしては天候晴れ、微風、表水温/20℃前後といったところだ。
7時半出船。まず向かったのはアクティバ沖ウイードエリア&シャロー。まだ残っているプリスポーンバスをシャローで、そして体を休めている、もしくは回復して果敢にベイトを捕食しているアフターのバスを沖で広範囲に狙った。
するとシャローでまず40cm弱のバスをスピナーベイトのスローローリングでキャッチ。しかしシャローはこの1本のみで沖へ移動。沖ではハードルアーはバイトが少なく、ライトリグに関しては、ブルーギルのアタリが非常に多く、うっとおしい限りであった。しかしその我慢の中でポツポツとバスのバイトがあり、3本のバスをキャッチ。スピナーベイトのスローローリングとミードヘッド(グリーンパンプキンカラー)のダウンショットリグである。しかし最大でも40cm止まりとなり、ビッグバスパターンではない。
その後各アフタースポーンエリアを点々とし、ポツポツとバスをキャッチするが35cm止まりであった。
中でも木の浜3号沖ブレイクでは、ベイトが沢山いるのに関らずバスがいるのかいないのか、という感じで、30cmのバスを1本キャッチ(ネクストワンの1/2ozラバージグ。カラーはブラックブラウン。トレーラーはゲーリー4インチグラブでカラーはブラウン。これをリフトアンドフォール&ステイ)したのみで、私にはよく分からない状況だった。しかしウイードフラットとなれば小バス混じりの釣れ具合となり、南湖は全然バスが釣れないというわけでもないので、上昇傾向にはあるといえるだろう。
最後にディープホールへ向かう。昨年のこの時期はここで爆釣を何度も経験したのであるが、今年は昨年に比べて、ベイトが圧倒的に少ないというのが私の印象である。ここは回遊性のバスがほとんどで、ベイトの動きや量に左右される場合が多い。この日は30cm弱の小バス2本(ミードヘッド(グリーンパンプキンカラー)のダウンショットリグ)で終わってしまった。
今後の狙い方は、スポーンの疲れを回復させ、果敢にベイトを捕食している回復直後のバスが一番釣り易い。エリア的にはウイードエリアが有望なのだが、これからウイードの成育が沖へ広がっていくにつれてバスの動きも同じように沖へ向かっていくことを忘れないで欲しい。もうすぐ梅雨もやってくるので、ウイードエリアではその状態や種類、地形などをチェックしてバスやベイトが過ごしやすいエリアを見極めていきたい。キーポイントはキンギョモ……かな?
以上、「週刊つりニュース」掲載