釣行日
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1998年8月29日〜30日 |
場所
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滋賀県 琵琶湖 |
今回は8月29〜30日、琵琶湖への釣行を報告しよう。
この日は台風の接近で中止になるかという状況であったが、日頃の行ないが良いのか(?)台風の進路が琵琶湖を外れたことにより、ほとんどその影響を受けることなく釣りをすることができた。
また、今回私は次週にプロトーナメントが控えているため、2日間ともそのためのプラクティスとなった。
さて、まずは29日。先週の釣行で湖は秋にどんどん近づいていることを知ったことからバイブレーション、スピナーベイト、クランクベイト、フォローにジャンボグラブのテキサスリグをセットした男の釣りを展開することにした。しかも南湖の南エリアのみに絞った釣りだ。
最初に入ったのは北山田。皆さんも行けば判るだろうが、はっきりいってアングラーが多すぎる。昨年の人気エリアということもあるが、プレッシャーで完全につぶれているのかあまり釣れていないようだ。それもほとんどのアングラーがライトリグでチマチマやっている。きつい言葉かもしれないが、もっと季節やエリア、ルアーの選定などさまざまな要素を絡めた考えるバス釣りを展開してほしい。ライトリグが釣れるから聞いて、それに固執していないだろうか?
私は少しそこから離れたエリアで釣りを始めると、案の定サイズはともかく、入れ食い状態になった。バイブレーション、スピナーベイトオンリーである。皆さん!もっと楽しい釣りをしようよ!
で、次にやってきたのは浜大津沖のウイードエリア。ここではスピナーベイト(ポパイのワイヤード)で40?弱のバスをキャッチ。またライトリグに変更し、ジグヘッド(クリンクルカッツ3インチ)でも30cmクラスをキャッチすることができた。
そのあとディープホールに入る。しかし、全く釣れない。釣れるのは小バスだけだ。
次に私にしては珍しく下物南エリアに入る。数投キャストして「だめかな?」と思った時にかすかなアタリ。すかざず合わせるとビッグバス特有の重い引き。5分以上の格闘後バスのシルエットが見えてきた。ただそれは50cmとかいうサイズのバスではないと容易に判断出来るほどのもので、私の体全体にグッと力が入った。しかし!その直後グーッと強い引きとともに深く引っ張られ、痛恨のラインブレイク。一気に力が抜けた。今年はこれが非常に多い…。まあ一応そのリグをここに書いておこう。リグはヘビーダウンショット、ワームは下野プロ考案ポパイのドロップショットワーム。カラーはスモークプロブルー。着底後、しばらくポーズをとりちょっとシャクリ(リアクション)をいれた直後のバイトである。
そのあとは他のエリアを点々とし、ロッドオフ。この日は明日のプラクティスに大変役立つものとなった。
そして迎えた30日。この日は南湖全体をまわることにし、アングラーの集まる場所をチェックしながらの釣りとなった。北山田、近江大橋北、浜大津、赤野井でキーパーをキャッチ。すべてスピナーベイトだ。泳層を変えてやることでコンスタントにキャッチすることができた。
その後井筒沖でカットテールのジグヘッドでナイスフィッシュをキャッチ。そしてアクティバ沖、木の浜2号沖のブレイクでそれぞれキーパーをキャッチ。なかなかの結果を得ることができ、来週への弾みとなった(ごめんなさい。この日は超ウルトラ真剣モードのため、あまり細かい解説はできません。来週のトーナメント後にしっかり報告します)。
ちなみにアングラーは北山田、木の浜に集中。しかし私としては西岸エリアで北方面の方がコンディションは良いと感じた。特に北山田以南は大変水が悪い。良い結果を得るのは難しいだろう。
では皆さんんも良い釣りを…。