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横山的・黒鱒釣競技生活
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釣行日
2007年4月21日(土)〜4月22日(日)
場所
山梨県 河口湖
天候
両日とも晴れ(昼前からは強風)
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水温
約12℃
釣果
初日 2本・1134g 16位、二日目 ノーフィッシュ  総合第30位
ルアー
Snipe Vacuum 1.5in(ショートダウンショット)

またノンキー!? キーパーサイズの厚い壁!
…マスターズイースタンリーグ第1戦in山梨県 河口湖

 TOP50シリーズに参戦できることになった本年度、もちろん今まで参戦してきたマスターズシリーズにもエントリーいたしました。昨年度からイースタンとウエスタンの2リーグに分割されたこのシリーズ、昨年度はその両方にエントリーし運良く総合年間2位を獲得できたのですが、今年は両リーグが同日開催のためTOP50シリーズの日程の兼ね合いもありイースタンリーグにエントリーいたしました。

 マスターズイースタンリーグは年間4戦、河口湖・桧原湖・霞ヶ浦・野尻湖と東日本の毎回タイプの違う湖で転戦していくシリーズです。

 シリーズ第1戦の河口湖戦は同じく河口湖で開催されたジャパンスーパーバスクラシックの2週間後に開催です。しかしルールはクラシックから大きく変わって30cm以上がキーパーサイズに、バッグリミットは5本です。

 クラシックでメインに狙った放流バスのほとんどが30cm以下だったことから、サイズの望めるネイティブ狙いでプラを進めていきました。
 が、しかしこれが全く釣れません。クラシックのプリプラ時から有効で本戦でも上位組のほとんどが実践していた「シラウオパターン」は一部のキモを分かっている人のみに釣れて、分かってない私は全く釣れません。ずっと練習しても全くの無反応、デカバス(ほとんど45cmオーバー!)はウヨウヨ見えているのに・・・。おまけに連日の強風でリグのコントロールも難しく、ミノーやシャッドなどのハードルアーに替えてみても放流とちびネイティブしか釣れません。鵜ノ島東でやっときたーっ! と思っても、

 ・・・巨大ヘラブナ、ミノーばっくり食べてますけど・・・。ロイヤル前台地で今度こそっ! と思っても、

 ・・・でっかいニジマスでした。相変わらずの外道ゲッターっぷりです(笑)。そんなこんなで全くキーパーを触れないままマスターズ第1戦の当日を迎えました。


 スタート後、向かったのは通称JB桟橋。前日プラでもやはりキーパーサイズは釣れなかったのですが、何本か再放流のノンキーを釣り、キーパーあるかな?サイズの放流と45アップのネイティブが見えていたので、この日はまず遠めからノーシンカーワームでアプローチ開始です。と、1投目のフォール中すぐにヒット!しかもキーパーあるかな?サイズ、慎重にネットランディングしスケールに当ててみると30cmに僅か1mmほど足りません・・・。残念ですがリリースし、そのままノーシンカーでアプローチしチビネイティブのノンキーを1本釣ったあと、桟橋に近づきバキュームのショートダウンショットで桟橋の内側を狙います。さらに2本釣りますがいずれも28〜29cmのノンキー・・・前日いたデカバスも現れません。桟橋を離れロイヤルワンド内の放水口に来ると前田プロが連続ヒット、しかしやはりノンキーみたいです。

 そのまま西川溶岩岬に入ります。ここには選手のボートも多く、沖の岬尾根狙いとシャロー側のサイトフィッシング組に分かれていました。シャロー側に入り水中を凝視し、沢山いるバスからキーパーサイズありそうなバスを片っ端から狙い、喰わしていきますがやはり29cmちょっとばかり・・・測ったように放流バスは30cmないのばかりです。

 ロイヤル前に戻ると前田プロがヒット中、いつもの丁寧なランディングでネットイン!なんと貴重なキーパーサイズを手にしたようです。

 ここから放流を数釣りキーパーを当てる作戦か、あるいは釣れればデカいネイティブ狙いか迷いが生じてきました。プラで全く釣れなかったネイティブを狙いに大橋をくぐり、信号下エリアに入るといきなり強風になり全く釣りにならないまま橋内に退散、残り時間30分あまりでもう一度西川溶岩帯に。

 溶岩の影にバスを発見、バキューム1.5inのショートダウンショットを落とすとヒット! がジャンプ一発でバラしてしまいました・・・。もしかしてキーパーあったのでは?同じ場所に戻ったそのバスを同じルアーでじっくりシェイクで喰わせにかかるとパクッとルアーを吸い込みました! 今度は慎重にやり取りしランディング、微妙なサイズでしたがスケールにあてると30cmのラインを僅かに超える待望のキーパーサイズ!! この時点でかなり嬉しかったのですが、さらにもう一匹を探します。すぐ近くに同じくらいのサイズを発見、慎重にバキュームを落としロングシェイクでやっとバイト!よく走るバスでしたがなんとかネットイン、これもキーパーサイズ!! 時間も無いこと、同じエリアで2本のキーパーが獲れたことから明日はここからキーパーサイズを拾っていく作戦にして帰着に向かいました。検量結果は2本で1134g。

 マスターズ第1戦・初日は16位からのスタート!この日キーパーを釣るのはかなり厳しく、参加184人中28人のみの検量になったようでした。


 明けて4月22日、マスターズ第1戦・二日目の朝です。

 初日はウエインに成功したほとんどの選手がネイティブのグッドサイズが1本という結果でしたが自分はネイティブに関して全く見えていない状況。この日も放流の中から良いサイズを釣りキーパーを混ぜる作戦でいきました。

 まずは前日にキーパー2本を上げた溶岩ワンドのシャローに入り、バスを探します。が、前日からのプレッシャーか朝の冷え込みからか、全くバスは見えなくなっていました。溶岩の隙間やくぼみにルアーを撃っていきますがなかなか釣れず、釣れても明らかなノンキーばかり・・・。この日は岸釣りアングラーも多く、なかなか思うようなポジションに入ることができません。そうこうしていると目の前の溶岩の割れ目から50cmアップはあるビッグバスがフラフラ〜っと現れました。ガリガリ、ボロボロですが明らかなビッグバスの出現にこれを狙わない手は無いとビッグバスの行動を観察、するとフラフラしているバスがある岬の先端のテーブル状の岩で必ずしばらくステイすることが判りました。

 その岩に先にルアーを落とし、バスが廻ってきたタイミングで岩陰からルアーを現すと一瞬でバイト!しかしテール部を甘噛みしていただけのようでスッポ抜けてしまいビッグバスもどこかへいってしまい戻ってきませんでした・・・。

 この日はやはり沖側にバスは移動していたようで水温が上がってくるタイミングで溶岩岬の先端付近にボートポジションをとっていた選手がキーパーサイズを連続ヒットさせているのを目の当たりにし、こちらはビッグバスに時間を掛けたことと放流キーパーの動きが読みきれずに時間も迫り残念ながらノーフィッシュに終わってしまいました。

 二日間キーパーサイズをもちこんだ選手は僅か7名。やはりクラシックからの流れのシラウオパターンが今回も生きていて、優勝の五十嵐プロをはじめ上位入賞者はこのパターンでビッグネイティブを仕留めていました。

 今回、私の総合順位は30位。全く見えていなかったプラからすると上出来の順位ですが、何度かあったチャンスをものに出来なかったことはちょっと反省の試合でした。

 また、ご存知のようにこの試合後の2007年5月1日から河口湖でのソフトルアーを使った釣りが禁止になりました。ワームが使える最後の試合、できれば自作ワームを使っての上位入賞がしたかったのですが・・・まあ、でも今回はいつもつまずく開幕戦で釣ってこれただけでも上出来ですね。

 最後にクラシック〜マスターズ第1戦の間バッテリー充電やお風呂などでお世話になった河口湖在住のコバちゃん、いろいろ情報や河口湖ロコの釣りを教えてくれたガイドの足立くん、どうもありがとう!

 今年も目標はA・O・Y(アングラーオブザイヤー)、諦めずに全力で頑張ります!!

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