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くろますなヒト
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釣行日
1997年2月3日
場所
滋賀県 琵琶湖
天候
晴れ時々曇り
時折強く吹いたが、のちに弱まる

 2月23日、2日前から降り続いた雪がまだ残る琵琶湖。当日は朝のうち風が時折強く吹いたものの、のちには風も弱まり、天候は晴れ時々曇りといったところである。

 雪道の状態も考え、朝は5時前に名古屋を出発。ところが以外と雪の影響も少なく、順調に琵琶湖までたどりついた。

 朝9時ごろにバスボートを湖面に降ろし、釣りを始めた。またこの日は、1週間後にトーナメントがあるため、そのプラクティスとなった。水温は6度前後と非常に冷たく、まだ湖は冬のように思える。

 しかし、この時期になると、時折おとずれる春の陽気に反応して、産卵のためにシャローを見据え、近くのブレイクにある障害物につくバスが必ずいる。今日は、春のパターンと冬のパターンをためして、どちらが1週間後有効になるか見定めようとした。

 まずは、駐艇しているマリーナに近い北山田の一文字を攻めようとしたが、風の影響と水温の低さを考慮し、パス。そして午前中は風の影響の少ない、東岸のマリーナとその周りや沖の障害物を狙った。

 まずはビワコロッジ前。有名なあの杭の周りには他の釣り人が沢山いた。私は沖にある障害物をクリンクルカッツジグヘッド、ラバージグで狙ったが、ノーバイト。杭も狙うが、プレッシャーと前日までの冷え込みもあり、ノーバイト。食いはすこぶる悪い様子である。

 次にヤマハマリーナで、桟橋や鉄柱を狙うが、ここでやっとキーパーサイズには満たないが20センチほどのバスがクリンクルカッツでヒット。しかし季節のパターンには当てはまらないサイズなので不満が残る。そのあとはバイトなし。井筒マリーナへ移動した。

 このマリーナも先行者が多く、とても釣りづらい状況だったので数投して移動。

 次にやってきたのは、ロータリーピア。ここも先行者がいたが空いているところから狙う。ただバスのいる場所が、マリーナの深い側なのか、浅い側なのか、どちらとも言えぬ状況。しかしこの前日からの冷え込みを考えるとバスは、障害物にぴったりとついている可能性が高いと考え、深場をひととおりやったあと桟橋などの周りを狙う。そして桟橋で35cmのバス(オス)がクリンクルカッツジグヘッドにバイト。バスはやはり障害物の少しでも密集したところで、じっとしていたようである。それも雪代が流れてきたのか、底からほんの少し上でサスペンドしていおり、バイトもほんのかすかなものだった。このあと同じような条件のところで1本とったあと移動した。

 このあと名鉄に立ち寄り、風もやんできたので、ヤンマー、木ノ浜、赤野井、北山田と狙うが、時折小さなアタリはあるものの、バイトに至らず、というところで、今日は終了した。

 結局今回はパターンはあまりはっきりせずに終わってしまった。特にメスの居所がはっきりしなかったのが心残りである。もしトーナメントで良い結果がでたらまた紙面で報告しようと思う。

以上、「週刊つりニュース」掲載

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