2009年7月26日(日)、20名のアングラーが集まり、愛知県唯一の天然湖である油ヶ渕を舞台に「2009ランカーズ第5戦エコギアカップ」が開催されました。ランカーズ戦は1997年から始まり、毎年3月から11月まで毎月開催されるショアトーナメントです。ローカルアングラーズクラブ「ランカーズ」が主催し、学生から社会人まで幅広い年齢層が参加しています。レギュレーションは25cm以上3本の合計長寸で競いあい、毎月の大会ごとの表彰のほか、ポイントランキングによる年間チャンピオンを決定し、年間上位はなんとバスボートでの琵琶湖ガイド一日券が副賞として贈られます!!
トーナメント当日の朝はくもり。南東の風が少し吹く程度でしたが、日中は強く吹くという予報でした。これまでのデータから見ると、南向きの風が吹く日は釣果が厳しいことがわかっています。今回も厳しい釣果が待っているのでしょうか?でもそんな悪コンディション下でも好材料がありました。トーナメント前日までの4日間、連続で釣れ続いているという情報と前日に釣れた55cmの情報が流れていたからです。みなさん、厳しいながらもすでに戦略は絞っている様子でした。
そこで参加者の狙いを聞いてみると河川の攻略がポイントとなっているとのことです。例年河川で爆釣するタイミングがちょうどこの頃からで、たしかに水位が上昇し水の流れも強くなっていました。そうなると、河川にバスが昇ってくる傾向がこの油ヶ渕にはあるんです。とは言えトーナメントは独特の緊張感があります。あたりまえですが、実際にバイトしてもキャッチできるかどうかで勝負は決まります。それに今は夏。河川云々ではなく、気温の上昇とともに水温の上昇も考慮に入れると勝負は朝イチの短時間勝負ということもあり得ます。緊張のなか、開始時間となる6時、選手は思い思いの場所へ向かいました。
すると7:10、ウッシーちゃんが見合橋付近で、スイングインパクト(カラーはワカサギギャンバー)の1/16ozジグヘッドで25.5cmをキャッチ。ウッシーちゃんは、まず見合橋の下からスタートし、徐々に西へ移動。途中で2本のバスをクランキングでバラしてしまったあと、今度は見合橋から東へ移動しました。そしてその付近にある舟だまり付近をスイングインパクトのファーストリトリーブで壁際をリーリング。すると、15cmから20cmくらいのシーバスが追ってきたそうです。そこでさきほどの連続バラシのこともあって、気分転換に少しシーバスを釣ってみようとキャストしてみると、シーバスではなくバスがバイトしてきたとのこと。もともと本湖で一番くびれた部分がこの見合橋付近です。やはり一級ポイントは、毎大会実績を残していますので、魚のストックが保証されているようです。ウッシーちゃん、おめでとうございます!!
Oちゃんが惜しくも逃がした魚
このあとは、惜しくもノンキーパーだったり、ランディングしたのに手を離してしまって逃がしてしまう人もいたりで、なかなか吉報は届かきませんでしたが、10:20昨年度年間優勝の祥君がこの沈黙を破りました。