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横山的・黒鱒釣競技生活
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釣行日
2005年2月20日(日)
場所
奈良県 池原ダム
天候
曇り
時々強風
状況
満水より15m程減水、緑白色濁り、水温8〜9度
釣果
ノーバイト・ノーフィッシュ
ルアー
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池原はもう春だった・・・
〜奈良チャプター第2戦in池原ダム〜

 今回は今年第二戦目となる奈良チャプターに出場するために奈良県・池原ダムに行ってきました。記念すべきレポート第1回目となった奈良チャプター第1戦で屈辱のノーフィッシュを味わった釣競技生活人・横山は和歌山県・七川ダムでイメージトレーニングを重ねここ池原ダムに乗り込んだ訳ですが、さてどうなりました事やら・・・・。

 前回に続き今回も都合で試合前日の夜中に現地入り。前日プラに入っているアングラーの車ですでに会場のY企画は一杯で前回の釣行の七川ダムでの貸し切り状態とはえらい違い。やっぱり池原は人気あんねんなー、と思ってしまう。
 それもそのはず、この奈良チャプターの参加者はかなり熱く、前回の試合の時にも上位入賞者が6日間プラに通った!! という話をされていたのだ。

 ラッキーなことにボート昇降機近くのベストポジションに車を停める事ができ、疲れていたのでそのまま瞬間的に眠ってしまった。

 で、目を覚ましたのがAM6:30、受付開始30分前!!

 カートッパーの私はダッシュでボートをセッティング。あーホントにボート昇降機の近くに停められて良かった! なんとか最後に受付を済ませ、スタートカードを引くとなんとビリスタート。前回は1番を引いたのに・・・残り物に福は無かったです。

 今回から全てのチャプタートーナメントがエコ・タックルルール。まだまだ“使えるモノ”が少ないが、まあ参加者全員がイコール条件ということであんまり気にしてないです(2004年エコワールドチャンピオン・瀧本サンによると“気にしたら負け”だそうです)。全員がスタートしたあと、最終スタートで目をつけていた備後筋までロングドライブ!!

 狙いは川筋のベンド部に絡むディープ・フラット。魚探を頼りに該当する地形を探すが備後筋は急傾斜な地形が多く、見つからないまま上流へボートを進める。
 ベンドが連続する地形が現れ、ティンバー(立ち木)やスタンプ(切り株)の入っている一見良さそうな場所もあるがどこも一気に15〜20mまで落ちる急傾斜地形。しかたなくしばらくシャローのカバーにスピナーベイトとテキサスリグを撃ちながら上流方向に流していく。
 すると、とあるベンド部でプチ船団(7艇ほど)を発見。シャロー撃ちを続けながら様子をみているとやや沖目をライトリグで探っているようだ。

 そのうちの1艇がヒット! どうやらバスのようだ。

 さすがに近くで釣りは出来なかったので船団のあるベンド部の岬上流側に入りエコ・メタルジグ3/4オンスでバーチカルジギングしてみる。岬部の地形を魚探で確認するとかなり急傾斜。
 下流側の船団に目を移すとなんとまたヒットしている。どうやらやはりライトリグのようだ。そこで重めのダウンショットリグに変え15〜18m付近を探ってみるがこちらは全くの無反応。

 競技時間も短いので、こうなったら1日あの船団の釣りを観察してやる、と思ったがしばらく船団側も竿が曲がらない。岬側(こちら側)に魚が廻ってこないかな、と思ったとたんまたまた船団の1艇がヒット。
 ファイト中にもう1艇がヒット! なんとダブルヒットのようだ。続けて別の船にもヒット!!
 間違い無い!あの船団の場所にはフィーディングスポットになるようななんらかの地形変化があり、そこにバスが廻ってきたタイミングのみ口を使うんだ!!
そう確信したので条件の良い別のスポットを探すため移動を決意、上流にバウを向けた。

 さきほどのベンド部から1つ上流側のベンドに到着。ドラッギングしながら地形を確認するとかなり沖まで10mフラットが張り出している。風がかなり強まってきたのでライトリグからメタルジグにチェンジ、フラットから落ち込みのエッジをジギングするが無常にもノーバイト。ベンド部アウトサイド側にある立ち木群にもメタルジグを入れ込むがここでも無反応だった。

 帰着時間が迫る中、前のエリアまで戻るとすでに船団は帰着に向かい帰っていた。釣りをする時間は無かったが、せめて地形がどういうふうになっているのか調べようと思い魚探を見ると“あの”プチ船団スポットはベンド部・岬から離れているにも関わらずしっかり8mフラットを形成していた。それ以上は時間が無くよく判らなかったが「よくこんな場所、見つけたなあー」と感心してしまった。

 いよいよ時間が無くなり廻りには1艇、高馬力の大型アルミボートのみ。対して釣競技生活人・横山のアルミボートは9.8馬力。逆風の中果たして帰着に間に合うのか・・・・(といってもノーフィッシュなんですけど・・・)。・・・なんとかギリギリ間に合いました。波を被りもう防寒着がベチョベチョです。

 目の前で5本も釣られたわりにはウェイイン会場は賑わっていない。やはりあそこはハニースポットだったようだ。そこに地元・下北山村在住の山岡君が登場。どうやら2本のグッドサイズを持っているようだ。話を聞くと下流・平成の森エリアをメインにヒットルアーはなんとシャロークランク!!ウェイトは?と聞くと謙虚な山岡君は「1800g位です」と答えるが検量してみると2380g!! そのままそのウェイトを超える人は無く、優勝決定!!

 4位には前回、同船者の藤田さんに1800gのビッグフィッシュを釣られたZPI北山プロが執念の上位入賞を果たしました。

 備後筋の船団エリアのバスはサイズがそれ程良く無かったらしく上位には絡んできていないようでした。

 今回の優勝パターンは水温の上がりやすいエリアでのシャロークランク。いち早く春を意識したビッグフィッシュ・パターンでした。しかし他はやはりミドル〜ディープの冬パターンで、やはり優勝するには人とは違うスペシャルなパターンを見つけなくてはいけないことを実感しました。

 奈良チャプター、池原ダム2連戦では残念ながらウェイイン出来ませんでしたが色々勉強になることがあり、なによりプロ戦開幕前に“試合慣れ”しておくという点では出場して良かったと思っています。

最後に、
あ〜、でも勝ちたかったなあー。
(そんな甘くないって!)

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